冬に楽しむ、甘い手仕事。「干し柿」の基本の作り方と広がるアレンジレシピ

冷たい空気が澄む冬。軒先でゆらゆら揺れる「干し柿」は、日本の冬の風物詩ですよね。手をかけた分だけ甘みが増していくのも、干し柿の魅力です。今回は、基本の干し柿の作り方と、 いつもの干し柿がぐっとおしゃれに変身するアレンジレシピをご紹介します。

まずは基本。干し柿の作り方

用意するもの

・渋柿
・紐(ビニール紐や麻紐)
・熱湯
・包丁

作り方

1. ヘタを残して、ピーラーや包丁で丁寧に皮をむく。

2. カビ防止のため、皮をむいた柿を5〜10秒ほど熱湯にくぐらせる。

3. ヘタ(枝)に紐を結ぶ。2個1組にすると干しやすい◎

4. 直射日光を避け、雨の当たらない軒先やベランダへ。

5. 1週間ほどしたら、やさしく揉んで中をほぐす。これを数回繰り返すと、甘さとやわらかさがアップ。

2〜4週間ほどで完成。
表面に白い粉(柿霜)が出てきたら、甘く仕上がったサインです。

詳しい作り方はこちらのリールをチェック!


皮をむいて、干して、少しずつ育っていく干し柿。完成までの過程そのものが、冬の楽しみです。

日々変わっていく表情を眺めながら、「今日は少し甘くなったかな?」なんて触れてみる時間も、干し柿づくりの醍醐味。忙しい毎日の中で、ゆっくり季節と向き合うきっかけをくれますね。

干し柿の作り方|Instagram(@ram_camp321)

干し柿はアレンジでさらに楽しい!

そのまま食べるのも冬の楽しみですが、ひと手間かけると、また違ったおいしさに出会えます。

甘みが凝縮された干し柿は、料理やおつまみにも使いやすく、冬の食卓で大活躍! おすすめの干し柿アレンジをご紹介します。

干し柿寿司


干し柿の自然な甘みと、酢飯のほどよい酸味と相性抜群。
一見意外な組み合わせですが、口に入れると驚くほどまとまりのある味わいに。

干し柿を使うことで、砂糖いらずなのもうれしいポイント。見た目も華やかなので、お正月やおもてなしの席にもぴったりですよ。

干し柿寿司|Instagram(@holatiful_chs)

干し柿クワトロフォルマッジ


こちらはイタリア語で「4種のチーズ」を意味する通り、4種類のチーズをトッピングしたピザ・クワトロフォルマッジに干し柿をトッピングしたアレンジ。

濃厚なチーズのコクに、干し柿のやさしい甘さが加わることで、はちみつをかけなくても自然な甘みを添えてくれます。

ワインやシードルと合わせれば、冬の夜のご褒美タイムに。
「干し柿=和」のイメージがくつがえる、大人のためのアレンジです。

クワトロフォルマッジ|Instagram(@yukosob)

あんぽ柿とクリームチーズ生ハム巻き


とろりとやわらかいあんぽ柿に、クリームチーズのコク。そこへ生ハムの塩気が加わることで、バランスの取れた一品に仕上がります。

火を使わず、さっと作れるので、忙しい日のおつまみや、あと一品欲しいときにも大活躍。断面の彩りもよく、食卓がぱっと華やぎますね。

クリームチーズ生ハム巻き|Instagram(@momokangd)

干し柿チョコ


干し柿にチョコレートをまとわせるだけで、ぐっとスイーツ感がアップ。
ねっとりとした干し柿の甘さと、チョコのほろ苦さが相まって、コーヒーにもよく合います。

ちょっとした手土産や、自分へのおやつにもおすすめのアレンジです。

干し柿チョコ|Instagram(@mari_yakuzen_spice)

干し柿ディップ


クリームチーズをベースに、刻んだ干し柿のぬか漬けやナッツを加えてディップにすれば、栄養もおいしさも申し分ないおつまみに。クラッカーやパン、野菜スティックとも相性抜群です。

少し残った干し柿の活用にもぴったりな、ちょい足しが楽しい一品。

干し柿ディップ|Instagram(@yomi_koji_life )

手仕事から広がる、干し柿の楽しみ方

ひとつひとつ手をかけて作る干し柿。
完成したときのうれしさは、手仕事ならではです。

そのまま味わう日も、アレンジして食卓に並べる日も、干し柿があるだけで、冬の時間がグンと豊かになりますね。

寒い今の時期だからこその味わいをぜひ、お楽しみください。

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