
もう季節は秋!
みなさん、こんにちは!
夫婦料理家ユニット「ぐっち夫婦(@gucci_fuufu)」です。
あっという間に夏が終わり、少しずつ涼しくなってきましたね。みなさん、2019年の夏はいかがでしたか?
私たちは、先日少し遅めの休暇をいただいて、南フランス〜北イタリアあたりをレンタカーで気ままに旅してきました。食材を扱う市場に行ったり、現地のごはんを食べたり。目に映る食材が日本とはまた違い、ワクワクしながら旅を楽しんできました!

▲蚤の市でのカトラリーを物色中
(以下、会話部分は夫のTatsuya=「夫」、妻のSHINO=「妻」と記載しています。)
妻:ヨーロッパで見かけた野菜。種類も多くて、珍しいものもあったね!
夫:うん、日本のスーパーとはまた違う感じだよね!

▲ジェノベーゼ発祥の町、ジェノバのメルカト(市場)を散策。バジルが山のように積まれていました
妻:定期的に色んな国へ行くのは良い経験になりそう!
夫:「その土地ならでは」が楽しいよね。

日本のスーパーに並ぶ食材も、季節によってガラッと変わりますよね。9月に入り、最近見かけるようになってきたのが、秋を感じる「根菜類」や「きのこ類」。近所のスーパーに立派なれんこんやかぼちゃが並んでいたので、今回はその2つを使って料理をすることにしました。

妻:立派なれんこんだね!
夫:すごいね! 存在感が……(笑)!
妻:れんこんって切る向きによって食感が変わるんだよね。
夫:そうそう! 今回はシャキッとさせよう。
実りの秋を満喫する根菜レシピ
【1品目】豚バラとオイスターのうま味がしみ込んだれんこんが美味!
夫:SHINOさんはかぼちゃで何作る?
妻:優しい味の副菜かなぁ?
夫:じゃあ、僕は主菜にしま~す!
◆夫レシピ「シャキシャキ!れんこんと豚バラの中華炒め」

材料(2人分)
・れんこん……200g
・豚バラ肉……200g
・にんにくの芽……5~6本
・ごま油……大さじ1
・糸とうがらし……適量
【A】
・酒……大さじ1
・オイスターソース……大さじ2
・しょうゆ……小さじ1
・砂糖……小さじ1/2

作り方
1. れんこんは皮をむき、繊維に沿って厚めの縦切りにして水にさらす。にんにくの芽は3~4cmの長さに切る。豚バラ肉は、長ければ切り、酒大さじ1、塩少々(分量外)で下味をつける。

2. フライパンにごま油を入れ、中火で加熱する。れんこんを加えて両面焼き色がつくまで炒める。

3. 豚肉を加えて炒め合わせる。

4. 豚肉の色が変わったらA、にんにくの芽を加え、さっと炒め合わせる。

5. 皿に盛り、お好みで糸とうがらしをのせる。

ワンポイントアドバイス
れんこんは繊維に沿って縦に切ることで、歯ごたえのよいシャキッとした食感に仕上がります。炒め物におすすめですよ!
【2品目】ミルクとかぼちゃのクリーミーな煮物
妻:切り方で食感が変わるのがおもしろいね!
夫:料理によって、食材の切り方を変えるのがおすすめだよ。筑前煮などの煮物は、味がしみこみやすいように乱切りに、酢の物にするときは薄切りでシャキシャキにね!
妻:なるほど! さて、私も作るよ~!
◆妻レシピ「かぼちゃのミルク煮」

材料(作りやすい分量)
・かぼちゃ……300gほど
【A】
・牛乳……250ml
・砂糖……大さじ1と1/2
・バター……10g
・塩……ひとつまみ
・くるみ……お好みで
・シナモン……お好みで

作り方
1. かぼちゃは種とわたをのぞいてさっと洗い、大きさをそろえて一口大に切る。

2. 鍋に皮目を下にしてかぼちゃを並べてAを入れ、弱めの中火にかける。

3. 煮立ったら弱火にし、落とし蓋をして15分ほど煮る。火を止め、10分ほどおいておく。

4. 器に盛り、くるみ・シナモンをお好みでふる。

ワンポイントアドバイス
・かぼちゃは大きさをそろえて切ると火の通りが均一になります。
・煮込んだ後は、味がしみこむように少し置いておきましょう。
シャキシャキとホクホクの食感が美味しい!
妻:お腹すいたね! さあ、食べよう! ごはんよそって~!
夫:美味しいよ〜!
妻:え、もう食べてる……(笑)。

さて、次回コラムの公開は10月の後半で秋本番。
秋を満喫するレシピをお伝えしたいと思っています。ぜひお楽しみに!
夫&妻:では、また来月お会いしましょう!