新潟県燕三条の職人たちの技術が総結集!こだわりのキッチンウェア『enzo』誕生

新潟県燕三条の職人たちの技術が総結集!こだわりのキッチンウェア『enzo』誕生

金属加工の職人が集う地「新潟県燕三条」から新たなキッチンウェアブランド『enzo(エンゾウ)』が誕生。工場の垣根を超えた多様性に満ちたものづくりを行う燕三条ならではの伝統技術と、多くの人々のアイデアやこだわりが詰まっています。新たに発売となった洗練されたアイテムの製法や特長についてたっぷりとご紹介します。

キッチン用品の産地 新潟県燕三条

新潟県の燕三条は、日本一のキッチン用品の産地であると同時に、工場の垣根を超え多素材多製法のものづくりを行う地域です。金属加工の職人が集う土地としても有名で、キッチン用品においては金属加工に優れた金物・刃物の町ということでご存知の方も多いのではないでしょうか。

新潟県出身である私かねこまは、もちろん地元新潟の燕三条のキッチン用品は多数愛用しており、その魅力をもっともっと多くのみなさんに知ってもらいたいなと思っています。そんな個人的な想いも重なり、今回新たに燕三条から新たに生まれたキッチンウェアブランド『enzo』について、熱を込めてご紹介させていただきたいと思います。

『enzo(エンゾウ)』とは

『enzo』は、燕三条の各工場の得意とする技術を掛け合わせることで、使い勝手の細やかなニーズに答え、多様性に満ちたラインナップを実現したキッチンウェアブランドです。
より多彩な料理を楽しむため、それぞれに最適な素材と製法を組み合わせることで、勝手の良さをとことん追求して作られました。

enzoの開発を手掛けたのは、60年以上にわたり、燕三条の地で工場と共にキッチン用品をたくさんの家庭に届けてきた和平フレイズ株式会社。“もっと料理の楽しさを感じて欲しい ”という想いから、加工技術の大切さを提唱すると共に、人と人とが繋がるものづくりの輪を育み続けるべく、燕三条、そして日本を代表する総合キッチンウェアブランドを目指して『enzo』を生み出したんだそうです。

燕三条は、古くから分業制でものづくりを進めてきました。enzoの製造も1社だけで完結するということはなく、本来であればライバル同士にある工場がそれぞれの得意分野を活かし、リレー形式で作り上げています。

一つの製品に、職人さんをはじめとするたくさんの人々が関わり、何度も何度も試作を繰り返してようやく出来上がったenzo。それぞれのアイテムに、こだわりがたくさん詰まっていますので、その製法や特徴と共に、商品ラインナップをご紹介します。

商品ラインナップ

■鉄フライパン:焼き料理にこだわった鉄フライパン

料理好きの方なら、一生モノの調理道具として、お気に入りの鉄フライパンを持っておきたいという方も多いのでは? 鉄フライパンを使って焼いたお肉やお魚っておいしいですよね。

enzoの鉄フライパンは、焼き調理実験を行い、本体に熱がムラなく均等に伝わりやすい厚みの鉄材料を用いた「焼き調理」に特化したフライパンです。焼きスペースが広くなるように底面を広くし、側面の立ち上がり角度は70度にこだわって、ソースなどを流し込みやすい設計にしています。この形状は、一般的なプレス加工機では再現することは難しく、スピン加工によって細部まで仕上げているんだとか。

高温調理に強く、食材を入れても熱が下がりにくい蓄熱性に優れた国産の鉄を使用。この鉄フライパンでお肉を焼けば、肉の旨味を逃がさず香ばしく焼き上げることができるんだそうです。ガス火はもちろん、IHクッキングヒーターでも使用可能。ハンドルは天然木(ブナ)とステンレスのフラットバー(角断面)を組み合わせた握りやすい形状で、見た目も洗練されたデザインに仕上がっています。

鉄フライパン|enzo(エンゾウ)

■鉄中華鍋:IHにも使える快適中華鍋

中華鍋が炒め物に適しているということはわかっていても、重くて扱いにくく、プロが使うものというイメージをお持ちの方も多いはず。そこでenzoは、女性でもあおり調理ができるように、鉄でも軽くて扱いやすい中華鍋を目指しました。

軽さを追求した薄い鉄素材は、変形に弱くなりがち。しかし、表面に燕三条を物語る槌目(つちめ)模様を入れることで、加工硬化が生まれて強度を上げているため、変形にも強くなっています。軽さと強さが両立し、熱源を選ばず使えるように底面形状も吟味されています。

ハンドルは、握りやすいフライパンと同じ形状を採用。持ちやすい角度に合わせて金具を専用で合わせています。これにより、女性でも扱いやすく、シャキシャキの炒めものを作ることができる中華鍋に仕上がりました。

鉄中華鍋|enzo(エンゾウ)

■ステンレスざる:一生モノを目指したざる

お米を研いだり、食材の水切りをするときに使用するざる。調理においては欠かせないアイテムですが、このざるこそ、ちょっとした使い勝手の違いが大きくわかるアイテムなのではないでしょうか。

ざるの網目は、密すぎると水切れが悪く、荒いと食材が漏れてしまいます。enzoのざるは、最も身近な小さな食材であるお米が落ちずに洗える網を使用し、平織式で丁寧に編み込んで作られています。さすが米どころ新潟生まれ!
使っているステンレス鋼線は、一般的なざるよりも太目の0.5㎜。これによってお網自体の強度が高まり、さらにその網をしっかりと引っ張ってフチ部分に芯材と一緒にきっちりと巻き込むことで、フチから網が抜けにくい構造で仕立ててあります。

お米を研いだら、網目に米挟まっちゃって洗いにくいとか、水切りをしているときに叩いていたらフチが変形してしまうなんてことはありません! 強度とデザインにこだわった一生モノのざるです。

ステンレスざる |enzo(エンゾウ)

■ステンレスボール:復刻した深めのステンレスボール

ざるに続き、さらに調理において必須となるアイテムがボールです。調理のさまざまなシーンで使うボールですが、こちらもシンプルなアイテムながら、そのモノによって使い勝手が大きく変わってきます。

enzoのボールは、製造工場にひっそりと眠っていた深めのステンレスボールをヒントとして生まれました。それは、生産効率への流れから使われなくなっていた深めで膨らみのある形状のボールでしたが、これこそが「使い勝手の良い形」だったのです。

適度な深さがかき混ぜるときに飛び散りにくく、安定感のある膨らみとフチ形状は、持ちやすくこねるときにしっかりと力を入れられる設計に。底面は暑くて重く、側面を薄く伸ばすことで全体を軽量化し、安定感のある仕上がりになっています。
先ほどご紹介したざるとフチのデザインが統一された形状なので、重ねて使いやすいのはもちろん、お手入れの際に水が中に入り込みにくいようになっています。

ステンレスボール|enzo(エンゾウ)

暮らしになじむ本物の道具たち

enzoの開発に携わった担当者の方に実際にお話を伺ったのですが、今回発売の4つのアイテムが完成するまでに、本当にたくさんの職人さんが試行錯誤を重ねてきたんだそうです。多くの職人さんたちが今まで培ってきた技術を総結集し、ようやく作り上げたenzoは、燕三条のものづくりにおける技術と伝統こそが生み出したブランドといえるのではないでしょうか。

enzoのブランドサイトでは、製造現場の様子を体感できるVRコンテンツも公開されています。ぜひ、本物のものづくりの現場を体感してみてください。

今後は、鍋やその他のキッチンツールの発売も予定しているそうなので、enzoが生み出すものづくりの輪にさらなる期待が高まります。燕三条が生み出した新しいキッチンウェアブランドに、みなさんぜひご注目ください。

enzo 燕三条から生まれる縁を造る最適なキッチンウェア
enzo.official (@enzo.tsubamesanjo) |Instagram

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