【編集部レポ】カルビーが『朝食白書』を発表!朝が楽しみになる朝食のコツ~前編~

睡眠時間や家事・育児を優先して、朝ごはんを食べないという方も多いのではないでしょうか。その実態を調査するため、朝食シリアル「フルグラ®」を販売するカルビーが『朝食白書』として発表。そこに込められた想いをカルビーの方に伺いました。さらに、この季節に意識したい朝ごはんアイデアなどを前・後編の2回に分けてご紹介します。

朝ごはん食べていますか?

みなさんは毎日、朝ごはんを食べていますか?

朝ごはんにはエネルギー・栄養の補給に加え、勉強や仕事のパフォーマンスの向上、生活習慣病の予防やストレスケアなど、さまざまなメリットが報告されています。
食べた方が良いと分かっていても、忙しいとついおろそかになってしまいがちですよね。

カルビー「フルグラ®」は、「朝食欠食をなくしたい」という想いから、15~89歳の男女10,304人を対象に朝食への意識調査し、『朝食白書』として発表。現代社会の朝食課題や「しっかりいい朝食」を摂るためのヒントをまとめました。

おうちごはんでは、その取り組みについて「フルグラ®」マーケティング本部の大本さんにインタビュー。朝ごはんにぴったりな「フルグラ®」の魅力なども伺いました。

人生100年時代だからこそ、「朝を楽しみにする食卓」を

――まず『朝食白書』が作られることになったきっかけから教えてください。

きっかけになったのは、「100年朝食プロジェクト」という取り組みでした。これは2018年に立ち上げたプロジェクトで、人生100年時代に突入した今、健康寿命の延伸に貢献したいという想いからスタートしました。

シリアルブランド売上No.1(※)の「フルグラ®」を販売するカルビーとしては、特に「朝食欠食」という社会課題に真正面から向き合おうと決意したんです。

ただ、私たち自身も「朝食の実態って、本当はどれくらい把握できているのか?」という疑問があって、消費者の朝の現状や課題をしっかり把握するためにも、まずは“ 知ること ”から始めようと、『朝食白書』を作成しました。

※インテージSRI+データ:シリアル市場2023年10月~2024年9月 累計販売金額

――世代やライフスタイルごとに異なる朝食事情や悩みを明らかにしたのが「令和の朝食実態10のイシュー」です。中でも特に大きな課題と感じていることは?

子育て世代、特にお母さんたちの朝食事情についてです。

小さな子どもがいる家庭では、朝の準備はバタバタしていて、時間も気持ちにも余裕がありません。多くのお母さんは「家族の健康や栄養は自分の責任」と強く感じていて、実際には健康的な朝食を用意しているにも関わらず、「十分な朝食ができていない」と自己評価が低くて満足感も得られていないんです。

「本当はこういう朝食を出したいけどできない」「毎朝の献立を考えるだけで憂鬱」「朝起きるのがつらい」といった声もたくさん聞こえてきます。

私たちはそういったお母さんたちの助けになりたいし、朝という1日のスタートを、もっと楽しくて幸せな時間に変えていきたいと強く願っています。

――「フルグラ®」のメインターゲットもそんなお母さんたちでしょうか?

現在、「フルグラ®」を購入いただいているメイン層は、小学生のお子さんを持つ40代前後の女性、いわゆる子育て中のお母さんたちです。ただ、「朝ごはんの準備」という役割が必ずしもお母さんに限られるものではないとも考えています。

子どもやお父さんでも簡単に準備できることが「フルグラ®」の良いところ。この「手軽さ」と「誰でもできる」特長をしっかり伝えられたらと思っています。

――『朝食白書』によると、朝食に求められているものベスト3は、「おいしさ」「手軽さ」「栄養バランス」という順番でした。この結果についてどう思われますか?

「おいしさ」がトップにくるのは当然のこととしても、「栄養バランス」が3位に入っていることは非常に象徴的で、印象に残りました。日本が長寿大国であることをあらためて実感させられる結果です。

「栄養バランス」という点について、実は「フルグラ®」で十分に実現できると考えています。あまり知られていないのですが、商品の裏面にも記載されているとおり、「フルグラ®」は“一汁三菜”に相当する栄養がワンボウルで摂れるんです。

多くのお母さんたちが「一汁三菜の朝食をちゃんと用意しなきゃ」と日々頑張っている中で、もしそれが「フルグラ®」一杯で完結できると知ってもらえたら、気持ちも体もぐっとラクになるのではないかと思うんです。

まずは「フルグラ®」を取り入れてもらって、そのあとに飽きずに習慣化していただく。そのために、さまざまなライフスタイルや好みに合わせたラインアップの拡充を進めてきました。

たとえば、ドライフルーツが苦手な方には「マイグラ」というブランドをご用意しています。フルーツが入っていない分、アーモンド、ココナッツチップ、チョコクランチなどを加えて、違ったおいしさと食感を楽しんでいただけます。

――『朝食白書』では、若い世代の欠食=朝食を摂らない「朝食キャンセル」の実態も浮き彫りになりましたが、どうしたら解消されると思いますか?

欠食率は年代が下がるほど高くなる傾向にあり、たとえば80代では96%が朝食を食べているのに対して、20代では約半数が「食べていない」と回答しています。これは想像以上に大きな差で、やはり早い段階からの“朝食習慣の定着”が必要だと痛感しています。

また、欠食の理由については、以前は「時間がないからだろう」と思い込んでいたのですが、最も多かったのは「もともと食べる習慣がない」という声でした。

たとえば一人暮らしのスタートや進学・就職など、ライフスタイルが大きく変化するタイミングで、朝食習慣が自然に途切れてしまうことがあります。そういったタイミングに寄り添って、朝食を手軽に始められる選択肢を提供することが重要だと考えています。

私たちが目指しているのは、「毎朝、起きるのが楽しみになるような商品を届けること」です。

朝って、どうしてもバタバタしたり、気分が上がらなかったりする時間帯ですよね。
だからこそ、朝ごはんの時間にちょっとしたワクワクや楽しさをプラスできるような商品があれば、1日のスタートがもっと前向きになるのではないかと思っています。

ただ栄養があるだけじゃなくて、「今日もこれが食べられる!」と、朝のテンションをちょっと上げてくれる存在。そんな朝食を目指していきたいと考えています。

――『朝食白書』を通してさまざまな課題も見えてきましたが、今後はどのような取り組みを考えていますか?

来年、「フルグラ®」はブランド誕生から35周年を迎えます。一見、小さな節目のように思われがちですが、私たちはこの「35周年」こそ特別な意味があると感じています。

なぜなら、子どものころに「フルグラ®」を食べて育った世代が、ちょうど今、親となって家庭を持ち、次の世代に朝の食習慣をつないでいくタイミングに差し掛かっているからです。

だからこそ、「朝を楽しみにする食卓」を、世代を超えて支えられるブランドでありたい。そんな想いをより明確に伝えるために今年、新たなブランドスローガン「朝ごはん たべた?」を掲げました。

この言葉には、「元気?」とか「今日、大丈夫?」といった相手を気遣う優しい気持ちが込められています。実は、世界のいくつかの国では「ごはん たべた?」という挨拶が「あなたの体調はどう?」というような意味を持っていたりするんですよね。

人生100年時代と言われる今、毎朝の小さな優しさや心がけが、その人の健康や幸せにつながっていく。そんな想いとともに、これからもブランドを育てていきたいと考えています。

朝ごはんに「フルグラ®」を取り入れてみませんか?

『朝食白書』によると、朝ごはんを食べる人ほど幸福度が高く、身体や心の健康状態も良いことが分かっています。

どんなに忙しくてもやっぱり朝ごはんは大切。おいしい・簡単・栄養という特徴を兼ね備えたカルビー「フルグラ®」がきっと味方になってくれますよ。

後編では、栄養士で料理研究家の永倉(えいくら)いちずさんに聞いた「フルグラ®」を使ったおいしいアレンジレシピをご紹介します。どうぞお楽しみに!

100年朝食プロジェクト|カルビー
フルグラ®公式HP|カルビー
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