おいしそうなパンの数々……これ全部ミニチュアパンなんです
おいしそうなパンの数々。香ばしい香りがしてきそうなこのパンたちにはある秘密があるんです。
実はこのおいしそうなパンの正体は、本物のパン材料を使ったミニチュアパン。パンアクセサリー作家のpetit-rêveさん(以下、プティ・レーヴさん)がひとつひとつ手作りされているミニチュアパンは通称「レブパン」とも呼ばれ、オンラインショップではすぐ完売してしまうほどの人気です。
「レブパン」は一般的なミニチュアパンとは違い、下の動画のように本物のパンを作るように、生地を練り、成形し、焼きあげて作られています。
▲画像をクリックすると動画が再生します。
本物のパン生地を使っていると「腐食しないの?」「形崩れしないの?」と思う方も少なくないと思いますが、焼きあがったパンを充分乾燥させニスを塗ることで腐食や型くずれしないように作られています。
今回はそんなかわいくておいしそうな「レブパン」の気になるあれこれについてご紹介します!
プティ・レーヴさんの「レブパン」の気になるあれこれ!
レブパンの魅力は「食べたいけど食べられないもどかしさ」
プティ・レーヴさんがレブパン作りで大切にしていることは、食べたいけど食べられないもどかしさを魅力にして、ほっとけない存在のものを作るということ。
そのために、焼き色を変えてみたり、ニスとの相性を調整してみたりと、焼きたての1番おいしい状態を留めておくために日々研究しているんだそうです。
レブパンは本物のパン生地を使っているため、イースト菌の膨らみで焼き色などが左右するしたりと不安定なもの。しかも毎回手作りしているため、作るたびにひとつひとつ違った表情のものができあがります。そんな表情の違うパンの良さを活かし、「パンって実はこんなに存在感があるんだー」と思わせるのもレブパン作りで大切にしていることなんだそうです。
魅力的なレブパンの中でも渾身の作品は?
どれも魅力的なレブパンですが、中でも渾身の作品はパンの王道「山形食パン」。長年力を入れて作っているそうで、数あるレブパンの中でも本物に見間違えてしまうようなクオリティの高さ!パンの香ばしい香りがしてきそう。
ちなみに、レブパンの中での人気商品は「パンケーキ」シリーズ!
パンケーキシリーズの特徴はなんといってもシズル感。バターが溶け、シロップが滴る、パンケーキの一番おいしい瞬間をとらえているんです。食べられないとわかっているのに、食欲を掻き立てるこのシリーズが人気なのもうなづけます。
レブパンの具材は何で作っているの?
レブパンのパンが本物ならば、レブパンを引き立てる具材は何で作っているか気になりますよね。実はレブパンの具材の大半は樹脂粘土製の手作りなんです。
手作りということだけでも驚きなのですが、そのひとつひとつのクオリティの高さにも驚愕です。たとえばこちらのロールパンにはトマトにきゅうり、レタスは本物さながらのみずみずしさを感じます。本当にどうやって作っているんだろう……?(笑)
これから出る「レブパン」の新作は?
本物さながらのクオリティのものから、ありそうでなかったユニークな発想のものまで種類豊富なレブパン。今後はどんなレブパンを作るのか聞いてみたところ、パンとしてもっと活用できるような商品を考えているとのこと! 今後の新作のレブパンにも注目です。
【番外編】これはレブパン?それとも本物のパン?
レブパンを日々作られているプティ・レーヴさんは、食べられるパンを焼くのもプロ級の腕前。普段はレブパンの投稿が多い中、たまに投稿されてくるおいしそうな本物のパンの投稿があるのも魅力的なんです。
レブパンの最新情報はインスタグラムをチェック!
本物のようなクオリティながら、かわいらしい世界観のあるレブパンを欲しいと思った方も少なくないはず。しかしながらレブパンはひとつひとつ手作りのためなかなか入手困難……。
そんなときはプティ・レーヴさんのインスタグラムアカウントをチェックしてみてください。新商品の情報やイベントの出店情報などレブパンに関する最新情報を随時更新していますよ。