
春巻きを秋仕様に衣替え
こんにちは、白井ありさ(@arigohan)です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますね(汗)。
四季のうち、「春」と「秋」の期間が年々短くなっているような感じがしますが……今年もしっかり秋を楽しみたいものです!
ということで、ひと足先に秋を感じるために、食欲の秋にぴったりな春巻きを作ってみました。
香り豊かなきのこや、とろりとした食感の秋なすを包み込んだ春巻きは、噛むたびにじゅわっと旨味が広がります。
外はパリッ、中はジューシー。いつもの春巻きが、秋の恵みでちょっと特別な一品に変わりますよ。
きのことベーコンのミルク春巻き
時間:15分 難易度:★★☆

これまた新たなものを生み出してしまいました……(笑)。
甘いミルククリームの中に、秋の味覚・きのことベーコンを忍ばせた、新感覚な“おしゃれ春巻き”です♪
甘じょっぱい味わいがたまらないおいしさで、スパークリングワインと一緒に楽しみたい一品です。
片栗粉で簡単に作れるミルククリームが、春巻き界にニューウェーブを起こすかも!?
材料(2人分・4本分)
・お好みのきのこ……200g(今回はしめじ 1/2パック、舞茸1パック)
・ブロックベーコン……50g
・塩、こしょう……適量
【A】
・牛乳……200ml
・片栗粉……大さじ2
・砂糖……大さじ1と1/2
・塩……ひとつまみ
・春巻きの皮……4枚
・水溶き薄力粉 (薄力粉大さじ1を水小さじ2で溶いたもの )
下準備
・Aを合わせておく。
作り方
1. しめじは石づきを切り落としてほぐす。舞茸は適当な大きさに手で割く。ベーコンは短冊切りにする。

2. フライパンに油適量(分量外)を加えて中火で熱し、1を炒める。きのこがしんなりしたらAを溶き加える。全体がとろっとするまで火にかけながら混ぜ、火を止めて粗熱を取る。常温でしっかり冷ます。

3. 春巻きの皮に2を1/4量のせてしっかり空気を抜くようにし、ふくさ巻きにする。水溶き薄力粉で巻き終わりを留める。

4. 別のフライパンに油適量(分量外)を加えて中火で熱し、3を揚げ焼きにする。両面こんがりきつね色になればOK。

秋茄子とひき肉のオイスター春巻き
時間:15分 難易度:★★☆

なすがおいしいのは夏だけじゃない!
秋のなすは皮が薄くてやわらかく、水分が多め。甘味や旨味も強く感じられて非常においしいです。「秋なすは嫁に食わすな」なんていうことわざもありますよね。
今回は、そんな秋なすを豚ひき肉と一緒にオイスターソース味に仕上げます。
中はあん状になったなすでとろっとろ。外はカリッと。白米がススム立派なおかずになりました。
材料(2人分・4本分)
・なす……2本(200g)
・豚ひき肉……100g
・にんじん……50g
・ごま油……適量
【A】
・オイスターソース……大さじ1
・醤油……小さじ1/2
・にんにくチューブ……4cm
・水……80ml
・片栗粉……小さじ2
・春巻きの皮……4枚
・水溶き薄力粉 (薄力粉大さじ1を水小さじ2で溶いたもの )
下準備
・Aを合わせてタレを作っておく。
作り方
1. なすは1cm厚の半月切り、にんじんは細切りにする。

2. フライパンにごま油を加えて中火で熱し、1を炒める。なすがしんなりしてきたら豚ひき肉を加えて火が通るまで炒める。火を止めてAのタレを加えて全体を混ぜる。弱火にかけて全体にとろみがついたら火を止める。常温でしっかり冷ます。

3. 春巻きの皮に2を1/4量のせてしっかり空気を抜くようにし、ふくさ巻きにする。水溶き薄力粉で巻き終わりを留める。

4. 別のフライパンに油適量(分量外)を加えて中火で熱し、3を揚げ焼きにする。両面こんがりきつね色になればOK。

失敗しない春巻き作りのコツ、教えます!
春巻きっておかずにもお酒のつまみにもぴったりなおいしさ。特に揚げたてを食べたときの幸福感って半端ないです!
でも、おうちで作るのって、少しハードルが高かったりしますよね。
実は私も、過去に何度も失敗したことがあります(泣)。揚げている途中で皮が破れて、油に中身が溶け出て大惨事になったことも……(苦笑)。
そんな失敗をしないように、みなさんには作り方のコツをお伝えしますね♪
春巻きを破裂させずにパリッと揚げるコツは3つ!
1. 具はしっかり冷ますこと
2. 空気をしっかり抜きながら包むこと
3. 細巻きにすること
さらに、成功確率を高めるためには中具の量を減らすことです。
今回は太めな春巻きですが、中具を半量にして(春巻きの皮は倍の8枚)包んでいただくことで、破裂する確率を下げることができます!
水分量が多いことも破裂の原因になるので、心配な方はぜひ試してみてくださいね。