あちらこちらで梅雨入りが発表された6月。じめじめと蒸し暑い日が増え、憂鬱に感じていた方も多いのでは？　そんな中、梅酒や梅干し作りに代表される手仕事は、この時期ならではの楽しみでもあります。

そんな手仕事をテーマに、おうちごはんでは2019年6月1日（土）～6月30日（日）の期間で「#手仕事はじめる水無月」投稿キャンペーンを開催しました。

やはり、梅を使った手仕事の投稿が目立ったのですが、「そういう梅の使い方もあるのか！」と思わず膝を打つようなアイデアもあり、とても興味深く拝見しました。

もちろん、梅以外にも気になる手仕事の投稿がたくさん！　それでは、編集部が大いに悩んで選んだ優秀賞を発表します。

今回の優秀賞はこちらの2名。どちらも和のテイストを取り入れた素敵なアレンジに注目が集まりました！

梅仕事は毎年の恒例行事になっているという @akiiitchen さん。

今年は無農薬のおいしい梅を取り寄せたもののなかなか作業できず、気づけば青かった梅は黄色に。その分、熟れた梅のフルーティーな香りに包まれての手仕事となったようで、お写真からもいい香りが漂ってきそうです。

高評価のポイントは、今年初挑戦したという梅味噌！　日本の伝統的な発酵食品である味噌と梅を合わせた梅味噌は、おうちごはんとしても気になる調味料の1つです。

「まずはおにぎりに塗って、焼きおにぎりにしたいなぁ…」という @akiiitchen さんのコメントにも「私も作りたい！」と思わず心をわしづかみにされました。また、お子さんと一緒に手仕事を楽しまれている姿も微笑ましくて、文句なしの優秀賞です！

@akiiitchen さんには、デンマークの「Holmegaard（ホルムガード）」が手掛けるガラスジャー『Scala（スカーラ）』（1000ml）をプレゼントします。

6月が旬の実山椒。これをオリーブオイルに漬けこむだけで、山椒の香り豊かな万能調味料になるそう。

編集部員の中には実山椒を売っているのを見たことがないメンバーがいて（私もそのひとりです）、@yukiistar さんの作った山椒オイルに興味津々！

カルパッチョや肉料理にかけるほか、こちらの「山椒とひじきのパスタ 」のように、和パスタを楽しむこともできちゃうんです。

山椒オイルも和パスタも、どちらも作ってみたくなるような魅力的な投稿だったので、優秀賞に選ばせていただきました。

@yukiistar さんにはフィンランドのガラスメーカー「iittala（イッタラ）」のタンブラー『Frutta（フルッタ）25cl クリア』（2個セット）をプレゼントします。

惜しくも優秀賞は逃したものの、素敵な投稿はまだまだたくさんあります！　その中でも特に目を引いた2つの投稿をご紹介します。

@ru.ru_rumi さんの手仕事は、自家製「きゅうりのキューちゃん」。きゅうりを醤油、砂糖、酢、生姜などと漬けるだけで簡単にできちゃうそう。

これには、編集部内から「きゅうりのキューちゃんって自分でも手軽に作れるんだ！」と驚きの声が。しかも、ごはんの上にきゅうりのキューちゃんとしらす、ゆで卵をのせたのっけ丼がたまらなくおいしそう！

安くておいしいきゅうりが手に入る夏の間に、ぜひマネしたいアイデアです。

@chikagekoga さんは今年、初めての梅仕事に挑戦されたそう。かわいい瓶の中には、梅酵素ジュースや梅の黒糖漬け、梅レモン酢漬けなどが入っていて、編集部では「いろいろな仕込みものがあって面白いね！」と大盛り上がり。

なかでも、梅を醤油に漬けこんで作る「梅醤油」は「初めて聞いた！」と注目が集まりました。梅仕事は梅酒や梅干しだけじゃないんだなぁとあらためて実感させられた素敵な投稿でした！

みなさんの手仕事を見ていたら、来年挑戦したいなと思うものがたくさんありました。

また、夏以外にも春は桜の塩漬け、秋はいくらや栗、冬はお味噌というように、季節ごとに手仕事がありますよね。四季の移り変わりを感じながら楽しむ手仕事を、これからも大切にしていきたいですね。

ご投稿をいただいたみなさん、本当にありがとうございました！

さて、7月は「夏野菜」をテーマにした「#夏野菜で彩る文月」投稿キャンペーンを開催中です。

トマト、きゅうり、なす、ピーマン、とうもろこしなど、カラフルで栄養いっぱいの夏野菜はどんな料理にも使えますが、おうちごはんのおすすめはやっぱり和ごはん！

夏野菜と和ごはんのおいしい組み合わせができたら、ぜひ投稿してくださいね。もちろん、和ごはん以外の投稿も大歓迎です。みなさまのご参加をお待ちしています！

（text by コノ）