イクメンぐっちさんの悪〜いごはんが本に!『今日だけ激悪飯』発売記念インタビュー

イクメンぐっちさんの悪〜いごはんが本に!『今日だけ激悪飯』発売記念インタビュー

高カロリーで濃い味付け、栄養バランスは悪いけど食べ応えとインパクトは抜群!インスタグラムで人気を博した、ぐっちさん(@gucci.tckb)の「激悪飯」が、このたび本になりました!その名も『今日だけ激悪飯』。本の出版を記念して、ぐっちさんに普段のおうちごはんや制作エピソードについてたっぷりお話を伺いました。

まさに男のロマン!ぐっちさんの「激悪飯」の人気が止まらない!

激悪飯。それは、普段は家族の為にバランスよい食事を作るイクメンパパ(自称)が、時たま家族に隠れ、ひとりいそいそと楽しんでいる、野菜はほぼ無し!高カロリーでガツンと濃い味。とても家族に食べさせることのできない悪〜いごはんのこと。

以前おうちごはんでご紹介して以来、今なお人気上昇中の激悪飯が本になるという情報をいただき、今回激悪飯を考案されたぐっちさんにお話を伺いました。
やん編集長と私・なべこがたっぷりインタビューしてまいりました!

小学館集英社プロダクション

今日だけ激悪飯

肉! ボリューム! ニンニク! 激辛! それはアクマの誘惑…… 「ダメだ」と思いつつも抗えない罪な魅力と背徳感…… ヘルシーな低カロリー料理ばかりの日々、なんとなく物足りなくないですか……? たまにはガマンせず、思いっきり満足できるゴハン、食べたくないですか……? ◆家族の留守中のひとりメシに ◆なんとなく元気がでないときに ◆がんばった自分へのごほうびに カンタン・罪深い・でも間違いなくウマイ! そんなアクマの「激悪飯」の誘惑に、アナタも身をゆだねてみては?

(撮影:福井裕子、スタイリング:木村遥)

1,296円

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ぐっちさんの普段のおうちごはん

―― 改めましてぐっちさん、今日はよろしくお願いします! 本についてお伺いする前に普段のぐっちさんのおうちごはんについていくつかお話を聞かせてください。

なんだかやんさん(おうちごはん編集長)と真面目な話をするなんてちょっと変な感じですね(笑)。よろしくお願いします。

―― 確かに(笑)。お仕事をご一緒させていただく機会はありましたが、真面目に語るのは初かも! 早速ですが、激悪飯の印象が強いぐっちさん、普段のおうちごはんはどのような感じなのでしょうか?

普段は家族に作るので、栄養面を重視しています。スーパーに行って旬の食材が安かったら、それらを活用しますし、お買い得品を見つけるのも得意ですし、なおかつ1週間の献立も栄養面や家族のスケジュールと照らし合わせながら決めているので、「もうお母さんやん!」って自分で思います(笑)。

―― 本当にお母さんですね! 朝昼晩3食作られるのですか?

基本的には晩ごはんと、奥さんのお弁当です。朝は各自バラバラに食べるので、自分の分だけ準備しています。

―― ご家族の食事がメインかと思いますが、他に作っていて楽しい料理はありますか?

やっぱりホームパーティー系でしょうか。大変だけど、メインや副菜を考えて作り上げるのは楽しい! みんなが喜んでワイワイしてくれる、その感じが好きです。
割とご近所さんとのホームパーティーが多いですね。あと義理の弟ともすごく仲が良いんですよ。最近うちの近所に引っ越してきたこともあり、我が家によく遊びに来てくれるので週末はだいたい賑やかです(笑)。

―― 家族やゲストの為にという気持ちがすてきですね! もともと料理が好きだからできることなのでしょうか?

小さい頃から料理は好きですね。……好きは好きでも、もはや生活の一部みたいな感じです。

インスタグラムを始めたきっかけ

―― それでインスタグラムにも料理を投稿してみようと?

そうです。もともと友達に料理を振る舞う機会が多くて褒めてもらうことも多かったんですが、インスタグラムを始めた最初の頃は友達や家族との日常がメインの中、たまーに料理を投稿していて、友達からも好評でした。反応があることががうれしくて、頻度が上がったという感じですね。

―― ぐっちさんも今やすっかり人気者ですが、盛りつけなどスタイリングにこだわり出したのはいつ頃なんでしょう?

インスタグラム内での友達ができ始めてから、徐々にという感じでしょうか。インスタグラムのページに統一感を出すために、昔の写真は料理以外消しましたね。最初の頃の写真なんてもうほんとダサくて(笑)。フォロワーもリアルな友達10人ぐらいだけでした。

―― 徐々にぐっちさんらしさを見出していかれたんですね。いつも写真の撮り方もバッチリですが、どう腕を磨かれたのですか?

僕カメラは素人なんですよ。それこそインスタグラム始めたての頃は、ネットで「食べ物 美味しそうに撮る」みたいなワードを検索してましたね。なんだか昔の健気な自分を思い出してきましたよー(笑)。

―― まさか検索していたとは! では最初は器云々よりも写真の撮り方に注力したんですね。

僕あまり器に興味がなくて……。だから家にあるダサいやつを処分したという感じですね。
今まではそのダサい器を、揚げ物の衣付け用にしてたんですけど、先日満を辞してステンレスバットを買ったんですよ。そしたら「こんな便利なもんがあるんか!」と感動しちゃって(笑)。もっと早く買っておけば良かったって気付くこと、結構ありますよね。

わっぱ弁当とかも憧れたりするけど、もう僕完全に目線が主婦だから、見た目よりも効率重視で物は選びます。飽きのこないシンプルなデザインで、なおかつ食洗機でも洗えるようなタフなものが我が家には多いかな。

―― 今回出版された本の中で使われている器も確かにシンプルなアイテムが多いですね。これらは私物ですか?

スタイリストさんが、僕のインスタグラムの雰囲気を見て相談しながら選んでくださいました。持ってきてくださる物が僕の好みドンピシャで。もう安心してお任せできました。

おうちごはん編集部がざわついた。激悪飯について

―― ぐっちさんが激悪飯を投稿し始めたときのことをすごく覚えています。おうちごはんのインスタグラムでも、目玉焼きとウインナーの丼(上の写真)を思わずご紹介しちゃいまして。おしゃれなごはんの投稿が多い中、あのインパクトは絶大で「これは絶対に来るぞ!」と確信していました。
というわけで、「激悪飯」についてお伺いしたいと思います。まずは、激悪飯を思い付いたきっかけを教えてください!

本にも書かせてもらいましたが、きっかけってのは特になくて、結局男はみんな激悪飯みたいな料理が好きなんじゃないかなって思ってるんですよね……。男がチャチャっと自分だけのごはんを作るときって、ぶっちゃけこんなんばっかり作ってると思うんですよ。それに名前を付けただけなんです(笑)。

当時僕は、インスタグラムに投稿する料理はおしゃれじゃなきゃいけないみたいな思いが強くて、他のおしゃれなフードインスタグラマー達に憧れていたんです。
だけど、普段自分が大好きで食べている、飾らないリアルなごはん(キムチチャーハン)を載せたところ反応がすごく良くて! そこから始まった感じですね。

―― 激悪飯という絶妙なネーミングにも惹かれました。「げきわる」なのか「げきあく」なのか、読み方をお伺いしたのが懐かしいです(笑)。なぜこのようなネーミングにしたのですか?

「極悪(ごくあく)」か「激悪(げきわる)」かですごく悩みまして。
でも僕がイメージしていたのは「あく」じゃなくて「わる」だったんですよね。その方がかわいく感じたのでなんか良いかなって。

激悪飯は書籍化されると確信していた

―― おうちごはんで激悪飯をご紹介してから、人気の加速はすごかったですね。今でも人気記事ですし、激悪飯の書籍化はそう遠くないと思っていました。
ここからは、今回発売される新刊『今日だけ激悪飯』(小学館集英社プロダクション)についてお聞かせください。ざっと拝見する限り、レシピ数も多く撮影も大変だったとお察しします。制作の上で大変だった点や印象的なエピソードはありますか?

大変だったこと……、こんなにメイン料理ばかり一気に作ったことがないので、メイン料理って作るの大変だなと改めて思いましたね(笑)。さすがにカレーとチャーシューとビーフシチューとハッシュドビーフを一緒に仕込んだことはなかったですよ(笑)。普段は余り物をリメイクしたりすることが多いので、全品イチから作るのは大変でした。

▲確認中の原稿を見せていただきました! とにかくお腹がすきます。レシピ拝見中、やん編集長と共に「悪いわー」ばかり口走ってしまいました。

―― どれも食欲そそる仕上がりですが、撮影スタッフさんに人気だったメニューはありますか?

マグロラー油漬け丼、豚キムチ炊き込みごはんが人気でしたね。おつまみ系も人気で、ペペロンメンマやオリーブとアボカドのタパス、ブラックペッパーとチーズのハニートーストあたりでしょうか。

―― レシピ数も多く見応えたっぷりですが、これだけのレシピを考えるのは大変だったのでは?

インスタグラムに投稿していない新メニューは、全体のバランスを考えて作りました。魚介系が少ないからタコのパスタ作ろうか、みたいな。
飯・麺・パーーーン!ばっかりだったので新作でバランスをとりました。

テレビやネットで見つけた食べたいと思った料理は自分で再現することも多いので、ご当地B級グルメからインスピレーションを受けたレシピも盛り込んでいます。

―― 書籍制作にあたり、こだわった点は?

さらっと魅せたいというか……「どや、うまそうやろー!」というよりは、飾らず普段のおうちごはんに近い感じになるように意識しましたね。

▲画像は『今日だけ激悪飯』より引用(撮影:福井裕子、スタイリング:木村遥)

―― ぐっちさんはやはりがっつり系が好きなんですか?

いや、そんなことはないですよ(笑)。基本薄味が好みだし、普段からこんなヘビーなものばかり食べてるわけじゃないです。激悪飯は二日酔いの時のトドメに食べることが多いかな(笑)。
実際は、米と漬物と鮭と味噌汁みたいなザ・和食が大好きです。
激悪飯に野菜はほぼ無いけど、普段は野菜をたっぷり使ったメニューが食卓にのぼっています。

―― 全体的に韓国唐辛子の使用率が高いですが、ズバリ!ぐっちさん一押しの激悪トッピングBEST3は?

選ぶのは難しいですけど……
No.1は粗びき韓国唐辛子、No.2はブラックペッパー、この2つの使用頻度は相当高いですね。
No.3は卵! ゆで卵、温泉卵、目玉焼き……とにかく卵があると何故か悪そうに写るんですよ。他にはタバスコやマヨネーズもガンガンいっちゃいます!

▲質問した瞬間に、ぐっちさんのリュックから出てきた唐辛子瓶。フレーク状のものを愛用されているとのこと!

▲韓国唐辛子と卵黄オン! 激悪トッピングBEST3のうち2つも使っているなんて、悪い、悪すぎる!
画像は『今日だけ激悪飯』より引用(撮影:福井裕子、スタイリング:木村遥)

―― かなりの読み応えで、発売が待ち遠しいです! それでは最後に、おうちごはん読者のみなさまにメッセージをお願いします。

見た目のインパクトはすごいですが、ちゃんとおいしいので安心していただければと。真面目にバカやってます!って感じですかね(笑)。

ちなみに、インスタグラムを通して仲良くさせていただいている植木さん(@utosh)に激悪飯を食べていただいたんですが、「辛すぎて食べられないとか、バカみたいな味付けかと思ってたら、全然うまいじゃん!」って(笑)。
食いしん坊な方は是非手にとっていただければうれしいです!

―― このたびは本当におめでとうございます! またぐっちさんとお仕事できるのを楽しみにしています。ありがとうございました!

▲ぐっちさんお手製のバナナブレッド。インタビュー終了後に「最近お菓子もたまに作るんですよ」と言いながら、編集部にプレゼントしてくださいました。ぐっちさん、おいしかったです! ごちそうさまでした!

ぐっちさん プロフィール

兵庫県在住の会社員。妻と5歳の娘との3人暮らし。
一家の料理係として毎日家族の食事を作っています。
趣味はホームパーティー。
家族や仲間・子供達と美味しい物を囲みながらワイワイ過ごす時間が大好きです。

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ぐっち(@gucci.tckb)さんのインスタグラム

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