出典 : @ryo_handmade

【2019夏休み】編集部が選ぶ!わたしの好きな県とご当地グルメ~青森県編~

おうちごはん編集部スタッフが、都道府県の中で好きな県とその土地のおいしいものを紹介する特別企画。何度も訪れてしまうほど熱愛していたり、思い出すとうっとりしてしまったり、いつか行きたいと恋焦がれていたり…と、好きな気持ちは人それぞれ。第6回は、編集部KaneKomaが青森県の魅力あふれる絶品グルメをご紹介します!

本州最北の地!青森県に行ってみたいのです

青森県といえば、ねぶた祭り、りんご、津軽海峡……。現時点では、わたしにはこれくらいの知識しかありません。そう、わたしは青森に行ったことがないのです。

なぜ行ったことのない青森県について紹介しようとしているのか。それは、わたしがこの夏の旅行先として、青森県を選んだから。

多くの人がそうだと思いますが、旅行に行く楽しみの一つとして「食」はすごく重要! 青森県に行くと決めたからには、事前においしい食べ物をリサーチし、現地で思い切り堪能してきたい。

調べるうちに、青森グルメに対する私の期待は高まるばかり!
そこで今回は、夏休みの旅行先を青森県に決めたわたしKaneKomaが調べあげた、青森の「たんげめぇ!」絶品グルメの数々をご紹介します。

訪れたら食べたい!青森グルメ

ビジュアルだけでもうおいしい「貝焼き味噌」

大きなホタテの貝殻を器にしてつくる貝焼き味噌。かつおや焼き干しのだし汁、ホタテ、味噌、卵、地元の旬の食材などを入れて煮込んでつくる青森の郷土料理です。

青森の家庭には、貝焼き味噌専用の貝殻があるんだとか。そして、地元の人がつくる貝焼き味噌には、ホタテは入れずに煮干しと味噌と卵とねぎだけでつくるんだそうです。

ビジュアルだけで、もう間違いなくおいしいというのがわかりますよね! 貝焼き味噌は青森に行ったら絶対食べるんだと心に決めています。

とにかく一度食べてみたい!「味噌カレー牛乳ラーメン」

一度食べるととにかくハマってしまうらしい青森市のB級グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」。味噌もカレーも牛乳もラーメンも食べたことがあるけど、これを全部組み合わせたら一体どんな味になるのか……ベースは味噌ラーメンで、カレーで風味をつけて牛乳でマイルドにするスタイルなんだそうですが、今のところわたしにはちょっと味の想像がつきません……!

「味噌カレー牛乳ラーメン」が誕生したのは1970年代中頃。新しいご当地グルメなのかと思いきや、歴史あるソウルフードなんだそう。現在は青森県内で5店舗で食べることができますが、発祥店は「札幌館」。地元の方々にとっても懐かしの味だそうです。

札幌館 - 新青森/ラーメン [食べログ]

「味噌カレー牛乳ラーメン」以外にも、煮干しのきいた津軽ラーメンや濃厚味噌ラーメン、ご当地系ラーメンなど、青森県はラーメン屋が多いんだとか。ラーメン好きのわたしとしては、旅行中の限られた食事機会の中でどのラーメンを食べるか、非常に悩ましいところです。

津軽の郷土料理 若生おにぎり

若生(わかおい)というのは、薄く柔らかい1年昆布のこと。炊き立てのごはんを若生昆布で包んだおにぎりが「若生おにぎり」です。

昆布でごはんを包むなんて斬新だなと思いましたが、これは普通の昆布ではなく若生昆布だからこそつくることができる青森県ならではの郷土料理。ほどよい塩味と磯の香り、そして昆布の旨味を感じられるおにぎりです。
津軽地方北部で、漁師が沖に出るときや、山に仕事に入るときなどにつくられてきたそうですよ。

丸でも三角でも俵型でもなく、半月型がスタンダード。昆布の繊維に沿ってかみ切れるように包まれているんだそうです。

@hitomi.ouchidegohanさんが教えてくれた情報によると、若生昆布がほしいときには、新青森駅の「太宰らうめんと津軽のめしや・めぇ」に声をかけると用意してくれるそうなので、ぜひ行ってみたいと思います!

津軽の郷土料理若生昆布のおにぎり by 村越仁美 | 【Nadia | ナディア】レシピサイト

いかを使った郷土料理といえばこれ、いかの寿司

下北半島のスーパーではどこでも売っているという「いかの寿司」。駅弁でもお馴染みの北海道の郷土料理「いか飯」と似たような料理なのかなと思いきや、どうやら全く別物のよう⁉

「いかの寿司」は、ボイルしたいかに酢と塩で味付けしたキャベツや人参などの野菜とゲソを詰めたもの。野菜のシャキシャキ感がおいしく、お漬物感覚で食べることができちゃうんだそうです。そのまま食べてもおいしいけど、マヨネーズやドレッシングをつけて食べてもおいしいんだそう。味の想像ができそうでできない! これは現地のスーパーに足を運んでみるしかないですね。

青森県はいかの水揚げ量が日本一。青森に行ったら、いかは絶対食べるべしですね。

給食でも大人気!津軽地方の郷土料理「いがめんち」

津軽の母の味といえば「いがめんち」。いかのゲソを包丁でたたき、野菜と一緒に小麦粉を混ぜて平たくして油を多めにしいて焼いた津軽地方の家庭料理です。
いかのことを津軽弁では「いが」というので、「いかめんち」ではなく「いがめんち」。訛りがそのままメニュー名になっていて、なんだか親しみを感じますね!

先ほどご紹介したいかの寿司やお刺身などを作ったら、残ったゲソでこのいがめんちをつくるんだそうです。

津軽地方の小学校では、「いがめんち」は給食でも人気メニューなんだとか。各家庭でも作られるほど、青森県ではポピュラーなお惣菜なんですって。お祭りの屋台でもお馴染みで、毎年多くの人が訪れる弘前さくらまつりの屋台でも津軽名物として大人気。

いかがあれば特別な材料は必要ないので、これはおうちでも作れそう! 味が気になるという方は、おうちでいがめんち作りにチャレンジしてみては?

青森県「いがメンチ」JA津軽みらい女性部|お手軽レシピでつくる|JAグループ (野菜)

これは買い!青森土産

青森では一家に一本「スタミナ源たれ」

青森ではどこの家にもあるという「スタミナ源たれ」。青森県産の大豆と小麦を100%で作った醤油をベースに、厳選した青森県産のりんごやにんにく、玉ねぎ、生姜などの生野菜を使っている、青森の味がぎゅぎゅっと詰まったたれです。

これはもう、青森に行ったら絶対に買ってくるものとしてリストアップ済。この後ご紹介するお土産は、全てリストアップしているものばかりなのですが(笑)。だってこのたれ、焼肉のたれとうたっておきながら、いかなる料理もおいしくしてしまうという秘められた力を持っているというんですよ! 野菜炒め、パスタ、炒飯など、色々な料理の味付けに源たれが大活躍なんだそうです。

そして聞くところによると、通販や東京のアンテナショップで買うとややお高めなんだとか……ちょっと多めに買ってこようと思っています(笑)。

ぷりぷりほたてを贅沢に使った缶詰「ほたてしらゆき」

こちらもものすご~く気になっている商品の一つ、青森県の真ん中にある陸奥湾のほたてを使用した缶詰「ほたてしらゆき」です。「2015ご当地缶詰グランプリ金賞」を受賞しており、お土産としても大人気。

陸奥湾は三方が陸に囲まれているので、山地からのミネラルが豊富に湾内に溜まるんです。だからこそ、ここで獲れるほたては身がぷりっぷりで甘みを感じるんだそう! たまりませんね!

そんな陸奥湾のほたてを贅沢に使用し、独自に開発したマヨネーズ風調味料で和えて加工したのが「ほたてしらゆき」なんです。ほたての甘みとマヨネーズの酸味の相性がバッチリで、パンにぬったりごはんにのせたりして楽しむ方も多いそう。お酒のあてにもぴったりに違いない!

チーズといかのハーモニーが絶妙すぎる「なかよし」

昭和53年から長年にわたって青森の定番土産として愛され続けている花万の「なかよし」。八戸港に水揚げされた質の良いいかと、こだわりの特製チーズが絶妙なハーモニーを奏でるとして、地元ではおやつやおつまみとして親しまれています。

これはきっと無限に食べることができちゃうやつですよね。定番はプロセスチーズ。他にもカマンベールチーズや粗びき胡椒の入ったブラックペッパー味もあり、どれも気になります。

お酒好きが多いおうちごはん編集部へのお土産はこれかな~!

チーズといかのハーモニー「なかよし」

青森県民が愛する「シャイニーアップルジュース」

青森といったらやっぱりりんご。アップルパイなどのスイーツなども気になりますが、わたしが気になっているのはこちら。「ねぶた」のイラストがひと際目を引くシャイニーアップルジュース

青森県の契約農家が栽培した希少な品種「紅玉」を使用したストレート果汁100%のアップルジュースで、青森県民にはお馴染みだそう。
写真左は、「ふじ」をベースにとした酸味すっきりの「金のねぶた」。写真右は、甘みほのかな「王林」をベースにしたブレンドまろやかな味わいの「銀のねぶた」。

あなたは「金のねぶた」? 「銀のねぶた」?
わたしはどっちも買って飲み比べしたいです(笑)。

りんご「つがる」を贅沢に使用したりんごワーク研究所の「完熟アップルジュース」

アップルジュースでもう一つ気になっているのが、こちらの「Ringo Work」の「完熟アップルジュース」

自治体で日本一の“りんごの里”作りを目指している板柳町の「りんごワーク研究所」が生み出したオリジナルブランド「Ringo Work」の代表商品で、そのまま食べてもおいしい完熟りんごを贅沢に使ったジュースです。1本1000円とお値段はちょっぴりお高めにも関わらず、全国的にも大人気! シャイニーアップルジュースと並んで青森県民のみなさんにとってもお馴染みのジュースなんだそうです。

蜜が詰まった甘~いりんごの味がそのまま口の中に広がるんですって! これはもう買うっきゃないですね。

りんごワーク研究所 オンラインショップ

甘~い甘~い嶽きみを使った「嶽きみぷりん」

「嶽きみ(だけきみ)」って何⁉ と思って調べてみたら、なんととうもろこしのことでした。岩木山の麓で育つ青森県産ブランドとうもろこし「嶽きみ」を使って作ったプリンがこちらの「嶽きみぷりん」です。

「嶽きみぷりん」は、収穫時期が8月中旬から9月下旬までと短く、鮮度が落ちやすい「嶽きみ」のおいしさを、冬期間も含めて通年で味わってもらえるようにと開発された「嶽きみパウダー」を使って作っています。地元弘前市の老舗菓子店「対馬菓子舗」さんとコラボし、嶽きみの甘さを活かすためにあえてカラメルソースを使用せず、シンプルに仕上げたんだそうです。

ぷりんの他にも、アイスやロールケーキなど、「嶽きみ」のおいしさを味わえるスイーツは他にもたくさんあります。どれも嶽きみの深い甘さが口いっぱいに広がるものばかり!

岩木山の麓にある直売所「野市里(のいちご)」で購入できる他、オンラインショップでも購入できるそうなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

商品検索 - 嶽きみ(だけきみ)、嶽きみスイーツ、青森りんご、青森県産品の通販専門店 |ANEKKO(あねっこ) 青森県弘前市

海の幸も山の幸もおいしい青森県に、いざゆかん!

青森は、祭りとりんごだけじゃない!

今回調べてみただけでも、初めて知る伝統的な郷土料理や、青森ならではの食材を使った魅力的なご当地グルメがたくさんあり、青森県に行くのがますます楽しみになりました。胃袋がいくらあっても足りなそうな予感(笑)。

海の幸も山の幸も豊富な青森県の魅力溢れるグルメを、余すところなく堪能してきたいと思います。

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