出典 : @mackey_norimaki

副菜からメインまで!スパイシーな香りと風味がたまらない黒胡椒のおいしい活用術

ぴりっとした辛味と刺激的な香りが特徴の「黒胡椒」。料理の仕上げに加えたり、ラーメンに振りかけたりとアクセントに使うことが多いですよね。実は黒胡椒は臭み消しにも向いていて、肉料理や魚料理との相性が抜群なんです。ほかにもおいしい使い方がいっぱい!そこで今回は副菜からメインまで、黒胡椒を活用したおすすめレシピをご紹介します。

黒胡椒たっぷりで召し上がれ!

カブと生ハムのサラダ

やわらかな食感と旨みで、前菜やおつまみにぴったりの生ハム。塩気の強い生ハムは、黒胡椒だけのシンプルな味付けが良く合います。

@sacchoringさんがキャンプで作ったサラダもとてもおいしそう!

かるく焼いたカブと生ハムに
オリーブオイルと黒胡椒 ピンクペッパーかけただけのサラダ𓈒𓏸𓐍𓌉𓌉𓌉

出典:Instagram(@sacchoring)

焼いたカブは甘みが増して、生ハムとの相性も抜群! オリーブオイルを加えることで、しっとりまろやかにまとまります。

見た目もおしゃれで、おもてなしにも重宝しそうですね。

粉ふきかぼちゃ 粉チーズ黒胡椒味

かぼちゃの甘みとホクホク感が楽しめる「粉ふきかぼちゃ」。作るとなると和風の味付けにしがちで、マンネリになっていませんか?

新刊『おいしいがとまらない!魅惑のレシピ』(KADOKAWA)も好評のTesshiさん(@tmytsm)は、粉ふきかぼちゃを粉チーズ&黒胡椒で味付け。

かぼちゃ1/4個、水から塩ゆで、お湯を捨て弱火で鍋をゆする、粉チーズ大2、黒胡椒

出典:Instagram(@tmytsm)

かぼちゃの甘さにチーズの塩気がよく合い、黒胡椒のぴりっとした辛味がおいしさを引き立てます。

お酒にも合うので、今夜のおつまみにいかがでしょうか。

黒胡椒風味のたたきごぼう

晩秋から冬に旬を迎える、ごぼう。この時期のごぼうは、香り豊かで食感の良さも際立ちます。

@gourmet_ouchigohanさんは、たっぷりの黒胡椒を使ってパンチのある一品に。ごぼうの旨みと黒胡椒のスパイシーな風味が絶妙にマッチして、食がどんどん進みます。

また、春から初夏はやわらかくて上品な香りの新ごぼうが旬になるので、食べ比べてみるのもいいですね。

材料(作りやすい量)

・ごぼう……2本(350g程度)
・黒胡椒…大さじ1~1.5
・白ごま……大さじ3
・水……2と1/2カップ
・酒……大さじ1
・塩……小さじ1/4
・醤油……大さじ2
・みりん……大さじ2

作り方

1. ごぼうはたわしでこすり洗いして7cmの長さに切る(太ければ四つ割りにする)。水に5分間さらして水気を切る。白ごまはフライパンで弱火でサッといる。すり鉢に入れ、すりこぎで八分ずりにしてボウルに入れる。

2. 鍋にごぼう、水、酒、塩を入れて中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして13分間煮る。ざるにあげ、温かいうちにすりこぎなどでたたいて割る。

3. 醤油、みりんを小鍋でひと煮立ちさせ、1の白ごまのボウルに加えて混ぜる。2のごぼうを加えて和え、仕上げに黒胡椒を合わせて完成!

レシピ出典:Instagram(@gourmet_ouchigohan)

菜の花とベーコンのペッパーサラダ

ほろ苦い味わいの「菜の花」は、春限定の味覚。旬が短いので、逃さず味わいたいですよね。

@mackey_norimakiさんは、お店で菜の花を見かけるとつい買いたくなるそうで、こちらのガーリックを効かせたペッパーサラダは好きなレシピの1つなのだとか。

菜の花のほかに必要な食材はブロックベーコンだけ。ベーコンの調理はレンチンでもOKで、さっと作れて作り置きもできちゃう優秀な一品です!

ガーリック×粉チーズ×粗びき胡椒の組み合わせは鉄板のおいしさで、いくらでも食べられてしまいそうですよ。

材料(4人分)

・菜の花……1パック(100g)
・ブロックベーコン……50g
・オリーブ油……小さじ1

【A】
・マヨネーズ……大さじ1と1/2
・おろしにんにく……小さじ1/3
・粉チーズ……大さじ1
・粗びき胡椒……適量

・塩……適宜

作り方

1. 菜の花は茹でておく。ブロックベーコンは4mmの棒状に切って炒める。

2. ボウルにAを混ぜ合わせる。

3. 21を加えて和え、味を見て必要であれば塩を加えて混ぜる。器に盛り付け、お好みで分量外の粉チーズと粗びき胡椒をふる。

レシピ出典:Instagram(@mackey_norimaki)

作り置き*菜の花とベーコンのペッパーサラダ by 藤本マキ | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

粗びき胡椒たっぷり♪串なし塩焼き鳥

居酒屋さんの人気メニューの「焼き鳥」。おうちで作って、居酒屋気分を楽しみませんか?

@mackey_norimakiさんのレシピは、下味をつけたらフライパンで焼くだけ。串なしなので作りやすく、食べやすさも抜群です。

たっぷりと振りかけた粗びき胡椒が食欲をそそり、ビールもぐいぐい進んでしまうはず!

材料(2人分)

・鶏もも肉……300g

【A】
・塩……約小さじ1/3
・胡椒……適量

・長ねぎ……1本
・ししとう……12本
・酒……大さじ1
・粗びき胡椒……適量(たっぷりめ)
・ごま油……適量

作り方

1. 鶏もも肉をひとくち大にカットし、ポリ袋に入れてAを加えてもみこみ20~30分置く。長ねぎは2.5cmに切り、ししとうは包丁で2カ所ほど切り込みを入れる。

2. フライパンにごま油を中火で熱し、鶏肉を広げ入れる。2分ほど遅れて長ねぎを加えてそのまま1分放置し、中身を返してししとうを加える。

3. 鶏肉に焼き目がついたら、火を少し弱めて酒をふり、蓋をして1分半~2分蒸し焼きにする。粗びき胡椒をたっぷりふり、さっと混ぜて火を止める。

レシピ出典:Instagram(@mackey_norimaki)

粗びき胡椒たっぷり♪串なし塩焼き鳥 by 藤本マキ | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

鮭とブロッコリーの黒胡椒ガーリック炒め

鮭はシンプルに焼くだけでもおいしいけれど、ちょっと物足りなく感じるときも。

@kaana57さんの「鮭とブロッコリーの黒胡椒ガーリック炒め」は、バターとにんにく醤油、黒胡椒で味付けしたパンチのある味わい。

ごはんもお酒も進むうえ、冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったりなんです。

また、ビタミンCを多く含むブロッコリーと合わせることで、強力な抗酸化作用も期待できちゃいますよ。

材料(4人分)

・鮭(切り身)……3切れ(300g)
・小麦粉(薄力粉)……大さじ2
・ブロッコリー……1房
・ガーリックパウダー……小さじ1/2
・醤油……小さじ1
・塩胡椒……少々
・バター(マーガリンでもOK)……15g
・黒胡椒……少々

作り方

1. ブロッコリーは小房に分けて熱湯で約2分茹で、ざるにあげてしっかり水をきる。

2. 鮭(切り身)に塩(1つまみ・分量外)をふって少し置き、水分が出たらペーパータオルで水気をふく。

3. 食べやすい大きさに切り、塩胡椒をふって小麦粉(薄力粉)をまぶす。

4. フライパンにバター(マーガリンでもOK)を熱し、中火で鮭を両面焼く。

5. 火が通ったらブロッコリー、ガーリックパウダー、塩胡椒を加えて炒め合わせる。

6. 火を弱めて醤油を回しかけ、ざっと混ぜ合わせて火を止める。器に盛り付け、黒胡椒をふる。

ポイント

・食材の余分な水分をとっておくことでおいしく仕上がります。

・醤油は風味が飛ばないよう弱火にしてから回しかけ、ざっと混ぜ合わせたらすぐ火を止めます。

レシピ出典:Instagram(@kaana57)

鮭とブロッコリーの黒こしょうガーリック炒め by 佐藤 加奈子(kaana57) | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

生ピーマン 牛肉の黒胡椒炒めのせ

ピーマンは炒め物などで加熱して食べるイメージがありますが、生でもおいしく食べられます。

@japanese.fermentedfoodsさんは細切りにしたピーマンに牛肉炒めをのせて、ボリューム満点な一品に。

ピーマンはカットした後、氷水に15分程度つけておくと、シャキシャキとして甘くなるのだとか。

濃いめの味付けで炒めた牛肉に黒胡椒をたっぷりとかければ、食べる手もビールも止まらなくなること請け合いです!

材料(2人分)

・ピーマン……4個
・牛肉……230g(細切れで良い)
・オイスターソース……大さじ1
・醤油……大さじ1/2
・砂糖……小さじ1
・酒……大さじ1
・粗びき黒胡椒……小さじ2
・にんにく……1/2片
・ごま油……大さじ1
・片栗粉……大さじ1/2
・水……大さじ1と1/2

【A】
・ 粗びき黒胡椒……適量

下準備

・ピーマンを洗いワタ、種を取り細切りにし、氷水(材料外)に10~15分つけておく(臭み苦味が取れシャキッと甘くなる)。

・にんにくはすりおろしておく。

作り方

1. 牛肉は食べやすい大きさに切る。オイスターソース、醤油、砂糖、酒、粗びき黒胡椒、にんにくを混ぜ合わせたものに牛肉を入れ揉み込む。

2. フライパンにごま油を入れ中火で熱し、牛肉を入れ炒める。火が通ったら片栗粉を水で溶いたものを回し入れ、軽く炒め合わせる。

3. ピーマンの水気をよく切り皿に盛り付け、上から牛肉をのせる。Aの粗びき黒胡椒をお好みでかける。

レシピ出典:Instagram(@japanese.fermentedfoods)

あま〜いシャキシャキ生ピーマン 牛肉の黒こしょう炒めのせ by えりの食卓 | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

カチョエペペ

イタリア・ローマの名物パスタ料理「カチョエペペ」。

イタリア語でカチョ(cacio)はチーズ、ぺぺ(pepe)は胡椒と言う意味。その名のとおり、パスタをチーズと胡椒で和えただけのシンプルな一品です。

「おいしくするには必要以上に火を入れない事も大切ですが、自分好みなペコリーノロマーノを見つけておくことが最重要です」と@ks_kitchen335さん。

ペコリーノロマーノとは、羊のミルクを原料とした硬質なハードタイプのチーズのこと。羊のミルク独特の甘い香りで、クリーミーなソースに仕上がります。

食べれば、「チーズと胡椒だけでこんなにおいしいのか!」と驚くはず。@ks_kitchen335さんのレシピを参考にぜひ作ってみてくださいね!

作り方

1. ソースに使うペコリーノロマーノを削っておく。

2. フライパンに粗びき胡椒(できれば挽きたて)とパスタの茹で汁を少し入れて、ソースに黒胡椒の香りを入れ込む。完成時のいい感じのソースの量を目指して煮詰めておく。

3. パスタが茹で上がる直前に12へ。なるべく加熱しないようにしながらしっかり溶かし込んで火を止める。

4. 3へパスタ投入、しっかり混ぜ合わす。

5. 盛り付けたら最後に追い黒胡椒と追いペコリーノロマーノをして完成。

黒胡椒で体がぽかぽかに!

黒胡椒は料理をおいしくするだけでなく、冷え性さんにうれしいパワーが。

胡椒の辛味成分ピペリンには、血管を広げて血流を良くする働きがあります。体の末端まで血が巡るようになり、冷え性の改善に役立つんです。

体の冷えが気になる方は、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

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