水分豊富で甘々な新玉ねぎは生でいただく!「新玉ねぎのサラダ」

春になると市場に出回る「新玉ねぎ」。みずみずしくて甘くておいしいですよね。旬の新玉ねぎをおいしく味わうべく、今月の『食べチョク生産者に聞く!直伝レシピ』では新玉ねぎを育てている生産者さんにとっておきのレシピを教えていただきました。みずみずしくて甘い新玉ねぎの素材のうま味を存分にご堪能あれ!

今が旬!みずみずしくて甘~い新玉ねぎ

春になると出回る「新玉ねぎ」

通常は日持ちを良くするために収穫してから乾燥させる玉ねぎですが、新玉ねぎは早採りして乾燥させずにすぐに出荷するため、水分が多くてみずみずしく、やわらかくて辛みが少ないのが特徴です。

一般的に玉ねぎの収穫時期は春。そう、今がまさに旬の時期!

旬の新玉ねぎをおいしくいただく方法は、その食材を知り尽くした生産者さんに聞いてみるのが一番! ということで、今回は 生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとコラボし、食べチョクさんにて商品を出品されている生産者さんをご紹介いただいて、直々にとっておきのレシピ教えていただきました!

レシピを教えてくれる生産者さんは

武ちゃん農場(愛知県)の杉浦さん

今回新玉ねぎのとっておきレシピを教えてくださったのは、愛知県の碧南市にて農場を営む杉浦武昭さん。

とうもろこし、にんじん、たまねぎを育てる「武ちゃん農場(たけちゃんのうじょう)」の6代目として、食べる人の笑顔を生み出すおいしい野菜のために、毎日も手間暇惜しまず野菜に愛情を注いでいます。

おいしい野菜づくりの基盤は土づくりから

武ちゃん農場がある愛知県碧南市の土壌は、砂壌土でさらさらとしているのが特徴。海が近いためミネラル分も豊富で、農作物を育てるにはとても適した土地なんだそうです。

もともとの土壌の利点を活かしつつ、こまめに除草したり、化学肥料を減らしてとうもろこしを緑肥としてすき込んだりと、長い年月と愛情をたっぷりとかけて栄養豊富な土壌を丁寧に肥やしてきました。

ストレスをかけずに育てることで甘みが増す


みずみずしくて甘~い玉ねぎを育てるために、武ちゃん農場では玉ねぎにとってストレスのない環境で育てることを心掛けているそうです。

ストレスなくというのは、隣り合う玉ねぎ同士が育つ過程でぶつかったり干渉し合ったりすることなく、すくすくのびのびと育つことができる環境のこと。玉ねぎ同士の距離を大きめにとってスペースを空けて植えることで、辛みの少ない甘い玉ねぎが育つのだそうです。玉ねぎも生きているんですね~!

【直伝レシピ】新玉ねぎのサラダ

新玉ねぎのおいしさを存分に味わうなら、やっぱり生食がおすすめ。

杉浦さんにおすすめの食べ方を聞いてみると……

「オニオンスライスのサラダ一択! この時期の新玉ねぎならではのおいしさを味わうならこれにつきます!」

とのこと。シンプルイズベスト!!

ですが、このシンプルなオニオンスライスサラダにも、作り方のコツがしっかりとありましたので、直伝のレシピをご紹介したいと思います。

材料(2人前)

・新玉ねぎ……1玉
・しょうゆ……大さじ1
・マヨネーズ……大さじ2
・ツナ……お好みで
・かつお節……少々

作り方

1. サラダたまねぎの皮をむく(1枚程度むいたらOK)

2. 根と茎を切り落とし好みの薄さに切り、空気に触れさせながらしばらく置いておく。
※水にはさらさないこと!
※長時間置いておく場合は、冷蔵庫に入れてください。

3. お皿に盛りつけて調味料をかけたら、簡単出来上がり!!

新玉ねぎをおいしく食べるためのポイント!

水にはさらさない!空気に触れさせることで甘みがアップ

新玉ねぎの甘みを存分に引き出すためのポイントは、空気に触れさせること!

玉ねぎの辛みを除くために水にさらしておくという方法もありますが、碧南市の新玉ねぎの場合は水にさらすのはNG。水につけてしまうと甘み成分が流れてしまって、余計に辛みや苦みを感じるそう。

空気に触れれば触れるほど甘みが増すそうなので、カットしたら1時間~半日程度空気に触れさせながら置いておきましょう。これが栄養も逃すことなくごっそりおいしくいただけて、新玉ねぎがもつ甘みを引き出すための一番のポイントだそうです!

実際に筆者もこの方法で新玉ねぎのサラダを作ってみたのですが、食べてびっくり! シャキシャキっとした食感でとてもみずみずしく、甘い! 辛みは全く感じませんでした。こんなに玉ねぎだけをモリモリ食べたのは初めてかも……というくらい、お箸が止まらないおいしさでした。

水分の蒸発を防ぐように保存すること

新玉ねぎは水分量が多いので、水分の蒸発を防ぐようにして保存することが長持ちさせるための秘訣です。

保存の基本は、暖かいところや高温のところを避けて、涼しい風通しの良い場所に置くこと。水分を閉じ込めるように新聞紙やキッチンペーパーで包み、さらにラップをして野菜室に入れておくのがおすすめです。

ついついまとめ買いしたくなってしまいますが……おいしく楽しむためには少量ずつこまめに買って、新鮮なうちにいただくというのもポイントですね。

今回のレシピで使った新玉ねぎは

武ちゃん農場の『玉笑ちゃん』

新玉ねぎのとっておきレシピを教えてくださった杉浦さんが育てた新玉ねぎ『玉笑(たまえみ)ちゃん』。“シャキッ”とした歯ごたえとジューシーな甘みが特徴の新玉ねぎで、そのままサラダで食べるのに最適!

水分量が豊富で肉厚なので、集めの輪切りにして焦げ目がつくぐらいまで焼き、塩で食べるのもまたおいしいそう。

武ちゃん農場の玉笑ちゃんも、今まさに収穫時期を迎えており、現在『食べチョク』サイトにて販売中です。

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

食べチョク

甘みたっぷりジューシーたまねぎ『玉笑ちゃん』5kg(13個程度)

価格:1,700円(税込)

※送料別

購入はこちら

おいしく食べてみんな笑顔に!

“笑顔で笑顔を作る”ということをコンセプトに農業に取り組んでいるという杉浦さん。

消費者のみなさんに食材を好きになってもらい、長くおいしく食べてもらえることを目指しているそうです。みなさんが大切に長期にわたって食べてくれることで、食べた方々から笑顔の連鎖を生み出したいとのこと。

「みなさんのおいしいよという笑顔を見たくて作っているので、ぜひ僕を含め農家さんに出会う機会があれば、笑顔で『おいしいよ』と伝えてもらえると嬉しいです」(杉浦さん)

今まさに旬を迎えている新玉ねぎ。
生産者さん直伝のレシピを参考に、ぜひみなさんもおうちで旬のおいしさを存分に味わっていただけたらと思います!

▼生産者直伝レシピは、食べチョクサイトにて紹介中!

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