納豆でインフルエンザ予防!? 冬の感染症に負けない納豆レシピ

納豆でインフルエンザ予防!? 冬の感染症に負けない納豆レシピ

日本で古くから愛されてきた発酵食品の「納豆」。納豆は多くの健康効果をもたらせてくれますが、今ではインフルエンザなどの感染症の予防にも一役買ってくれるとますます注目されています。今回おうちごはん編集部がおかめ「納豆サイエンスラボ」のメディアセミナーに参加し、おいしく食べられる納豆レシピを教えていただきました。

納豆や納豆菌の奥深い魅力を知る

古くから愛されてきた日本の伝統食品である「納豆」。
現代も食卓の定番であり続ける納豆は、そのおいしさに加えて、健康効果も多くの人に評価されており、今や健康のために納豆を食べるという方も多いのではないでしょうか。

今回おかめ「納豆サイエンスラボ」のメディアセミナーに参加し、納豆や納豆菌に期待される新たな効果について学んできました。
そこで教えていただいた納豆の意外なパワーや納豆レシピをご紹介します!

おかめ「納豆サイエンスラボ」とは?

おかめ「納豆サイエンスラボ」は納豆の正しい知識や健康価値を広く発信している団体。第一線で活躍されている研究者や医師の方々と様々な角度で共同研究を実施し、その研究結果などを紹介されています。
WEBサイトには納豆菌に関する最新情報や納豆レシピなどが公開されており、納豆に関するコアな情報を知ることができます!

おかめ「納豆サイエンスラボ」

S-903 納豆菌はインフルエンザや花粉症の症状を緩和

『S-903 納豆菌』なんて、いきなり専門用語が出てきたぞ……という感じがありますが、これが今回のキーワード。

おかめ納豆でおなじみのタカノフーズが所蔵する2200種以上の納豆菌の中で、納豆製造に適していて免疫に対する機能性が非常に高い納豆菌が『S-903 納豆菌』なんです。なんと納豆製造で一般的に使われている納豆菌に比べると、免疫に対する機能性が約1.5倍もあるのだそう。

実際にマウスを使った実験で、『S-903 納豆菌』がインフルエンザウイルスやノロウイルスの増殖を抑制し、感染後にも体内での抗体生産量を高める効果があると確認されました。

さらに、『S-903 納豆菌』で作った納豆を食べ続けることで鼻炎症状の緩和やくしゃみ、目のかゆみ等の和らぎが見られ、花粉症症状の緩和も期待できることが分かったそう。

多くの健康効果をもたらしてくれる納豆ですが、『S-903 納豆菌』入りの納豆を継続して食べることでインフルエンザの予防や花粉症の緩和にも一役買ってくれるというのは新発見でした。
これまで納豆の菌の種類になんて全く気にも留めてきませんでしたが、納豆菌それぞれにも特徴がある。これからは納豆を菌で選ぶ時代なのかもしれません。

冬の感染症に負けない!納豆レシピを要チェック

セミナーでは、腸管免疫研究所の管理栄養士である馬場美穂先生が考案した「納豆健康レシピ」を試食させていただきました。

それでは4品、ご紹介します!

■ふわふわ納豆鶏つくね

材料(2人分)

・納豆......1パック
・たまねぎ(みじん切り)......1/2個分
・塩......小さじ1/2
・お麩......30g
・オイスターソース......大さじ1
・鶏ひき肉......200g
・木綿豆腐......100g
・しょうが......1片
・みりん、しょうゆ、酒......各大さじ2
・わけぎ、油......適量
・納豆のタレ・からし......各1袋

作り方

1. たまねぎはみじん切りにして大さじ4の分量をとり分けてボウルに入れ、納豆大さじ2、納豆のタレとからしを混ぜておく。残りのたまねぎは別のボウルに入れ、塩小さじ1/2を振り、しばらくおく。

2. 1で塩を振っておいたたまねぎから水分が出てきたら、お麩、オイスターソース、鶏ひき肉、木綿豆腐、しょうがを加え、よく練り、1で残った納豆を加える。

3. フライパンに油をひき、2のタネをスプーンで丸め、両面中火で焼き、焼き色がついたら蓋をして弱火で蒸し焼きにする。

4. みりん・しょうゆ・酒を混ぜ合わせたものを加え、てりが出るまで煮詰める。3に(A)をトッピングし、わけぎをそえる。

馬場先生からのひとこと

代謝を高めるアミノ酸が豊富に含まれる鶏肉は筋肉疲労を改善し、疲労回復効果が期待できます。殺菌作用のある生姜のジンゲロールは加熱することで効果が増し、納豆と合わせることで、風邪予防の効果が期待できます。殺菌作用のあるたまねぎの硫化アリルは、砕いたお麩に吸わせることで効果的に摂取し、冷めてもやわらかい食感がおいしい1品です。

■納豆のアボカドクリチ和え

材料(2人分)

・納豆......2パック
・アボカド......1個
・クリームチーズ......50g
・らっきょう......4個
・わさび......適量
・レモン汁......大さじ2
・かつお節......1袋
・納豆のタレ......2袋
・赤ラディッシュスプラウト......適量 ※お好みで

作り方

1. アボカド、クリームチーズは形をそろえて1cm角のサイコロ切りにし、アボカドにレモン汁を回しかけておく。らっきょうはみじん切りにする。

2. ボウルですべての材料を混ぜ合わせる。仕上げにかつお節をそえる。お好みで赤ラディッシュスプラウトをそえると彩りも鮮やかに。

馬場先生からのひとこと

水溶性食物繊維が豊富に含まれているアボカドとらっきょうに、納豆の組み合わせは、腸内環境の改善が期待できます。アボカドには中性脂肪を減らす効果のあるオレイン酸・リノール酸もたっぷり。発酵食品のクリームチーズは納豆との相性もよく、体調を整え代謝を高めるビタミン、アミノ酸が疲労回復につながります。

■納豆板醤ドレッシングサラダ

材料(2人分)

・大根......250g
・にんじん......1/3本
・たまねぎ......1/2個
・塩・きざみのり......適量
(A)納豆......1パック
(A)納豆のタレ・からし......各1袋
(A)豆板醤......小さじ1
(A)しょうゆ・酢・ごま油......大さじ1

作り方

1. 大根、にんじんは千切り、たまねぎはくし形切りにする。フライパンにたまねぎ、にんじん、水大さじ3を入れ、塩をひとつまみふり、蓋をして2~3分たまねぎが甘くなるまで蒸す(※大根は加熱しない)。

2. (A)の材料を混ぜ合わせ、1を盛り付けて上からかけ、きざみのりをそえる。

馬場先生からのひとこと

納豆に、胃や腸の粘膜を健康に保つにんじんのカロテン、消化を助ける働きのある大根のジアスターゼをあわせることで、腸内環境を改善し、体調を整えます。食材を蒸すことで、にんじんは吸収が高まり、たまねぎは甘みが増します。ビタミンの宝庫であるのりをたっぷりかけ、発酵食品である豆板醤に抗菌作用のある酢を加え、辛みとさわやかさを効かせたドレッシングがアクセントになる1品です。

■納豆キムチの長芋グラタン

材料(2人分)

・納豆......1パック
・納豆のタレ、からし......各1袋
・キムチ......大さじ5(100g)
・えのき......1/2株
・長芋......300g
・とろけるチーズ......160g
(A)卵......3個
(A)ヨーグルト......大さじ4
(A)みそ......小さじ1

作り方

1. 長芋は表面のひげをコンロの火で焼き、皮付きのまま1.5cm角に切る。耐熱皿に並べて納豆のタレ・からしをかけレンジで2~3分温める。

2. (A)を混ぜ合わせ、納豆、キムチ、3等分に切ったえのきを加える。

3. 1の長芋の上に2をかけ、とろけるチーズをのせ、トースターでチーズがこんがりするまで焼く。

馬場先生からのひとこと

納豆、みそ、キムチ、ヨーグルトなどたくさんの発酵食品を組み合わせることでうまみが増し、免疫力、代謝を高める効果が期待できます。細胞を作る必須アミノ酸がバランスよく含まれる卵に、みそ、納豆でまろやかなグラタンソースになります。さらに胃粘膜を潤し、胃壁を保護する成分が長芋の皮に多く凝縮しているため、皮ごと食べるのがおすすめです。トースターで手軽に調理できるのもうれしいポイントです。

納豆を1日に1パック、意識的に食卓に取り入れてみて

ご紹介した納豆レシピは、食材がもつ成分を無駄にせずにしっかりと活かす工夫がされていて、味もとてもおいしく、食べ応えがありました。普段の食事はもちろんおつまみやホームパーティーでちょっと1品ほしいときにもピッタリ。
まずは1日1パックから、納豆を食卓に取り入れてみませんか?

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