栄養たっぷりのスーパーフード「ケール」
今回ピックアップする食材は、「ケール」。
栄養価が高く、「スーパーフード」「野菜の王様」としても注目を集めている食材です。
葉酸、カルシウム、食物繊維、ルテイン、カリウム、ビタミン類、メラトニン……などなど、とにかく栄養が豊富。もともとは地中海沿岸が原産地だと言われていますが、最近は日本でもスーパーなどで手軽に手に入れることができるようになりましたよね。
ケールといえば青汁を思い浮かべて「苦い!」と思う方も多いかと思いますが、そのイメージはぜひこの記事を読んで塗り替えていただきたいと思います!
ということで、今回はケールのおいしい味わい方について、農家さんに直々に教えていただきました。
生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとのコラボレーションでお届けします。
レシピを教えてくれる生産者さんは
こむぎ屋工房 恭農園
今回ケールのとっておきレシピを教えてくださったのは、種子島で多種多様な野菜を育てている「こむぎ屋工房 恭農園」のみなさん。
種子島にて、『からだにやさしい野菜作り』を目指し、真心を込めて野菜を育てています。
南の島の大自然が織りなす豊かな気候
種子島は、とにかく自然が豊かで美しい土地。
恭農園のみなさんも、休日は海で釣りや潮干狩りを楽しんだり、川では川エビ捕り、山では山菜集めをするなど、大自然を満喫しているそうです。
南国の細長い島である種子島の気候は暖かく、潮風から運ばれる豊富なミネラルと太陽の光をたっぷりと浴びることで、野菜たちはすくすくと成長します。
採れたてをお届け
そんな自然豊かな種子島で農園を営む恭農園のみなさんのモットーは、「お客様とおいしいを分かち合う」ということ。
スタッフのみなさんが実際に食べてみて「おいしい」と感じるころ合いをみて、その日の朝収穫しています。
作りすぎず、食べごろのものを収穫することで、農薬の使用回数を減らして安全な野菜を作ることができるんだそうです。
なるべく生のまま食べていただきたい
恭農園で育てているケールは、若葉を収穫した「フリルケール」という生食用のケール。
柔らかいのでサラダに適していて、苦みも少なく茎にも甘みがあります。生で食べることで、栄養価が高いまま体に吸収することができるんだそうですよ。
【直伝レシピ】やさしい味のケールポタージュ
そんな生で食べてもおいしいケールを使ったおすすめのレシピとは?
恭農園さん直伝のレシピは、ケールを使ったポタージュスープです。
ケールは苦いというイメージを持っている方でもとても飲みやすく、とてもやさしい味の健康スープ。作り置きしておけば朝食にもおすすめ!
では、早速作り方をご紹介します。
材料(2人前)
・ケール……6枚
・じゃがいも(中)……2個
・玉ねぎ(小)……1個
・豆乳……200g
・コンソメ……大さじ2
・バター……10g
・塩胡椒……少々
作り方
1. 玉ねぎ、じゃがいもを薄くスライスして、バターで炒める。
2. 火が通ったら、ざく切りしたケールを1に入れて、蓋をして3分ほど蒸す。
3. 2をミキサーにかける。
※写真はブレンダーを使いました。
4. お鍋に3と豆乳・コンソメを入れて温める。お好みで塩胡椒を入れて完成!
まろやかでやさしいホッとする味わい
お鍋いっぱいのケールを使ったのですが、青臭さや苦みはまったくなく、とってもまろやかなやさしい味わいのポタージュスープができました。
さらに豆乳をプラスして軽い食感のポタージュにしてもおいしかったですし、濃厚につくってもったりとした食感にするのもおいしかったです。
使っている材料もとてもシンプルなので、余計な味がしなくてたくさん飲んでも飽きず、なんだかホッとする味わいでした。パンとの相性もいいので、朝ごはんの一杯にとってもおすすめです!
ケールをおいしく食べるためのポイント
保存方法
生で食べる場合は、ぜひ新鮮なうちにお召し上がりください!
食感や青臭さが気になる方や、一気に食べきれない場合には、ボイルしてから保存するのがおすすめ。
葉と茎を分けて、沸騰したお湯に茎の部分から先に入れ、1分ほどボイル。氷水につけて冷ましたら水気を切って、そのまま冷凍保存可能です。茎と葉を別に保存する方が使い勝手がいいとのこと。
ボイルしたケールは、そのままお好みのドレッシングをかけてサラダとしてもおいしくいただけます!
おすすめの食べ方
生のままやボイルしてからサラダにするのもおいしいですが、ケールは油との相性も◎。ペペロンチーノやトマトスパゲッティなどのパスタや炒め物に入れてもおいしいです。
生の場合は、バナナやベリーなどのフルーツと一緒にフルーツにするのもおすすめ!
▲バナナと豆乳と一緒にスムージーにしてみたら、砂糖要らずでおいしかったです!
さらに、ケールはお菓子作りに使うのもおすすめなんだそう。意外な組み合わせですが、クッキーやケーキを作るときにケールをプラスするだけで、おいしい健康スイーツが作れちゃうそうです!
今回のレシピで使ったケールは
こむぎ屋工房 恭農園の『フリルケール』
種子島で農園を営むこむぎ屋工房恭農園さんが育てた『フリルケール』。
若葉のうちに収穫するので、葉っぱもやわらかく、生でもおいしくいただけます。
朝採りして当日発送してくださるので、鮮度はピカイチ! 葉のシャキシャキ具合から、新鮮なのがもうわかりますよね!
おいしくて栄養満点のフリルケール、ぜひ一度お試しください!