【からだケアレシピ】乾燥シーズンに潤う「ポークとエリンギのソテー」

【からだケアレシピ】乾燥シーズンに潤う「ポークとエリンギのソテー」

季節の変わり目、急な気温の変化で体調を崩している方も多いのでは?そんなからだの変化を食事でケアすることを提案する美容薬膳研究家・ちづかみゆき(@miyukichizuka)さんの新連載コラム「からだケアレシピ」。第1回目は、秋になってくると気になる “乾燥” に潤いを与える食材を使った料理を紹介していただきました。

こう見えてじつは薬膳な「からだケアレシピ」です。

はじめまして、ちづかみゆき(@miyukichizuka)です。
今はボストンと東京を行き来しながら薬膳が得意な料理家として活動しています。

@miyukichizuka|Instagram

「薬膳」というワードを見て、「あー難しそう!無理~。」と思ったあなた!
どうぞご安心を。

わたしは、専門家として中医学をベースに食材を選んで組み合わせていますが、みなさんに作ってみたい、食べてみたいと思ってもらえるような「ふつうに簡単でおいしいお料理」を目指していつもレシピ作りをしています。作る楽しみがないだとか、食べてもおいしくないだなんて意味がないし、そんなものはカラダにも効かないと思うのです。

上海に3年ほど住んでいた時に感じましたが、中国でも中医学の理論を理解しているひとはそんなに多くはありません。しかし、顔に赤い吹き出物ができていれば、冬でもきゅうりの前菜をいただくだとか、暑い夏にはスイカや緑豆を食べるなど、生活に薬膳が根付いているんです。それは本当に素晴らしいなぁと思いました。

日本でも春先には苦みのある山菜を食べると良いと言われています。それは、苦みのある食材には解毒作用があるため、冬の間に溜め込んだ老廃物をデトックスしてリセットするためなのですが、理由はわからずともその時期はそういったものを食べるのが良いとなんとなく知っていますよね。

みんなが難しい理論を理解する必要はないと思いますが、みなさんの生活に薬膳が少しでも根付くように、この時期はこういうものを食べるといいですよ、ということをご紹介しながら、「からだケアレシピ」のコラムを通して、これからみなさんに「すり込み」していけたらなと思っています。

乾燥しがちな秋のからだに潤いを。

今年の秋は例年とは少し違い、秋が深まってきても気温が高い日もあったりしますが、通常秋は乾燥がからだにダメージを与える季節。
特に肺は乾燥に弱く、乾燥で空咳がでたり、風邪をひきやすくなったりします。肺は東洋医学ではお肌と繋がっていると考えるので、乾燥肌にも要注意。フルーツやナッツ類は肺を潤すので、この時期は積極的にどうぞ。

そして、肉類の中で潤いに良いのが豚肉。今回ご紹介するレシピでは、この豚肉を同じく潤い食材のエリンギと合わせました。肺を潤すはカラダを冷やすので、生姜でバランスをとっています。

【からだケアレシピ】ポークとエリンギのソテー 柿ジンジャーソース

材料(2人分)

・豚肉生姜焼き用……4~6枚
・エリンギ……2本
・塩……適量
・エキストラバージンオリーブオイル……大さじ1/2

・柿(種無し、熟したもの)……1個
・生姜すりおろし……大さじ1/2
・白ワイン……大さじ1

【A】
・レモン果汁……大さじ1/2~(柿の甘さで加減する)
・塩……1~2つまみ
・コショウ……少々
・カイエンペッパー……少々(1~2ふり)
・バジル……10枚くらい
・粗挽き黒コショウ……適宜

作り方

1. 柿ジンジャーソースを作る。柿は皮をむき、へたをとって粗くすりおろし(よく熟しているものはフォークなどでマッシュし)、Aを加えてよく混ぜ合わせる。

2. フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを入れて熱し、塩をふった豚肉とエリンギを入れてこんがりとソテーする。

3. 2のフライパンに1を加えてさっと混ぜ合わせて火からおろす。器に盛り、バジルを添え、粗挽き黒コショウをふる。

材料写真の豚肉は塊肉ですが、ボストンでは日系か韓国系スーパーに出向かないと薄切り肉を売っていないので、自分でスライスして使っています。日本では生姜焼き用のお肉を買ってくださいね。柿は熟したものが断然おいしいです!

ポークソテーにフルーツソースは好相性!

これから寒くなってくると暖房を使うため、乾燥シーズンはまだまだ続きます。柿のシーズンが終わっても、りんごや洋梨も肺を潤すので、柿の代わりに使ってみるのもおすすめです。レンチンするなど、少し加熱してから使うと、とろりとおいしくできますよ。
今年の秋冬は、乾燥しらずで乗り越えたいものですね。

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