国連が定めた10月16日「世界食料デー」を記念し、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International が実施する「おにぎりアクション2018」。日本のソウルフードである「おにぎり」をシンボルとし、握って、食べて写真を投稿するだけで、地球の裏側の子どもたちに給食が届くという取り組みです。2018年10月10日（水）から11月20日（火）までの期間にて実施されます。

「おにぎりアクション2018」への参加に必要となるものはおにぎりだけ。写真を撮って投稿するというシンプルなアクションです。特設サイトに写真を投稿するのは無料で、期間中であれば何度でも投稿をすることが可能です。

今年で4回目の開催となるおにぎりアクション。
前回2017年は、なんと1日あたり3,800枚、写真投稿の総数は16万枚。97.5万食の給食を届けたそうです。

2018年のテーマは「おでかけ」。
“おにぎり持って、最高のおでかけしよう！”をテーマに、更なるおにぎりの場の拡大を目指します。期間中、ピクニックやキャンプなどのおでかけの場で、楽しくおにぎりを食べる投稿を広く呼びかけていきます。

親から子へ、おばあちゃんから孫へ。
大切な誰かのために想いを込めてにぎる「おにぎり」。
その「誰かのため」の気持ちに、世界の子どもたちへの想いも込めて、たくさんの人が温かいエピソードを持つ日本のソウルフード「おにぎり」をキャンペーンのシンボルとしたそうです。

「おにぎり」という身近なフードで、ほんのちょっとのアクションを起こせばいい。この手軽さによってキャンペーンを自分事化しやすくなり、おにぎりアクションをきっかけに食料問題や寄付活動に対して興味を持つお子さんや若者が増えているそうですよ。

「おにぎりアクション2018」には、今回もたくさんの企業や団体が参加します！
記者発表会が開催されるということで、2017年に引き続き、おうちごはん編集部も参加してきました。

参加企業・団体の取り組み内容のご紹介とあわせて、記者発表会の様子をレポートします。

日産自動車、イオン、オイシックス、ラ・大地、西友、FiNC、味の素冷凍食品、旭化成ホームプロダクツ、日本航空、象印マホービン、福井県、東川町などが参加。協賛団体として寄付金を提供するだけでなく、おにぎりを中心にさまざまな企画を実施する予定だそうです。

各社思考を凝らした様々な取り組みを実施予定。会場で紹介されていた楽しそうな企画をピックアップしてご紹介します！

今回初参加でありトップスポンサーを務めるのは、日産自動車。おでかけシーンにぴったりな日産「セレナ」とタイアップし、おにぎり写真の投稿キャンペーンとおにぎりアクションイベントを開催します。

「#OnigiriAction #家族史上最高のおでかけ」をつけて投稿されたおでかけシーンでのおにぎり写真1投稿につき、給食10食分を寄付。同時に、4箇所のイオンモールで「家族史上最高のおでかけで、世界の子どもたちに給食を」をテーマにイベントを開催します。

「おにぎり丸®」で作ったおにぎりの写真を「#おにぎり丸でおにぎりアクション」「#OnigiriAction」をつけてTwitter、またはInstagramに投稿すると、1投稿につき、給食5食分を「おにぎり丸®」が世界の子供たちにお届けするキャンペーンを開催。参加者の中から抽選で100名様に「おにぎり丸®×おにぎりアクション」コラボパッケージのお米（1合）が当たります。

今回で3回目の参加となるイオンリテール。
対象のおにぎり関連商品をWAONカードで購入すると売上の一部が寄付されると同時に、同額相当のWAONポイントがお客さまにも付与されます。

さらに、SNSにて「#OnigiriAction #イオンおにぎりアクション」をつけた写真投稿キャンペーンも実施しつつ、従業員の積極参加も促す取り組みを行います。

昨年に引き続き2回目の参加となる日本航空は、JALの就航国／地域をイメージした写真をSNSに投稿するキャンペーンを開催。抽選でJALオリジナル「しろたんもちっとぬいぐるみペア」などが当たります。会場には、しろたんも遊びにきていました。

「サランラップ®に書けるペン」を使って、「サランラップ®」で包んだおにぎりに、イラストやメッセージを書いた写真をSNS投稿するキャンペーンを実施。写真1投稿につき給食5食分の寄付のほか、抽選で「サランラップ®」のCMキャラクター「たぶん、クマ」のオリジナルグッズが当たります！

昨年に引き続きの参加となる福井県あわら市に加え、今年は福井県も参加。2018年9月から全国での販売を開始したブランド米「いちほまれ」が食卓に楽しみをお届けします。
アンテナショップ（銀座店、南青山店）で「いちほまれ」を購入すると1袋につき給食1食分を寄付すると同時に、日産自動車が開催するイベントの開催地で、「いちほまれ」おにぎりを提供するそうです。

また、あわら市では「あわらおむすび」企画による写真投稿促進を実施。市内の店舗が“あわら市の魅力やあわら市への郷土愛”を表現したおむすびを考案して販売するとのこと。地域の食材を使ったおむすびは、どれもとってもおいしそう！

記者発表後は、インフルエンサーの方々を交えてみんなでおにぎりで乾杯！　おにぎりパーティーが開催されました。おにぎりをほおばると、不思議なことにみんな自然と笑顔になります。

さらに今回の記者発表会の会場となった株式会社Phone Appliのオフィス「CaMP」には、写真のような大きなテントがありました！　「自然と、自由に、コミュニケーション」をテーマにし、アウトドアを意識したデザインや自然の香りや音を取り入れた素敵なオフィスは、今回のおにぎりアクションのテーマにもぴったり。こんなアウトドアシーンでおにぎりを楽しみ、その様子をぜひ投稿していただきたいと思います。

10月10日（水）よりスタートした「おにぎりアクション2018」。
すでに続々と投稿が集まっており、10月15日（月）の時点で8,000枚超え！　SNS上には、素敵なおにぎりの投稿がアップされていますので、ちょっとだけご紹介しちゃいます。

おにぎりと卵焼き、唐揚げという定番のおかずを組み合わせた @kotori_0109 さんのお弁当。海苔を巻いた三角のおにぎりと赤い梅干、黄色い卵焼きをとってもオシャレなお弁当に仕上げています。おにぎりの整った三角が美しい！

オシャレな竹かごは、おにぎりのお弁当にぴったり！　@maa217687 さんは、おにぎりに合わせてコロッケも三角に作ったんだそう。こんな素敵なお弁当を持って、どこかにお出かけしたいですね！

栗型に握った @emit_0702 さんのおにぎり。おにぎりに描かれたなんともいえないゆるい表情がとってもかわいらしく、食べるのがもったいないくらい。秋らしいテーブルコーディネートや盛り付けも素敵ですね。

期間中何度でも参加可能な「おにぎりアクション2018」。
おにぎりという身近な食べ物で起こすあなたのちょっとしたアクションが、世界中の子供たちの笑顔につながります。
キャンペーン期間は、11月20日（火）まで！　みんなでおにぎりを作り、楽しみながら参加して「おにぎりアクション2018」を盛り上げていきましょう！