
生わかめとは?
生わかめが出回るのは毎年だいたい3~5月ごろで、場所によっては1、2月から出回り始めたり、6月ごろまであったりする場合も。
生わかめの特徴は、肉厚で磯の香りが強いこと。あまり日持ちはしないけれど、その分、塩漬けや乾燥わかめとは違ったおいしさが楽しめます。
さらに栄養素にも違いが。乾燥わかめに比べ、体内の不要な水分や塩分を体外に排出するカリウムが圧倒的に多いんです。ほかにも、カルシウムやビタミンA、ヨウ素も豊富というからうれしいですよね!
生わかめは食べ方いろいろ!
生わかめは食べる前に下処理(下茹で)するのがおすすめ。わかめを洗ったら茎と葉に分けてサッと茹でて、冷水で冷やして絞れば完了です。
下処理が終わったら、あとは酢の物にしたり、味噌汁に入れたり。茹ですぎると風味や食感が損なわれてしまうのでくれぐれもご注意を。
生わかめの食べ方はほかにもたくさん。そこで、みなさんのすてきなアレンジをご紹介します!
シンプルにナムル風
スーパーで生わかめを見つけたのでナムル風に。おろしにんにく少々、シラス、炒りごまにだし醤油、ごま油に塩少々。
生わかめのおいしさをしみじみ味わいたいなら、素材を生かしたシンプルな料理が一番! おろしにんにくやごま油の香りが食欲をそそる「ナムル」は、ぜひ試したい一品です。
作り方も和えるだけと簡単なのがうれしいところ。@ariko418さんのように、塩気の効いたシラスを入れると良いアクセントになりそうです。
ごま油香る、わかめスープ
料理家の榎本美沙さん(@misa_enomoto)の「わかめスープ」は、ごま油で炒めたネギが香ばしく、生わかめならではの食感がたっぷりと味わえます。
作り方はとっても簡単で、榎本さんのレシピ紹介サイトに掲載されています。YouTubeでも動画が公開されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
うまみたっぷり!わかめごはん
こちらも料理家・榎本美沙さん(@misa_enomoto)の一品。
「わかめごはん」は、わかめを茹でた茹で汁で炊き上げるからうまみがたっぷり! どんなおかずにも合う味わいです。茎わかめも入っていて、コリコリとした食感の違いも楽しめますよ。
詳しい作り方は、榎本美沙さんのレシピサイトまでどうぞ。
タコと生わかめの梅ドレッシングサラダ
定番のわかめサラダも生わかめを使うとおいしさがアップ!
@chameleon272727さんは、タコや玉ねぎと合わせて食感豊かに。手作りの梅ドレッシングもさっぱりとしたおいしさです。
ゆでタコ
生わかめ
玉ねぎ
大葉しそ
★ドレッシング
梅肉 小さじ1
砂糖 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
梅の風味がこってり系のおかずと相性抜群。ドレッシングはおかずに合わせて変えてみるのもいいですね。
3分で完成!新わかめとしらすのサッと炒め
生わかめは、実は炒め物にも合います。
@kiyomi_loveberryさんの「新わかめとしらすのサッと炒め」は、洗って切ったわかめをごま油でサッと炒め、しらすと麺つゆを加えて、七味唐辛子を混ぜたら完成。わかめを洗って切るのも含めて3分程度でできてしまうんです。
お酒にもごはんにも合う味わいだから、家族みんなが喜ぶはず!
ごはんがすすむ!生わかめの佃煮
生わかめで作る佃煮は、柔らかい中にも程良い食感があって絶品。作り方も、鍋に生わかめ、醤油、砂糖、酒、水を入れて、煮汁がほぼなくなるまで煮込むだけと簡単です。
@ysy__chanさんのように、白ごまをかけてもいいですね。あまりのおいしさにごはんが何杯でも食べられてしまいそうですよ。
佃煮は、生わかめを買い過ぎて余ってしまった時にもおすすめです。
お弁当にも!生わかめ卵焼き
生わかめは、卵焼きに入れても食感が良く、おいしく仕上がります。ボールに卵を割り溶きほぐして味付けをし、玉子焼き器で焼いたら出来上がりです。
@yoshino___yuさんの卵焼きは少し甘めで、食べるときはお醤油を少したらすのがポイント。こんなふうにおにぎりや漬物、味噌汁とともに味わったら大満足間違いなしですよね。
彩りもきれいな卵焼きは、お弁当のおかずにも良さそうです。
相性ぴったり!わかめとイカのパスタ
生わかめで一品料理を作るなら、パスタはいかが? こちらのパスタは@sakiya329さんの一品で、わかめに相性ぴったりのイカを合わせています。
作り方は、まず、オリーブオイルでニンニクをじっくり炒め、イカ、わかめの茎を入れます。火が通ったら茹でたパスタと生わかめを混ぜ合わせ、塩・胡椒を振って醤油少々をまわしかけたら出来上がり。
イカもわかめも火が入りすぎないよう、サッと仕上げるのがポイントだそうですよ。
朝ごパンにも!海の幸トースト
生わかめは食パンにのせてトーストしても!
@yui_itohさんは食パンを軽くトーストし、鰹節、湯通ししたわかめ、チーズ、マヨネーズ、塩昆布の順にのせて焼き、最後に小ネギを振ったそう。
とろ~りとろけたチーズがたまりませんね。わかめとチーズは実は相性が良いんですよ。栄養満点で、朝ごはんにもぴったりです!
生わかめは試さなきゃ損!
生わかめは、サラダにも炒め物にもパスタにもパンにも合い、意外とアレンジが豊富です。
食べきれない時は、冷凍保存が便利。下処理した生わかめを小分けにし、フリーザーバッグに入れて冷凍しちゃいましょう。解凍方法はザルに入れてお湯をかければOK。その後、すぐ冷水にとって冷ますと良いそうですよ。
春にしか味わえない生わかめ。スーパーの鮮魚コーナーなどで見つけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。