#男殺し丼 ってなに？
男殺し丼ってどんな名前の料理だと思いますか？
インパクトのある名前のこの料理は、一時期TVドラマ化された森瑶子さん著作の『デザートはあなた』に出てくるオイルサーディンを使った丼もののことなんです。『デザートはあなた』には、ゴージャスな料理やセクシーな料理が出てくるのですが、その中でも最もシンプルなのが男殺し丼（別名ヨロン丼）なんです。
シンプルな食材で出来て男性好みの丼もののため、好きな男性にパパッと手際よくこんな丼を出せばきっとあなたにイチコロ！という意味が込められてこの名前で広まっているんだとか。
気になる男性がいる方は、ぜひマスターしたい料理です（ちなみに原作では主人公の男性が意中の女性に作っていました）。
まずは、オイルサーディンから
気になる男性を落としたい方は、材料にもとことんこだわるべき！
市販のオイルサーディンも良いのですが、今回は自家製のオイルサーディンを作ってみましょう！
魚の扱いが慣れていない方でも、意外と簡単に出来て、日持ちもします。またいろいろな料理のアクセントになったり、そのままおつまみとしても美味しくいただけたりととっても便利なので、ぜひ作ってみましょう。
材料（2人前）
鰯（中） 4尾
バジルとガーリックのソルト 大さじ1
唐辛子 1/2本
オリーブ油 約200ml
香草 お好みで
レモン お好みで
ブラックオリーブ お好みで
作り方
1. 鰯は頭を落とし、おなかに切れ目を入れて内臓を出す。薄い塩水（分量外）の中できれいに洗いキッチンペーパーで水分を拭き取る。.
2. バジルとガーリックのソルトを全体に擦り込み、20分ほど置く。
3. 出た水分を拭き取り、鍋に並べて唐辛子（水にふやかして種を取り除いたもの）を入れ、ひたひたになる位オリーブ油を注ぐ。
4. ごくごく弱火で小さなシュワシュワとした泡が立つ火加減で、30分ほど静かに煮る。
5. 火を止めて15分、予熱の中に置く。冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
美味しく作るポイントは、内臓をだして洗うところをしっかり丁寧に行うこと！魚特有の生臭さがなくなるので美味しいオイルサーディンを作ることが出来ます。
香草は、オレガノ、タイム、ローズマリー、ローリエなどを使うと、ハーブの香りが口いっぱいに広がるオイルサーディンになるのでオススメです。また見栄えを良くするために、出来上がった後にディルを散らすと、味も見栄えも美しい一品になります。
気になる #男殺し丼 の作り方
さて、男殺し丼の気になる作り方は、とってもシンプルなんです。
料理初心者の方にも無理なく手軽に出来ますよ！
レシピ
1. オイルサーディンを1缶分（中サイズの鰯3匹程度）を油ごとフライパンに入れ、中火で温める。
2. 鰯が温まってきたら、醤油を加えてさっと混ぜ合わせる。煮詰まってきたら、七味唐辛子を自分好みの分量入れ鰯に絡ませる。
3. 鰯が七味唐辛子と絡まったら、汁ごとご飯の上にかけて、ネギをたっぷり盛り付ければ完成。
とっても簡単なレシピながら、リピートしたくなるぐらい美味しいんです。
お好みで、ゴマや鰹節、レモンなどをトッピングしてもたまらない味に！
材料も少なく、ささっと出来るので、一人暮らしの方にもオススメ。ぜひおうちごはんでお試しください。
ちなみに原作の主人公は、出来たてを3～4度混ぜて、温かいうちに食べるのが美味しく食べるポイントなんだそうです。
気になる男性がいなくてもぜひ作りたい #男殺し丼
実はこの男殺し丼は、気になる男性がいない方でも、ぜひ作りたい料理なんです。
その理由は、鰯の栄養価が高いことにあります。鰯には頭が良くなるといわれているDHAやEPAが多く含まれています。特にEPAは皮膚炎や花粉症に効果がある他に、血液をサラサラにしてくれる効果があり、むくみの解消になります。他にもコエンザイムQ10やビタミンB群など肌に良いことが多く含まれています。
鰯をたっぷり使った男殺し丼で、健康的な美肌を手に入れましょう。
『デザートはあなた』には、男殺し丼の他にもさまざまな、異性をイチコロにするような料理が目白押しです。読んでみると、おうちごはんの新しいアイデアが生まれるかもしれませんよ！
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