
使い方が難しい「ハーブ」を味方に
いつもの料理に加えるだけで風味豊かになり、見た目もおしゃれに仕上がるハーブ。憧れるけど、買っても使い切れない……という方も多いのでは?
実は私自身も普段からハーブを使って料理をする頻度は非常に低いです(笑)。
でも、マンネリ化してきたおうちごはんにハーブを取り入れてみたところ、ワンランク上のおしゃ料理にパワーアップするなぁと実感したので、今回はハーブを使ったレシピを2つ考えてみました。
そこでご紹介するのは、ハーブの中でも比較的使いやすいバジルとパセリをたっぷり使ったデリサラダです!
タコバジルマリネ
時間:8分 難易度:★☆☆

生のバジルをたっぷり使ったタコのマリネ。
バジルを使った定番ソースといえば"ジェノベーゼ"ですよね。
ただ、作るにはブレンダーなどの攪拌する道具が必要なことと、ナッツ(松の実)の入手が少し困難なことから、おうちで作るにはハードルが高めのソースと言えます。
今回は、特別な道具は使用せず、ジェノベーゼにも劣らないバジルソースを作って、タコ、アボカド、ミニトマトを和えました。
おつまみにもおすすめで、バジルの豊かな香りが泡や白ワインに良く合います!
材料(2人分)
・タコ(加熱済み)……100g
・アボカド……1個
・ミニトマト……5個
・バジル(葉)……10g
【A】
・オリーブオイル……大さじ1/2
・レモン果汁……大さじ1
・塩……2つまみ
・はちみつ……小さじ1
・にんにくチューブ……2cm
・粉チーズ、黒こしょう……各適量
作り方
1. タコとアボカドは食べやすい大きさに切る。ミニトマトは半分に切る。

2. バジルを微塵切りにし、ボウルに加える。そこにAを加えてよく混ぜる。さらに1を加えて和える。

レモンハーブチキンサラダ
時間:15分 難易度:★★☆

パセリをまとわせてグリルした”レモンハーブチキン”をサラダにたっぷりとのせました。
いつも同じような食べ方になってしまいがちな鶏むね肉を、おしゃれなデリ風に仕上げています。
しっとりジューシーな鶏むね肉に爽やかなハーブとレモンが相性ぴったりで、夏でも食がすすむ一品です。
材料(2人分)
・鶏むね肉……1枚
【A】
・塩、こしょう……各適量
・にんにくチューブ……小さじ1/2
・鶏がらスープの素……小さじ1
・レモン果汁……小さじ2
・パセリ(微塵切り)……5g
・片栗粉……大さじ2
・お好みの野菜……適量
・レモン……適量
【B】
・岩塩、黒こしょう、オリーブオイル……各適量
作り方
1. 鶏むね肉の皮は除き、食べやすい大きさに削ぎ切りにする。この時、厚みを1cmに揃える。

2. 鶏むね肉をボウルに入れ、Aを加えて揉み込む。さらに片栗粉を全体にまぶす。

3. フライパンに油適量(分量外)を加えて中火で熱し、2を2分程度焼く。焼き目がついたらひっくり返し、蓋をし1分半蒸し焼きにする。

4. お好みの野菜(今回はフリルレタス、ベビーリーフ 、きゅうり、ラディッシュ)を器に盛り付け、Bで味付けする。その上に3を盛り付け、いちょう切りにしたレモンをトッピングする。

余ったハーブの活用法
爽やかな香りのハーブは夏のお料理にぴったり! また、グリーンカラーの見た目もチャーミングですよね。
今回のレシピでもしハーブが余ったら、次のように使ってみてください。
パセリが余ったら乾燥させて自家製の乾燥パセリにしましょう。保存が効く上、トッピングにすぐ使えて便利です。
また、余ったバジルは、レモンと一緒に水に加えるとフレーバーウォーターになりますよ。
ちなみに私は水ではなく、米焼酎と炭酸水で割っています(笑)。バジルとの相性が抜群なので、良かったら試してみてくださいね!