これからも季節を問わず食べたいごぼう!
僕が大好きな根菜「ごぼう」! 今回はごぼうがテーマ。
ごぼうってコレまたワンパターンなレシピしかないイメージが強い食材ですね。でも、もちろん色々なバリエーションを出すことができる野菜ですので、ぜひ色々な料理にトライしてほしいと思っています。
それと、ごぼうのおいしさについて!
炊き込みご飯にすると分かるのですが、ごぼうはそれだけでとっても風味が強くておいしいです。日本人は古来よりごぼうのおいしさに気がついていて、よく食べます。というか、欧米ではほどんど食べられない食材ですね。
僕は大好きな根菜で、根菜の中だったら一番好きかもしれないくらいごぼうが好きです。
「春ごぼう」という春が旬のごぼうもある!
ごぼうのシーズンは11月〜1月くらいの冬ですが、香りがよくてやわらかい新ごぼう(春ごぼう)がちょうど今シーズンだったりします(4月から6月くらい)。
ちなみに、冬が旬のごぼうの産地は青森・茨城・北海道を中心とした関東以北、逆に春ごぼうは九州地方が主な産地なんだそう。
やっぱり日本列島は縦に長い! そんなことを思います。
デトックス食材のごぼうを食べて、今日も元気に!
ごぼうはデトックス効果がすごいです。デトックスというと、なんだか女子っぽい響きなんですが、要は「老廃物を出す」ということですね。これは説明しなくてもいいくらいのことですが、“栄養をとる”と同じくらい大切なことです。体には自然と毒素がたまるので、それを出してあげる必要があります。
そして「ごぼう」には何と言っても食物繊維が豊富です。ごぼうといえば、食物繊維! そう言ってしまっても過言ではないくらいですね。沢山食べましょう!
「ピーマンと厚揚げのごぼうきんぴら」
そんなわけでごぼう料理なんですが、THE定番レシピと言えば、「にんじんとごぼうのきんぴら」ですよね。どれだけのごぼうがキンピラで食べられていることか!(笑)と思いますが、にんじん以外にも色々な合わせ方があります。
今回はピーマンとごぼうのきんぴらに厚揚げもイン!
厚揚げのコクがごぼうと合わさってさらに旨みが増し、そこに加わるピーマンの苦みがたまらなくおいしい料理です!
材料(3〜4人分)
・ごぼう……150g
・ピーマン……2個
・厚揚げ……1枚
・ごま油……大さじ1と1/2
・白ごま……適量
A
・しょう油……大さじ1と1/2
・みりん……大さじ1と1/2
・水……大さじ1と1/2
作り方
1. ごぼうは包丁の背で皮をこそげ、ささがきにし、水にさらしてアクを抜く。ピーマンは種を取り細切り、厚揚げは5mm幅くらいに切る。
2. 鍋にごま油を入れ、ごぼうとピーマンを加えて炒める。ある程度火を通したら厚揚げをいれ、さっと混ぜながらAを加えて、汁気がなくなるまで炒めたら完成。白ごまをふる。
「ごぼうとタラの甘辛揚げ」
そして次は、僕が大好きなごぼうの天ぷらの変化形。
ごぼうにタラを合わせて甘辛く仕上げてみました! これは本当にオススメと言うか、いちおう分量的には2〜3人で食べてほしい量だけど、一人で一瞬で食べられます。僕からしたら一人前って感じですかね(笑)。
材料(2人分)
・ごぼう……150g
・タラ……2切れ
・小麦粉(天ぷら粉)……大さじ4
・水……大さじ4
・白ごま……適量
A
・しょう油……大さじ2
・みりん……大さじ2
・さとう……大さじ2
・酒……大さじ2
作り方
1. ごぼうは包丁の背で皮をこそげ、5cmの長さに切り、4等分に切る。タラは1切れを3〜4等分にし、食べやすい大きさにする。
2. ボウルに小麦粉と水を混ぜて揚げる用の衣をつくり、ごぼうをくぐらせ、180℃の油で3分揚げる。
3. 同様にタラも衣をつけて、2〜3分揚げる。
4. Aを鍋にいれ、1〜2分沸騰させ、アルコールを飛ばし火を止める。2のごぼう、3のタラを入れてよく絡め、白ごまを加えたら完成。
いかがでしょうか! 今回はごぼうのレシピを紹介しましたが、これからのシーズンもぜひ沢山食べてください!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「ロング&スロー ごはんとくらし」というブログも書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。