
出番の少ない「飯台(はんだい)」をもっと身近に
ちらし寿司や手巻き寿司などを作る際に欠かせない道具である「飯台」。みなさんのおうちでは、どれ位の頻度で食卓に登場しますか?
“年に数回”という方がほとんどかと思います。
ですが最近は、オーバルなどのおしゃれな飯台も多く、寿司だけにとらわれず気軽に活用する方が増えてきています。
飯台の温もりは、いつものおうちごはんを更に華やかに演出してくれます。普段使う器と同じように、もっと飯台を活用してみませんか?
料理研究家 松田美智子さん考案の「楕円の飯台」がおしゃれ
円形の飯台が主流の中、暮らしの分野でマルチに活躍されている料理研究家の松田美智子さんが立ち上げたブランド『松田美智子の自在道具』の「楕円の飯台」に注目。一本の銅タガが際立つシンプルで美しい楕円の飯台は、円形の飯台よりもごはんがすくいやすいんだそう。
地味な色味になりがちな炊き込みごはんや混ぜご飯も天然木の色合いでパッと明るくなります。

そして楕円の飯台はごはんだけでなく、パンの器としても重宝します。
飯台は適度に水分を吸収してくれるので、パンの乾燥を防ぎます。せっかくのおいしいパンがパサパサで台無し……なんて心配は御無用なので、作り置きにも最適です。
こちらのアイデアのように、パンと具材を用意して、各々で作るサンドイッチパーティーも楽しそうですね。
他にも鍋料理のザク入れとして活用したりと使い方はまさに無限大です。
松田美智子の自在道具
楕円の飯台(小)+楕円の飯台(小)専用蓋
価格:31,860円(税込)
本体サイズ:縦約33.5×横約22.5×高さ約7.3cm
重量:約310g
素材:本体/木曽天然木(さわら)、箍/銅
蓋サイズ:約34×約23×高さ約1cm
素材:木曽天然木(さわら)
主流の「円形飯台」も、使い方さまざま
大きな大きなお弁当箱
私は仕事、母が子供達を連れてお出掛けするそうなので飯台におにぎり詰めました。。 #お弁当
たーくさんのおにぎりやお弁当の定番おかず、からあげやポテトサラダ、甘~いたまご焼きにお漬物がきれいに詰められた、愛情たっぷりのお弁当はお持たせに。丈夫ですし、運動会など大人数で食べる時のお弁当箱として活用するのも素敵ですね。
おもてなし料理を粋に演出
おもてなし料理を一人分ずつ取り分けて、飯台に盛り付ける活用法。
器の選び方、季節を取り入れた盛り付け術、まるで旅館のような、全てにおいて素敵なコーディネートですね。
生春巻きなど、断面を魅せる料理の盛り付けは、深みがあって安定する飯台がぴったり。
おもてなしに欠かせない、和菓子や水菓子、ケーキなどのスイーツを盛り付けても、華やかになりそう。
飯台に盛りつけるだけなのに、そうめんがご馳走に見える
飯台に水を張ってそうめんを盛りつければ、もうそれだけで食卓が豪華。更にすだちやお野菜を一緒に浮かべて、目にもおいしい食卓に。“日本人で良かったなぁ”そう思えるようなすてきな活用法です。
夏にやりたーい!採れたて野菜やビールもキンキンに
氷を入れてたっぷりと水を張った飯台にビールやお野菜をざぶーん!バーベキューなどアウトドアシーンに大活躍!これ、憧れのやつです!
クーラーボックスも便利で良いですが、こういった日本ならではの風情ある使い方は、これからも大切にしていきたいですよね。
梅沢木材工芸社
木曽さわらの厚口飯台 寿司桶・飯切 33cm
価格:4,980円(税込)
外径:約33cm 外高:約8.8cm 内高(深さ):約7.1cm
容量:約4合 材質:木曽さわら(赤身) 日本製
木曽さわら材の赤身の柾目材を厳選した職人仕立ての飯台。
一般的な飯台の約1.5~2倍の板厚で、丈夫で堅牢な作り。
熟練職人による昔ながらのカンナ仕上げで、耐水性・耐久性に優れています。
しまったままじゃもったいない!飯台を上手に活用しよう
インスタグラムでは「木のお皿」の人気が衰えることなく続いていますが、飯台も立派な木の器ですよね。あまり活用する出番のなかった飯台ですが、和洋問わずマッチするのでその使い方は無限大です。眠ったままの飯台もっと気軽に活用してみましょう。