
おいしい柿の見分け方

秋の訪れを感じさせてくれる果物のひとつ「柿」。
一年で一番おいしい時期に、旬ならではの味わいをおもいっきり堪能したい! ということで、誰でもわかるおいしい柿の見分け方をご紹介します。
■へたを見る
へたと実の間に隙間があると虫や汚れが入り込んでしまい、やわらかくなっていることもあるため、柿の4枚のへたが果実にぴったりとくっついていて、見た目がきれいなものがおすすめです。
■手で持って確かめてみる
小さめのものより大きな実の方が、しっかりと栄養が行き渡っているといわれているので、大きくてずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
■きれいなオレンジ色のものを選ぶ
黄緑色が残っているものはまだ完熟していないため、へた付近まで果実全体がきれいなオレンジ色になっていて、果皮に張りがあるものを選びましょう。
やわらかめ、かためなど食感はお好みがあるかと思いますが、今回ご紹介したポイントを参考に、おいしい柿を選んでみてくださいね。
この秋つくってみたい、柿のおいしいアレンジ
完熟柿バタートースト
とろとろになるまで熟した次郎柿の実をスプーンですくい、スライスした有塩バターとともにトーストしたタカキベーカリーさんのパン(石窯こしひかり玄米)にのせて。
仕上げに黒胡椒とミント、オリーブオイルをお好みで。完熟柿ならではのとろみと自然な甘みが、まるでジャムのような味わいを醸し出します。
焼き柿とマスカルポーネとダークメープル
オリーブオイルをかけてじっくりと焼いたあつあつの柿に、マスカルポーネをのせて、ダークメープルをたら~りと。
口に入れた瞬間に思わず笑顔になる一皿は、ワインとの相性が抜群。極上のアペロタイムが楽しめるアレンジレシピ、旬のおいしい柿でぜひ!
柿と生ハム、クリームチーズの春巻き
春巻きの皮に生ハム、柿、クリームチーズの順に乗せ、ブラックペッパーを強めに振って巻いていく。
深めのフライパンにオイルを入れ、180℃でじっくりときつね色になるまで揚げたら完成。
柿の濃厚な甘さと生ハムの塩気の甘じょっぱさがたまらない春巻き。
クリームチーズとブラックペッパーを加えることで、濃厚でピリッと辛い大人のおつまみに。柿は火を通すとより柔らかくなるので、あまり熟し過ぎていないものがおすすめです。
柿のポタージュ
気を抜けないのは、柿ってあっという間に熟し過ぎること。
本日ももれなくデロデロになりかけたコがいたので、そこで、ポタージュにしました。
しっかり熟した柿に、玉ねぎ、牛乳、水をあわせてコトコトと。
ローリエとカルダモンをプラスして、香り華やかなポタージュに。おうちならではのやさしい味わいにいやされます。
秋の味覚をおいしく楽しもう!
からだにうれしい栄養素が豊富に含まれていて、料理のアレンジ幅も広く、魅力がたっぷり詰まった柿ですが、食べすぎてしまうと便秘や下痢などの原因になることも。
だいたい1日1個を目安に、旬ならではの味わいをおいしく楽しみましょう!