サブロウガラスってどんなお皿?
涼やかで、光にあたれば影さえもアートのように美しいサブロウガラス。
サブロウガラスとは、富山県在住のガラス職人・サブロウさんの作るジオメトリーな模様が特徴的なガラスの器のことです。
サブロウガラス特有の美しいモザイク模様は、キルンワークという技法によって生み出されています。
キルンワークとは、550~900℃の温度の窯の中でガラスが「溶ける温度」「溶着する温度」「艶が出る温度」「曲がる温度」がそれぞれあり、それらを組み合わせて作る技法だそう。
小さなガラスを組み合わせ、隙間に色のついた粉ガラスを入れ窯で焼き上げることで美しい模様が出来上がります。
またサブロウさんは、独自に色をブレンドしていらっしゃるとのこと。焼くと色が赤から黒に変わるガラスの粉をプラス。これにより他にはない奥行きのある深みが生まれています。
サブロウガラスの活用方法が知りたい
そのまま飾っておきたいくらい、ずっと眺めていても飽きない魅力があるサブロウガラスですが、お料理を盛りつければ、涼しげな雰囲気を食卓にプラスすることができます。
シンプルな料理やスイーツを盛り付けて
まずはシンプルにサラダの器として活用。
白を基調としたものなので、サラダの色鮮やかさが際立っていますね。さらに模様が氷のようにも見え、ひんやりとした雰囲気のサラダに。
こちらはサブロウガラスの丸皿に、桃のコンポートをのせて。
模様がそれぞれ異なる3種のサブロウガラスにはシンプルなスイーツがぴったりはまります。
色が変わるだけで、違った表情になりますね。
下にお皿を重ねて
白いお皿に乗せるだけでは霞んでしまうかまぼこを、サブロウガラスを使うことでしっかりアピール!サブロウガラスは透明感があるので、元のお皿の雰囲気を崩さずアクセントになります。
ちょっと物足りないワンプレートのときや、食材とお皿が同系色で霞んでしまうときにおすすめの方法です。
こちらはあえて色味のあるお皿の上に、透明感のあるサブロウガラスを重ねています。
サブロウガラスの影が、下に重ねたお皿にうつっている姿がとても美しいですね。
2枚お皿が並んでいることで高級な雰囲気も加わります。
コースターのように使う
白く細い線が特徴の、サブロウガラスの「あさのは」というシリーズ。
お皿としてではなくコースターのように敷き皿として使われています。正方形の小皿は浅く作られているので、コースターとしてもぴったりなのは意外な発見でした。
暖かみのある布の青いコースターの上に、涼しげなサブロウガラスを重ねるという斬新な組み合わせがまたおしゃれです。
他にも魅力的なシリーズがあります
サブロウガラスはモザイク柄だけではないんです。プラスマークがかわいらしい「クロス」シリーズはこれまでご紹介した柄とは雰囲気が変わりますね。クチポールのカトラリーともぴったり。
サブロウガラスにはペンダントライトもあるんです!食器だけにはとどまらない、サブロウさんの探究心があふれています。
モダンさと、涼しさを兼ね備えるサブロウガラスはいかがだったでしょうか?
サブロウガラスには、使ってくださる方々の「大切な時間」のお手伝いをしたいというサブロウさんの熱い想いがこもっています。
サブロウガラスをあなたの食卓にも取り入れてみませんか。
神通硝子製作所
サブロウ/角皿 小 白 a
価格:3,964円(税込)
「水の波紋」をイメージした器やインテリアアイテムを作られている、ガラス作家のサブロウさん。 サブロウさんの作る器は美しいモザイク柄がとても印象的で、いつものお料理を盛るだけでよりおいしくみえ、ご飯の時間が楽しく華やかになります。
購入はこちらサブロウの器は、常設のお店や期間限定の展示会で販売されているとのこと。詳しい情報はサイトをチェックしてみてくださいね。
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