
あく抜きは「ガッテン!」流が簡単
春を代表する食材、たけのこ。スーパーなどで皮つきの生たけのこを見ると、『買おうかな?』と思うものの、「あく抜き」が面倒で諦めてしまうことはありませんか?
生たけのこのあく抜きは、米ぬかなどと一緒に1時間ほど煮た後、さらにおよそ一晩放置するのが一般的。ところが、2019年4月放送の「ガッテン!」(NHK総合)で紹介されていた方法は、煮る作業が不要で、「大根おろしの汁」につけておくだけでいいそう。
それならば、やってみようかな?という気になりますよね!
あく抜きが終わったら、ぜひいろんな食べ方で味わってみましょう。たけのこ料理の素敵なアレンジをご紹介します!
ごはんもおかずもトーストも!たけのこ料理LOVE
やっぱり作りたい!たけのこごはん
新鮮なたけのこが手に入ったらぜひ作りたいのが「たけのこごはん」。
たけのこを調味料やだし汁などと一緒に炊き込むだけで作れ、たけのこ本来のおいしさが味わえます。たけのこが主役なので、切るときは大きめで。
@yukitchengohanさんのように油揚げを入れると、コクとうまみがアップします。炊飯器でも炊けますが、お鍋でふっくら炊き上げるのもおすすめです。
豚とたけのこのオイスターバター焼きそば
こんがりときれいな焼き色のついたたけのこが、なんともおいしそうなこちらの焼きそば。
味付けにはオイスターソースやナンプラー、にんにくが使われていて、食欲をそそる味わい。ランチはもちろん、ビールにも合うから夜ごはんにもピッタリなんです。
ナンプラーの代わりにしょうゆと鶏ガラスープの素を入れても良いそう。
詳しい作り方は、@ponkotsu_0141さんのInstagramに動画付きで紹介されています。レシピサイト「週末ふうふ時間」にも作り方が掲載されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
ざく切りたけのこと豚こまの青椒肉絲
おうちごはんのLoversコラム「ふたりで作るおしゃべりごはん」でおなじみのぐっち夫婦(@ucci_fuufu)は、たっぷりのたけのこと豚こま肉を使って「青椒肉絲」に。
たけのこは、ざく切りにして食感と食べ応えをアップ。豚こま肉は下味をつける際、片栗粉も一緒にもみ込むことでしっとりと仕上がるそうですよ。
Instagramに投稿されていたレシピをご紹介します。
材料(2人分)
・たけのこ水煮……200g
・豚こま……250g
・ピーマン……2個
・ごま油……小さじ2
【☆豚肉の下味】
・しょうゆ、酒、片栗粉……各小さじ1
・こしょう……少々
【★合わせ調味料】
・しょうゆ……大さじ2
・酒……大さじ2
・オイスターソース……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・片栗粉……小さじ1
・にんにくすりおろし……少し入れても
下ごしらえ
1. 豚肉はポリ袋などに入れ、☆と合わせて下味をつけ、よく揉み込む。
2. たけのこは縦に切り、根本部分はいちょう切りに、穂先は薄切りに。
3. ピーマンは縦半分に切りタネを外して1.5cm幅に切る。
4. ★合わせ調味料を合わせておく。
作り方
1. フライパンにごま油を熱し、下味をつけた豚肉を菜箸でほぐしながら強めの中火で炒める。
2. 肉の色が変わったら、たけのこ、ピーマンを入れ、全体に油が回るまで炒める。
3. 一度火を止めて、★合わせ調味料を再び混ぜて(片栗粉が固まってることがあるのでしっかり混ぜて)鍋肌から入れ、さっと全体に炒め絡める。
4. 再度火をつけ、照りととろみが出てきたら皿に盛る。
レシピ出典:Instagram(@gucci_fuufu)
合わせ調味料を入れる際は、一度火を消した方が急に固まることなく、やりやすいとのこと。ぐっち夫婦のInstagramでは、調理工程の写真も見ることができます。
「ふたりで作るおしゃべりごはん」でも魅力的なレシピを多数ご紹介しているので、そちらもお見逃しなく!
たけのことベーコンのめんつゆバター焼き
たけのことベーコンをバターで焼き、めんつゆで味付けした@ai.ouchigohanさんの一品。
ベーコンとバターの塩気、めんつゆのうまみがたけのこに絡み合い、シンプルでありながら何度でも食べたくなるおいしさなんです!
それでいて、ものの10分程度でできてしまう簡単さも魅力。Instagramに投稿されていた作り方をご紹介します。
材料(2人分)
・たけのこの水煮……100g
・ベーコン……1枚
・バター……10g
・めんつゆ…大さじ1/2
・塩こしょう……各少々
作り方
1. たけのこの水煮は細切り、ベーコンは拍子木切りにする。
2. フライパンにバターを入れて熱し、1を入れて炒め少し焼き目がついてきたらめんつゆを入れてよく絡め、塩こしょうで味を調える。
レシピ出典:Instagram(@ai.ouchigohan)
できたては香りも味も最高だそうですよ。レシピのポイントなどは@ai.ouchigohanさんのブログに掲載されているので、合わせてご覧くださいね。
子どもも喜ぶ!たけのこのツナ玉カレー
こちらも@ai.ouchigohanさんのレシピで、シャキシャキのたけのことこってりカレー味が相性抜群! お子さんでも食べやすいようにと入れたたまごも、おいしさをアップさせているよう。
Instagramに投稿されていた作り方をご紹介します。
材料(2人分)
・たけのこの水煮……130g
・ツナ……1缶
・ねぎ……1/2本
・たまご……1個
・万能ねぎ……適量
【A】
・水……200ml
・めんつゆ……50ml
・カレー粉……小さじ1~
【B】
・水……大さじ1
・片栗粉……大さじ1/2
作り方
1. たけのこの水煮は食べやすく切り、ツナは汁気を切っておき、ねぎは斜め薄切り、たまごは溶いておく。
2. 鍋にAを入れて加熱し、ツナ、たけのこ、ねぎも入れてねぎがクタッとしたら合わせたBを入れてとろみをつけ、最後にたまごを回し入れお好みで崩し完成。
レシピ出典:Instagram(@ai.ouchigohan)
調理時間は15分程度だそう。あとはごはんがあれば、この一品で大満足できちゃいそうですよね。
レシピのポイントなどは@ai.ouchigohanさんのブログに掲載されているので、合わせてどうぞ。
アツアツがおいしい!たけのこのグラタン
和のイメージが強いたけのこですが、チーズやホワイトソースなどとも相性がいいので、洋風にアレンジしてもおいしく味わえます。
@kaorinkitchenさんは、たっぷりのたけのこと新たまねぎ、れんこん、海老を合わせてグラタンに。焼き立てアツアツはたまらないおいしさで、意外にも作り方は簡単なんですよ。
👉材料 フライパンで炒めて塩麹と白こしょうで
味を整えて
グリーンマヨネーズを絡めて
200℃に余熱したオーブン で約15分
.
すっごく簡単ですが
なんだかゴージャスなひと皿に*
グリーンマヨネーズとは、フレッシュな木の芽とたまご、ワインビネガー、塩、白こしょう、オリーブオイルを合わせて攪拌したものなのだとか。
木の芽は4~5月ごろが旬なので手に入らない場合は、ほかのハーブで応用しても良さそうです。
朝ごはんにピッタリ!味噌スープ
たけのこを使ったスープは食感が良く食べ応えがあるので、朝ごはんにおすすめ。
@nourish_chicさんは、たけのこと芽キャベツ、厚揚げで味噌スープに。最初に材料をさっと炒めてから煮ていくそう。
さっと炒めて、
ちょっとブイヨンで煮て。
牛乳入れて、
麦味噌入れて、
ほんの少しの酒粕を。
オリーブオイルを垂らして、
ペッパーを振る。
麦味噌と酒粕で食べれば体がポカポカと温まりそう。見た目もおしゃれで、朝から元気をもらえそうです!
サクサク&シャキシャキ!たけのこパイ
こちらは@nourish_chicさんが、休日のランチ用に作った「たけのこパイ」。
作り方は、パイシートにたけのこをのせ、ホワイトソースとバジルソースをたっぷり塗ってオーブンで焼けば完成です。
サクサクのパイとシャキシャキのたけのこの食感が楽しく、たけのことホワイトソース&バジルソースも相性ピッタリ。
気に入ったらいつでも作れるよう、冷凍庫に冷凍パイシートを常備しておくと便利ですね。
旬を楽しむ、春のトースト
たけのこは食パンにのせてトーストしても絶品! チーズをプラスするとまろやかになってコクうまな味わいに仕上がります。
@misa_enomotoさんは、スライスチーズとたけのこ、生ハム、そしてこちらも春が旬のクレソンを添えてトーストに。
生ハム&チーズのうまみと塩気があるので、ほかの調味料はなくても良いかも。旬のおいしさがギュっと詰まった、春に食べたい“ごちそうトースト”です。
いろいろなアレンジで栄養もチャージ
意外とアレンジ豊富なたけのこ。これまで和食でしか使ったことがなかった方も、ぜひいろいろ試してみてはいかがでしょうか。
また、たけのこには水に溶けない不溶性食物繊維がたっぷり。さらに、カリウム、銅、亜鉛などのミネラルも豊富です。
気温の寒暖差のある春は体調を崩しやすい時期なので、旬のおいしさとともにたくさんの栄養素をチャージして、毎日元気に過ごしたいですね!