旬の食材で体もキレイに!今すぐできる野菜の「パワーフード」の取り入れ方

少し前からよく耳にするパワーフード。色々な定義がありますが、私自身は「旬のもので、栄養価が高く、食べるとパワーが出るもの」と考えています。お肉をパワーフードと呼ぶ人もいますが、ここでは栄養価の高い野菜を集めました。

アボカドとバジルのグリーンガスパチョ

パワーフード:アボカド、ナッツ、ザクロ

ガスパチョといえば、トマトとパプリカをベースに作る赤い冷製スープですが、
今回は緑の野菜で作ってみました。栄養の詰まった「森のバター」アボカドは我が家の冷蔵庫に欠かすことのできない、一番のパワーフードです。

カットしたアボカド、きゅうり、バジル、冷やしておいたベジブロス(野菜のお出汁)、レモン汁、塩をブレンダーに投入して混ぜるだけ。あっという間にできる濃厚な冷静スープです。トッピングは砕いたアーモンド、ピスタチオ、そして出回り始めたばかりのザクロ。

ザクロには、血液浄化、自律神経やホルモンバランスの調整、悪玉コレステロール減少効果、美肌効果、抗酸化作用などがあり、何より女性嬉しい「植物性エストロゲン」を豊富に含んでいます。手に入る期間は8月の終わりから11月と短いので、見つけたら積極的に食べるようにしています。

無花果とモッツレラ、イタリアンパセリのサラダ

パワーフード:無花果

「好きな果物は何?」と聞かれたら真っ先に無花果を挙げます!あの独特の食感、種のプチプチ感、そして優しい甘さが大好き。お菓子にもサラダにもお料理にも使えるところもお気に入りです。栄養価も高く、ザクロと同じく抗酸化作用があり、植物性エストロゲンも豊富に含んでいます。

原産地は今で言う中東。生で食べる他、干したものを煮込み料理に使うので、マーケットでは日本の干し柿のように紐に通した干し無花果が山積みで売られています。デーツやアプリコット、プルーンやレーズンなどいろんな乾物が並んでいますが、やっぱり無花果は人気だし、高価です。

どうやって食べても美味しい無花果ですが、私はやっぱりそのままかサラダで食べるのが好き。四つ切りにした無花果と手で裂いたモッツレラ、採れたてのイタリアンパセリ、ピンクペッパーを軽く和えました。

これはマルピーギ社のSaporosoというバルサミコ酢。イタリア、モデナ産のぶどう果汁を煮詰めた後、木樽に移し替えて6年間熟成させてあります。酸化防止剤カラメルなどの添加物は不使用。天然のポリフェノールが抗酸化の働きをしてくれるオーガニックなバルサミコです。

今まで色々なバルサミコを試してきましたが、これが一番フルーティーで美味しい。ホームパーティーの時に友人がお土産として持って来てくれて以来リピ買いしています。

夏が終わって、無花果のシーズンもあとひと月ほど。みなさんラストスパートですよ!

トムヤムトマトのカペリーニ

パワーフード:トマト、唐辛子、パクチー

トムヤムペーストとトマトをブレンドしたソースでカペリーニにしてみました。ピリ辛の唐辛子とレモングラスの爽やかな酸味のきいたソースが冷たいパスタにぴったり。刻んだたっぷりのパクチー、トマト、スライスしたすだちも混ぜ込みました。

見栄えはいいのに、予め準備しておいたソースと和えるだけの時短料理。ゲストが多い時も便利です。残暑厳しいこの時期でもサラサラっと食べられるサラダ感覚のパスタです。

パスタはグルテンフリー。トウモロコシ粉や米粉で作られています。商品によっても味とテクスチャーにかなり差があるようで、お米の香りが強すぎるという方もいますが、これは気になりませんでした。ただ小麦のパスタよりも柔らかいので、茹で時間は調整した方が良いかもしれません。

最近話題のパクチーはハーブの中でも断トツにデトックス作用が強いようです。体の中に溜まった有害金属をも排出してくれるというのだから、その効果に驚きです。風味も強いだけに、その効果の高さにも納得...。

ジャスミンライスでドライトマトとパクチーの混ぜごはん

パワーフード:トマト、パクチー

混ぜごはんにタイのエッセンスを加えてみました。

私にとって父が毎月送ってくれるお米は格別なのですが、タイのジャスミンライスも大好きです。香り米と呼ばれるだけあって、炊けている時の香りは最高!鶏ガラスープで炊いたライスに、予め準備しておいたセミドライトマトと刻んだパクチーを混ぜ込んで、最後にナンプラーをひとふり。これが味の決め手です。

器にもタイのエッセンスを

ジャスミンライスはやっぱりタイ産のセラドン焼きに盛りつけたい。これは蓋つきのスープポットですが、スープだけではなく、ごはんや、お漬物、クスクスにも大活躍です。

ワインたっぷりサングリアケーキ

パワードリンク:赤ワイン

ワイン好きのためのサングリアケーキ。無花果、ミント、ライム、くるくる巻いたライムの皮でデコレーションして、赤ワインシロップを回しかけました。ナイフを入れると綺麗なワイン色。食べた瞬間フワッとワインが香ります。大人向けのケーキですが、ワインを煮詰めてから使えば、子供もお酒が苦手な人でも食べられますよ。



以上、私のパワーフードでした。
みなさんも、自分に合ったパワーフードを見つけてみてくださいね!

インスタグラム @latelier_del
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