
まろやかなスープが魅力の「コングクス」とは?
「コングクス(콩국수)」は、大豆や黒豆を使ったなめらかな冷たいスープに、細麺を合わせた韓国の夏限定の麺料理。
韓国語で「コン」は豆、「グクス」は麺料理を指します。
豆乳のようなまろやかさと、冷たく爽やかな口当たりが魅力で、韓国では真夏の食卓に欠かせないメニューです。
動物性の脂を使っていないため、身体にやさしく、暑さで食欲がないときでもすっと食べられるのが魅力です。この機会にぜひ、夏の韓国では欠かせない話題のメニューを知って、おうちで作ってみてくださいね。
塩派?砂糖派?好みの味でいただく「コングクス」
「コングクス」のスープは味付けをしないで出されることが多く、食べるときにお好みで味付けをするのが特徴です。そのため塩を入れるか、砂糖を入れて甘くするかが分かれるようです。
@haengaeさんのレシピは塩麹と砂糖ときなことラー油を使っていて、塩味と甘味の両方をうまくブレンドしています。塩派 or 砂糖派、どちらにしようか迷ったときにはおすすめの味付けですね。
そうめんで簡単にアレンジ!
「コングクス」に使う麺は細麺で、日本のそうめんとよく似た細さのため、お手軽に作りたいときはそうめんを使ってみてはいかがでしょうか。
@marilyn_610さんの「コングクス」もそうめんを使っていて、野菜やキムチやゆで卵を乗せて、ピリッと辛さや食感もアクセントになったアレンジです。
本場韓国の味に近づけたい!シンプルな「コングクス」レシピ
@nu.h_____fitさんは韓国人のお友達に本場の「コングクス」レシピを聞いて、それを元にアレンジしています。
本場では大豆を茹でて豆乳を作るところから始めるそうですが、@nu.h_____fitさんは豆腐や無調整豆乳を使うことで本場のレシピに近づける工夫をされています。
材料(2人分)
・絹豆腐……1丁
・無調整豆乳……200ml
・すりごま……大さじ5
・砂糖……大さじ1
・塩……小さじ1/2
・茹でそうめん……400g
・きゅうり、しそ、ミニトマト、ごまなど……お好みで
作り方
1. 絹豆腐をボウルに入れてなめらかになるまで混ぜる。
2. その他の材料をすべて入れてよく混ぜる。
3. 器にそうめんを盛り付けてスープをかける。
4. お好みでトッピングをのせる。
ノンオイルごまドレッシングが味の決め手!
ドレッシングでおなじみの理研からは、ノンオイルごまドレッシングを使った「コングクス」レシピが公開されています。
香ばしいごまの風味とクリーミーな豆乳が合わさって、満足感のある味わいです。
調味料の代わりに、簡単に味が決まるノンオイルごまドレッシングを使ったレシピは、時短にも役に立ちそうですね。
材料(1人分)
・そうめん(乾麺)……1束(100g)
・充てん豆腐……75g
・白菜キムチ……20g
・ミニトマト……3個
・小ねぎ(小口切り)……3g
・白いりごま……適量
・豆乳(無調整)……150g
・『ノンオイルごまドレッシング』……大さじ2
・ごま油……小さじ1
作り方
1. ミニトマトは4等分のくし形に切る。
2. 器に豆乳、『ノンオイルごまドレッシング』を入れて混ぜ合わせる。
3. そうめんは表示通りにゆで、冷水でしめてしっかりと水気を切り、2に盛り付ける。
4.3 に充てん豆腐をスプーンですくい入れる。白菜キムチ、ミニトマト、小ねぎを盛る。白いりごまを散らし、ごま油を回しかける。
情報提供元:理研ビタミン株式会社
夏のメニューに「コングクス」を取り入れてみませんか?
「コングクス」というメニュー名だけ聞くと、どんな料理だろう? ちょっとハードル高い韓国料理なのかも......と思う方もいるかもしれませんが、豆乳やそうめんなど身近な調味料で楽しむことができるとわかれば、トライしやすいですよね♪
つるんとのどごし良い「麺料理」が大活躍するこの季節、簡単アレンジレシピを使って、夏の麺を楽しんでみてくださいね。