燻製醤油と醤油の大きな違いは“香り”。醤油本来の香りと、燻製特有の燻香のおかげで香ばしい香りがあります。燻製醤油をかければ、まるで燻製したかのような香りを料理に加えることができます。
そのため、燻製しなくとも燻製した様に味わうことができたり、燻製にすることのできない料理を燻製のような味わいにすることができます。まさに魔法のような調味料なんです。

燻製醤油の使い方は、醤油代わりに使うのもいいのですが、いつものごはんに数滴掛けるだけで、燻製の香りを加える事が出来るのでオススメです。

まずはシンプルに卵かけご飯に燻製醤油を掛けてみてはいかがでしょうか？素朴な味の卵かけごはんと一緒に食べれば、いつもの醤油との違いもすぐにわかりますよ。
燻製醤油を数滴加えるだけなのに、食べる手が止まらないほど病みつきになるんです。

@e_shinji さんは、燻製醤油と燻製ベーコンをご自身で作っています。ご自身で作ると、苦労をしますがそのあとに感動するぐらい美味しさがあるんだそうです。
もちろん燻製醤油と卵、ベーコンの相性は抜群に合いますよ。燻製醤油の香ばしい香りにメロメロになってしまいます。

こちらは、燻製ベーコンとキノコの炊き込みご飯。なんと驚くことに、味付けは燻製醤油だけしか使っていないそうです。しかしながら、蓋を開けた瞬間に燻製醤油の香ばしい香りがあふれ出てくるんだそうです。

香ばしく炙ったチーズカレーに、燻製醤油をたらりとかけた一品。スパイシーなごはんに燻製醤油の風味が加わると考えただけで、よだれが止まりません（笑）。
こういうがっつりしたものって、たまに食べたくなりますよね！

カマンベールチーズの雲丹添えに燻製醤油をたらりとした一品。相方にクリームチーズといぶりがっこもセットしています。燻製の香りがするおつまみはお酒がとても進むんです。
きりっと冷やした白ワインと一緒に召し上がってください！

「燻製醤油を使ってみたい。でもちょっとお高いな」と思った方は少なくないはず。市販の燻製醤油は意外と値が張るんですよね……。
今回はおうちで作れる燻製醤油をご紹介します。手間がかりますが、その分出来た後には感動の美味しさが待っていますよ。

・醤油　100ｇ
・スモークチップ　10g程度
・トレイ（横に広く、ステンレス製のものがオススメ）
・アルミホイル
・中華鍋
・ボール（中華鍋にかぶせる用）
・焼き網

1. 中華鍋にアルミホイルを敷き、スモークチップを平らになるようにおく。
2. 焼き網をしく。煙が循環できるように、網とチップの間に隙間を作ることがポイント。
3. 醤油をトレイに移し、強火にかける。煙が出始めたらボウルで蓋をし、弱火で15分程度火にかける。
4. 15分後火を止め、5分間そのまま放置したら完成。

この方法で作っても十分に美味しいのですが、ローズマリーやニンニクなどのハーブを醤油に加えて燻製にするとより美味しくなりますよ！煙がかなり出るため、室内で行う場合は換気扇を全力でまわして、極力換気扇に近付けて調理してください。
最近では、室内でも煙の出ないような燻製鍋が売っていたりと、おうちでも手軽に燻製料理を作ることができます。世の中便利になったものだな～。

燻製醤油は、いつものごはんに数滴加えるだけで、本来手間のかかる燻製の豊潤な風味を加えてくれる調味料です。使い方もとても簡単で、色々な食材と合うので色々試してみたくなりますよ♪
皆さんもぜひ燻製醤油を試してはいかがでしょうか？

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