冷蔵庫の中を見て「何もない……！」と思っても、三色丼ならおうちにあるもので作れるはず。

三色丼というと肉そぼろの茶色と卵の黄色、そして絹さやなど野菜の緑色が定番ですが、はっきりとした決まりはないので、お好みの三色をチョイスしましょう。

@aco_akikoさんは、常にストックしてあるというツナ缶を使った「ツナマヨ」と、冷凍ほうれん草、ゆで卵を活用して三色丼に。これだけでたんぱく質も野菜も摂れて、彩りもばっちりです。

ごはんの上にはおいしいゴマ塩と味付きもみ海苔をパラパラと振りかけているのもポイントです。

キンパとは、海苔の上にごま油と塩で味付けしたごはんと具材をのせて巻いた韓国風巻き寿司のこと。これ1つでお肉も野菜も摂れるので、お弁当にもぴったりです。

定番の具材は、牛肉、卵、にんじん、ほうれん草（小松菜）、たくあん、キムチなどですが、おうちにあるもので自由に作ってみませんか？

@mizkuroさんは牛肉の代わりに、ふるさと納税の返礼品でもらった豚肉を炒め、韓国の調味料「サムジャン」で味付け。ちょっとピリ辛な味わいが食欲をそそります。

小松菜やにんじん、卵なども加えれば彩りも美しくて、おいしさもひとしおですね。

卵は冷蔵庫の中にだいたい入っている食材の1つ。そこで、普段はお弁当の脇役になりがちな卵焼きを主役にしてみては？

@mienoobentouさんの場合、アルモンデ弁当のときは卵焼きを1本ドーンと入れるそう。

あとはお肉と野菜を使ったおかずを入れれば、栄養のバランスもばっちり。この日は、「イシイのおべんとクン ミートボール」、ウインナーとししとうのソテーを添えています。

こんなふうに卵焼きがきれいだとお弁当がおいしそうに見えるので、卵焼きの上手な作り方はマスターしておきましょう！

おかずを冷凍してストックしておく「冷凍貯金」があれば、アルモンデ弁当のバリエーションもぐーんと広がります。

@mitsuki4087さんのオムライス弁当もそこかしこに冷凍庫貯金が使われているのだとか。

ごはんは、コロッケを作ったときに多めに作っておいた玉ねぎと豚ひき肉を炒めたものを白米に混ぜてバターライスに。その上に冷凍してあったミートボールと、チーズ入りのオムレツをのせています。

オムレツにかかっているトマトソースも冷凍してあったものなのだそう。時間のあるときに冷凍貯金を作っておくと、いざというときに便利ですよ。

アルモンデ弁当を作るならのっけ弁もおすすめ！

冷蔵庫の中にあるお肉や野菜を炒めて味付けしたら、ほかほかごはんにのせるだけ。味付けも焼肉のタレなどを使えば簡単です。

@cpp.minianさんは、豚薄切りロース、玉ねぎ、ピーマン、しいたけ、トマトを使って。ごはんにのせるときは具材を混ぜてしまわずに、それぞれの具材ごとに分けてのせると見た目もきれいです。

お肉の上にはこんなふうにごまを振ると、よりおいしそうに見えますね。

野菜や肉、魚介など、さまざまな食材と合う天ぷらは、アルモンデ弁当にもぴったり。いつもの食材も天ぷらにするとひと味違うおいしさに出合えます。

@merimerimegさんのアルモンデ弁当は、大葉とコーンのかき揚げ、ナスとちくわの磯辺揚げ、ほうれん草の豚バラ巻き、だし巻き卵焼きというメニュー。

なかでもやっぱり、天ぷらがあるとごちそう感が出てテンションが上がりますよね。

朝から揚げ物をするのが難しいなら、前日に用意しても。@merimerimegさんもお弁当のメインのおかずは前日の夜ごはんの取り置きで、朝から揚げ物をすることはほとんどないそう。

無理せずにあるものでお弁当作りを楽しみたいですね。

まとめ買いでお得に買ったつもりの食材たちを、使い切れずに冷蔵庫で眠らせていませんか？

もし、あるならアルモンデ弁当で上手に使い切れば、冷蔵庫の中もすっきりと片付きます。

その上、買い物に行く手間が省けて、節約やフードロス削減に繋がるならやらない手はありません！

明日のお弁当は、おうちにあるもので作ってみませんか？