
覚えておきたい『お母さん調味料』
こんにちは!natsu_motoiです。
今回は、簡単にできる自家製めんつゆをご紹介したいと思います。
我が家で『お母さん調味料』と呼んでいるこのめんつゆは、実際に私が新生活を始める時に母から教わったもので、和食のメニューを作る際にはとても助かりました。
もちろん今でも欠かさず常備しておくほど、重宝しています。
シンプルな調味料なので体にも優しく安心、かつ使い回しがしやすい自家製めんつゆを、是非作ってみてください。
自家製めんつゆの作り方
材料
・みりん……200ml
・醤油……200ml
・鰹節……20g

私が使用しているのは、三河の本みりんと生活クラブの醤油です。
みりんや醤油はこのめんつゆの味を左右するので、少しこだわってみると良いかもしれません。
みりんや醤油に限らず、普段使用する料理の基本調味料『さしすせそ』をこだわるだけで、料理の味も変わってきますよ。
作り方
1. みりんを鍋に入れ、火にかけ沸騰させてアルコールを飛ばします。
(この時吹きこぼれることがあるので、注意してください)

2. 醤油を加えて、鍋の縁がふつふつするくらいまで温める。
3. 鰹節を入れ、火を止めて粗熱を取る。

粗熱が取れたら完成です。保存容器に移し替えておきましょう。

残った鰹節は、そのまま鍋で炒るとおかかに。ご飯やおにぎり、ピーマンなどと炒めてお弁当のおかずなどにも使えます。

基本的には同量のみりんとお醤油に、たっぷりの鰹節と覚えておけば間違いありません。
自炊の頻度によって、作る量を調節できるのも自家製の良いところですね。
次は、この自家製めんつゆを使った簡単なレシピを2種類ご紹介したいと思います。
【1品目】自家製めんつゆで作る、シンプルな煮魚
まずはこの調味料を使用した、煮魚のレシピをご紹介します。
材料
・自家製めんつゆ……100ml
・酒……50ml〜
・水……50ml〜
・砂糖(お好みで)
・生姜……ひとかけ(薄切りにする)
・魚(使うお魚はお好みで)
※上記の分量は、使う魚の種類や大きさ、お好みの濃さによって調節してみてください。
作り方
1. 上記の材料を全て鍋に入れ、煮立たせる。
2. 煮立ったら魚を入れ、落し蓋をし、途中煮汁をかけながら煮る。
これだけで完成です!

一見難しそうな煮魚も、調味料を作っておけば味がばらつくことも少なくなります。
私が今回使ったのはカサゴです。こってり目に煮たので、砂糖を大さじ1加えて煮ました。
さらっと煮付けたいときには、砂糖はほとんど入れず、お酒を少し多めに煮ても美味しくできます。
【2品目】 ツナの炊き込みご飯
次は炊き込みご飯をご紹介します。
今回は、一人暮らしの方でも比較的使い切りやすい食材を使用してみました。
材料
・ツナ缶……1缶(油を切ったもの)
・人参……2cmほど(千切りにしておく)
・しいたけ……2枚
・えのき……1/4袋
・米……2合
・自家製めんつゆ……大さじ4
炊飯器にめんつゆ以外の全ての材料を入れる。めんつゆ、水を合わせた総量が炊飯器の目盛り通りになるようにして(今回は2合)炊く。

あっという間に完成です!

お味噌汁をつければ、栄養バランス的にも良い献立になります。
使用した材料以外でももちろんOK。基本的に1合に対して大さじ2でしっかりとした味の炊き込みご飯になります。お好みの加減を探してみてくださいね。
今回ご紹介したレシピ以外にも、うどんや蕎麦のつけダレや照り焼き、おでんの出汁、きんぴら、酢を加えて南蛮漬けなど色々な料理に使用することができます。
自家製めんつゆで、おいしい暮らしはじめてみませんか?
いかがでしたか?
新しい環境で緊張して疲れてしまったり、不安になってしまうこともあるかと思います。
そんな時に食べる美味しいご飯は、体も心も癒してくれるのではないでしょうか。
美味しいご飯作りに、この自家製めんつゆが役立ってくれたらとても嬉しいです!