豆皿の魅力
豆皿は、直径が6cm~10cm程度の小皿のこと。手のひらにすっぽり収まるサイズ感が特徴です。
丸皿、角皿、ひし形に、動物やお花をモチーフにしたものなど形や柄もさまざまで、産地によって個性があるのも面白いところ。
長年の伝統を守りながらもよいものを作ろうと挑戦する職人さんの技と想いが、この小さな豆皿にはぎゅぎゅっと詰まっています。
集め出すととまらない…豆皿コレクション!
まずは豆皿初心者の方に、いくつか豆皿をご紹介!お気に入りの豆皿を見つけるヒントにしてみては。
「有田焼をもっと身近に感じてほしい」という想いからうまれたKIHARAオリジナルコレクションの豆皿。和柄を取り入れつつモダンなデザインで、日常に取り入れやすいですよ。
開発ストーリーもぜひ読んでみてくださいね。
ひょうたん型や扇型がかわいらしい印判豆皿。
「印判」とは今でいうプリント技術のようなもの。とはいえ、転写紙を濡らして、それを立体面に手で刷りこんでいくという手作業であるため、色の濃淡やにじみなど、ひとつひとつ違った表情が生まれます。
こちらは倉敷意匠が型染めユニットの『kata kata』にデザインを依頼して生まれた「切り抜き印判手皿」。
動物の形に切り抜くというありそうでなかった豆皿。そのまま飾っておくだけでもじゅうぶん楽しめそうなかわいさです!
規則正しい切れ込みが特徴の輪花皿もとても人気。お花のようなデザインがとてもキュートで、フルーツやデザートは特にぴったりはまります。
こちらは東照宮の骨董市で買ったものだそう!
時を経て現在に残っているものだからこその風格があります。
お手頃価格で入手できることもあるので、古き良きものを探しに、骨董市に出かけてみるのもいいですね。
他にも、陶器市や手創り市、クラフトマーケットのようなイベントでも豆皿を買うことができます。
実際に足を運んで眺めてみるだけでも楽しいのでおすすめです。
豆皿初心者でも大丈夫!普段から豆皿ごはんを楽しむコツ
それでは、「豆皿を集めるだけではもったいない!」ということで、インスタグラマーさんの食卓から豆皿使いを学びましょう。
豆皿ごはんを楽しむコツを3つ見つけましたよ。
【1】一皿に一品
まずは基本!
豆皿はサイズが小さめということもあり、一皿にのせるおかずは一品にしましょう。
豆皿の絵柄を隠しすぎない程度に盛り付けて、目からも楽しめるごはんに。
【2】サイズ・色・柄のどれかを揃える
同じ絵柄で色違いの豆皿を使うと、異なるおかずにも統一感が出ます。
このおかずはどの豆皿に盛りつけようかな~と考えるのもうれしい悩みになりますよ♪
青色が爽やかなプレート。同系色の豆皿をたくさん使ってみるのもいいですね。
レトロな風合いの印判豆皿におかずをちょこちょこと盛り付ければ、一汁三菜にデザートもついたバランスのよい定食ができちゃいます。見映えもばっちり!
【3】形が異なる豆皿はトレーや竹ざるを使ってひとまとめ
形が異なる豆皿をたくさん使うときは、ワンプレートにするのがおすすめ。
大きめのお皿やトレーにのせると持ち運びがラクになるだけでなく、まとまりが出ます。
一部のおかずだけ竹ざるにのせてみるのもおしゃれ。浅めの竹ざるがのせやすいですよ。
六角形と正方形の小さい豆皿のかわいいこと!四角い大きなトレーにのせて、豆皿の親子みたいです。
豆皿を使えば、いろんなおかずが少しずつつまめるプレートがおしゃれにできるところもうれしいポイントです。
カッティングボートにのせてみるアイデアも!
本物のおにぎりと見間違えそうなおにぎり豆皿には漬物を添えて。他にも個性的な絵柄の豆皿が勢ぞろいしていますが、すっとなじみますね。
豆皿は使えば使うほど愛着がわくアイテム
豆皿は食洗機に入れられないものも多く、洗うのも水気を拭くのも正直面倒に感じてしまうことも……。
ですが、使い込むほどこのかわいらしさに愛着がわいてくるはず。
眺める楽しみから盛り付ける楽しみ、そして、ごはんを作る楽しみに繋がればいいなと、思います。
沢山の豆皿を集めて使っていると
和食を作る、食べるのが楽しくなるだけじゃなくて
その可愛さを誰かに見せたくなって人を招きたくなります。
こんな流れができたら、なんてすてきなことだろう。
おもてなしシーンだけでなく、日常から豆皿、取り入れてみませんか?
おうちごはんの最新情報はSNSをチェック!
『おうちごはん』では各種SNSで最新情報や動画を発信中!Facebookではライブ動画も配信しています。ぜひチェックしてみてくださいね。