出典 : @guchiko6198 【キッチンからはじめるエコ】できることからはじめよう!~洗剤・石けん編~

【キッチンからはじめるエコ】できることからはじめよう!~洗剤・石けん編~

7月からレジ袋有料化がスタートし、エコバッグが推奨されるようになりました。プラスチックゴミの削減をはじめ、自然への負担が少ない生活方法へ徐々に向かっていきたいですね。そこで、今回はキッチンからできるエコな取り組みの中から、まずはエコ洗剤について、みなさんと情報をシェアしたいと思います。ぜひチェックしてください!

自然とおいしいものが好きだから、キッチンからはじめるエコ

春は桜をはじめ、色とりどりの花々が咲くのを心待ちにし、食卓では菜の花や山菜、ホタルイカを楽しみ、夏には海や太陽の光をたくさん浴びて、トマトやスイカなどの水分をたっぷり含んだ夏野菜を食べる。

秋には紅葉を眺めつつ焼き芋をほおばったり、冬には澄んだ星空や白い雪に癒され、おうちの中で温かい鍋をつつく。

季節ごとの多少の好き嫌いはあっても、そんな四季の自然とその恵みが大好きです。

けれど、ここ数年の度重なる豪雨や台風の被害、猛暑や暖冬など、あきらかに地球環境が変わってきているなと感じる思いが強くなりました。私は趣味でサーフィンをするのですが、サーフィン仲間からは海岸浸食の話も聞きます。

これ以上、自然災害を大きくせず、美しい自然の四季をみんなが楽しめるように残したい。野菜も魚も旬のものをおいしくいただきたい。

そのために、なにかできることをしたい。なにができるだろう?

そう考えて調べてみると、生活の中で家事の多くの時間を割いているキッチンからできることって、いろいろあるんですよね。

そこで、おうちごはん読者のみなさまと一緒に、おうちのキッチンからはじめられるエコについて、少しずつシェアできればいいなと思い、まずは食器用洗剤についてご紹介していきます!

エコ洗剤ってなにがいいの?

洗剤には、スーパーやドラッグストアで販売されている一般的な洗剤のほかに、環境にやさしいと言われているエコな洗剤がありますよね。まずは、エコ洗剤のなにが環境にやさしいのか、簡単にまとめます。

はじめに:合成洗剤のデメリット

はじめに知っておきたいのが、一般的に使われている合成洗剤のデメリット。

私たちの生活のなかで排出された水は、下水処理施設できれいにしてから川に戻され、海に流れます。そしてその水が蒸発し、雲になり雨となって川に戻り、浄水場を通って、再び水道水となって私たちに供給されます。

下水処理施設では、汚水を微生物や細菌類の力できれいにしていますが、合成洗剤の化学成分はこの微生物や細菌類の活動を弱らせてしまいます。結果、処理が遅くなるなどの問題が生じ、大雨などで処理が追い付かなくなると、洗剤の化学成分を含んだ未処理の汚水がそのまま川に流されることになってしまいます。

川や海を汚さないためには、微生物や細菌類の活動を損ねず、できるだけ早く分解されて自然に還る洗剤を選ぶことが大事なんですね。

エコ洗剤のメリット1:生分解性が高い

生分解とは、物質が微生物などの働きによって分解されること。生分解性100%の物質は、最終的に水と二酸化炭素にまで分解され、自然に還ります。

エコ洗剤には、大きく分けて2タイプあります。

●天然油脂を原料に作られている〈石けん〉(固形や液体、粉などがあります)
●天然由来の原料で作られた〈合成洗剤〉


どちらも基本的に石油由来の原料で作られている合成洗剤よりも生分解性が高いので分解が早く、環境にやさしいと言われているんですね。

エコ洗剤のメリット2:手肌にやさしい

石けんも合成洗剤も界面活性剤の働きで汚れを落としますが、同時に手肌の皮脂や皮膚にも刺激を与えます。

ですが、石けんは水で薄まると一瞬で界面活性作用を失うため、すすいだ後の肌や、薄まった排水のなかでは界面活性剤として働きません。そのため、手荒れを起こしにくく、分解も早いので川や海の生物にも安心と言われています。

一方、天然由来の合成洗剤は、天然由来とはいえ、人工的に作られた合成界面活性剤を成分にしているため、天然の界面活性剤を利用している石けんほど分解のスピードは早くありません。ですが、石油由来のものよりも分解が早く、刺激の弱いものであることが特徴です。

エコ洗剤のメリット3:環境に配慮した製造方法

また、エコ洗剤はそのコンセプトから、製造方法やパッケージの材質まで環境に配慮したものが多いです。

たとえば、天然酵母の発酵で生み出す洗浄成分を配合したものや、パッケージに再生プラスチックや植物由来のプラスチックを使っているもの。また、洗剤を製造するときにかかる電力も環境に配慮した自然エネルギーを利用していたりと、さまざまな取り組みがなされています。

エコ合成洗剤のピックアップ5選

まずは、エコ合成洗剤をピックアップ! ドラッグストアやオーガニックのセレクトショップなどで販売されているものからプレゼントによさそうなものまで、おすすめのものをご紹介します。

【1】エコベール「ゼロ」

サトウキビ、パーム、ヤシ、菜種など植物由来の原料を使用。生分解でき、油汚れもきちんと落とします。また、「ゼロ」シリーズは肌を刺激する香料や着色料も無添加なので、手荒れが気になる方や敏感肌の方にはとくにおすすめ。100%再生プラスチックボトルを使用し、新しくプラスチックを使用する場合よりもCO2排出量を70%削減することができています。

食器用洗剤で手荒れを起こしやすかったという@guchiko6198さん。エコベールを使うようになって1週間。手荒れがだいぶよくなったそうです。パッケージのデザインもお気に入りの様子。すっきりしていておしゃれですよね。

エコベール公式サイト | Join Our Clean World Revolution

【2】ソネット「ナチュラルウォッシュアップリキッド」

ドイツのオーガニック洗浄剤のパイオニアであるソネット。すべての原料が天然原料で生分解され自然に還ります。さらに植物の力を引き出すようなバイオダイナミック農法やオーガニック栽培のものを使用し、原料の調達は可能な限りフェアトレード。また、ハンディキャップを持つ人々の社会復帰を支援する団体がラベル貼りの一部を手作業で行い、製造時に使用する電力はできる限りグリーン電力を使用するなどあらゆる面でサスティナブルに貢献しています。

ゆるりとナチュラルライフを実践されている@kyutama_smileさん。ソネットのサスティナブルな企業理念に共感され、この春からソネットの食器用洗剤を使い始められました。有機レモングラスのフレッシュな香りも爽やかなのだとか。自然のやさしい香りはうれしいですね。

オーガニック洗剤のソネット/sonett 日本公式ブランドサイト

【3】サラヤ「ヤシノミ洗剤」

1971年に誕生して以来、愛されつづけているロングセラー商品。「人と地球にやさしい」をコンセプトに、手肌へのやさしさと高い生分解性をもつヤシの実由来の洗浄成分を使用し、無香料・無着色にもこだわっています。また、“原料”の循環サイクルに目を向け、2004年から原料生産地であるボルネオ島の環境保全活動にも取り組んでいます。

生産者や環境に配慮したエシカルなライフスタイルを提案する@ethically_haseさんは、パーム油の問題を知ったことがきっかけでヤシノミ洗剤を使い始められました。まずは知ることが大切ですね。そこからひとつずつ環境や人にやさしいものを選んでいけたらいいですよね。

人と地球にやさしい。ヤシノミシリーズ

【4】a day along with the time & season「DISH WASH」

a day along with the timeは、「やさしい毎日」がコンセプトの、日々の暮らしに寄り添ったメイドインジャパンのライフスタイルブランド。こちらの食器用洗剤は、植物由来100%で、動物由来成分、石油系界面活性剤、鉱物油不使用。少量でも泡立ちがよく、汚れをすっきりと落とし、野菜や果物を洗うこともできます。

「見た目よし、香りよし。日本のキッチンサイズでも大きすぎない」と@ayumi4079さん。私もいま同じものを使っていますが、本当にいい香りで泡立ちが良いです。ボトルデザインもおしゃれだから、ちょっとした贈り物にもおすすめです。

a day -アデイ-|日々の暮らしに寄り添ったライフスタイルブランド

【5】フロッシュ®「食器用洗剤 アロエヴェラ」

環境先進国ドイツ生まれのサスティナブルハウスケアブランド、フロッシュ®。再生可能な植物由来の洗浄成分を使い、弱酸性のノンアルコール処方なので手肌にやさしく、敏感肌の人も安心して使えます。また、生産段階では省エネルギーや資源の再利用を行い、環境への負担を抑えた商品づくりを行っています。さらに、外国のエコ洗剤の中ではコスパも優秀です。

できることから脱プラ生活に変えていっている途中という@tama__futariさん。食器用洗剤は、フロッシュ®を使われています。ほかのメーカーのものと比べると泡立ちが弱いと感じているようですが、それ以外に魅力を感じているそう。手荒れがしないところもお気に入りなのだとか。自分が重要視するポイントを見つけるのも大切ですね。

フロッシュ® | 旭化成ホームプロダクツ

ほかにも、エコストアとマーチソンヒュームについて、以前おうちごはんで詳しく紹介していますので、よかったらチェックしてくださいね。

やさしくって実用的。Murchison-Hume(マーチソンヒューム)の洗剤
人にも環境にも優しいブランド「ecostore」の洗剤でエコな毎日

純せっけんのピックアップ4選

純せっけんもさまざまなメーカーがこだわりを持って作られています。どれもドラッグストアやスーパーの日用品売り場で販売されていて、手に取りやすいものばかりです。

【1】サラヤ「arau.」

ヤシノミ洗剤のサラヤが出している無添加せっけんのブランド「arau.」。「毎日使うものだから安心できるものを選びたい」そんな想いから生まれたシリーズです。肌へのやさしさをいちばんに考え、合成添加物は一切無添加。動物性油脂も不使用で、ヤシ油とパーム油から生まれた、100%植物性の純せっけん。また、ラベンダーとスペアミントの天然ハーブが配合されていて、植物素材のほのかな香りも楽しめます。

シャンプーや洗濯用洗剤など皮膚に直接触れるものを徐々に体にやさしいものにチェンジしているという@yumseshtさん。「arau.」の台所用せっけんは、アロマの香りがしてとても使いやすく、すっかりお気に入りなのだそう。洗い物をするときに天然ハーブの香りが漂うと、とても気分がいいですよね。

無添加せっけんとハーブのアラウ

【2】シャボン玉石けん「EM食器洗い液体せっけんボトル 300mL」

石けん成分以外、余計なものを何も入れない本当に無添加の石けんを作り続けているシャボン玉せっけん。「EM食器洗い液体せっけん」は、自然に存在する善玉菌であるEM(有用微生物群)を配合し、身体にやさしいだけでなく、河川などの浄化効果も期待できる環境にもやさしい石けんです。また、保湿成分が残る製法で作られているため、洗い上がりがしっとりとしているのも特徴です。

@910aromaさんは無添加のものを使い、自然のアロマ以外は身の回りに置かないようになってから、目覚めが良くなったり、インフルエンザにかからなくなったりと、身体の変化を感じられているようです。こういった変化は個人差がありますが、自分に相性のよい製品が見つかるといいですよね!

シャボン玉石けん株式会社|人にやさしいものは、自然にもやさしい

【3】太陽油脂「パックスナチュロン400番」

パックスナチュロンも石油由来のものを使用せず、植物性のパーム油やパーム核油を原料に石けんを作っています。手肌にやさしいオレイン酸を多く含んでいるため、肌の弱い方にもおすすめ。また、パックスナチュロンを生産している工場では屋上に太陽光発電の装置を設置し、さらに大幅な省エネとなるコージェネ(熱と電気を同時につくる)システムを利用しているのだとか。

@613momoさんは、20年前に手の湿疹に悩まされていた時にパックスナチュロンに助けられたそうです。久しぶりに使用すると林檎の香りがよく、食器の洗い上がりもキュッとして、ハンドクリーム要らずとのこと。さらに、口コミで大評判のパックスナチュロンスポンジも一緒に購入。食器洗いにストレスなしですね!

パックスナチュロン(PAX NATURON)公式ブランドサイト | 太陽油脂

【4】ミヨシ石鹸「無添加台所用せっけん固形140G」

純粋な石けん成分と水だけの無添加せっけんにこだわってきたミヨシ石鹸。パーム油など植物性の天然油脂と水だけで作られるから手肌にも環境にもやさしい石けんです。ふきん、食器、まな板などの汚れもしっかり落とします。固形石けんのほかに液体タイプとスプレータイプの石けんもあるので、使いやすさに応じて選べるのもいいですね。わたしも以前、液体タイプを使っていましたが、一般的な油汚れはしっかり落とせました。また、ミヨシ石鹸はパーム油が持続可能であること、地球温暖化の対策、森林の環境保全など、環境に配慮した取り組みも行っています。

カフェを営んでいらっしゃる、@cafejimama.hitotsubuさんがお店で何年も愛用しているうえでおすすめするミヨシ石鹸の固形石けん。お店ではカレーの油汚れも含め、たくさんの洗い物をされるそうですが、手荒れはないとのこと。

石けんだから万能でも、合成洗剤だから万能でもなく、無添加だから、必ずしも肌にも環境にも優しいわけでもありません。
生分解がいいと言われる石けんも、使用量が多ければもちろん環境の負担になります。
それぞれの特徴をちゃんと理解することだと思います。

出典:https://www.instagram.com/p/B97_-4fpQbi/

@cafejimama.hitotsubuさんが書かれているとおり、それぞれに特徴があります。ふだんの洗い物に油ものが多いか、それほど多くないか、手荒れしやすいかしにくいかなども含めて、選んでいけたらいいですね。

MIYOSHI SORP CORPORATION|ミヨシ石鹸の公式オンラインショップ – MIYOSHI SOAP CORPORATION

少しずつアップデートしていこう!

今回ご紹介した以外にも、エコ洗剤や石けんはたくさんあります!
すでに、いろいろと取り組んでいる方もいらっしゃると思います。もし「こんなのがあるよ!」というおすすめがあれば、ぜひ教えてください。

泡立ちの良さ、手肌へのやさしさ、環境への配慮、コストパフォーマンスなど、重要視する点は人それぞれ。
すべてにおいてパーフェクトの商品があればベストですが、それも使ってみなければ実際のところ、わかりません。
ひとつずつ、選んで試して比べて、アップデートしていけたらいいですね!

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