ロンドンのチキンバーガーショップ定番の味!
こんにちは。英国料理研究家の綾夏です。
今回は、スパイシーでビールとの相性も抜群の「クリスピー フライドチキン」をご紹介します。
ロンドンには、チキンバーガーショップがたくさんあります。駅前には必ずと言っていいほどあるのですが、私も留学していた頃にはよく友達と一緒に足を運びました。
いつも頼むのは、「フライドチキン&チップス」。モルトビネガーをたくさんかけて食べるのにハマった記憶があります(笑)。
今回は、そんな懐かしいロンドンの味を、おうちで作れるレシピとして再現アレンジしてみました。
クリスピー フライドチキン(Crispy Fried Chicken)
材料
・鶏もも肉……1枚(250g〜)
・手羽元……6本(350g〜)
※全部鶏もも肉でも可。その場合は、総グラム数を合わせてください。
【下味】
・牛乳……大さじ3
・にんにく(すりおろし)……1片(約5g)
・塩……小さじ1
・白こしょう……少々
・白ワインビネガー……小さじ1
【A:衣】
・強力粉……1/2カップ(100g)
・オールスパイス……小さじ1/2
・パプリカパウダー……小さじ1
・ローストオニオン……大さじ1
・ガーリックパウダー……小さじ1
・シナモンパウダー……小さじ1/4
・ルッコラ、レモン(飾り用)……お好み
下準備
鶏もも肉は4等分に切り、下味を付けて1時間以上マリネしておく。
※冷蔵庫で一晩つけておいても良いです
作り方
1. Aの衣をバットに入れて、よく混ぜ合わせる。
2. 鶏肉にしっかりと衣を付け、160℃に温めた油に入れ、様子を見ながら10分加熱する。
3. 10分経ったら、一旦バットに取り出し5分置く。
4. 5分置いてる間に、油を180℃に温めておく。
5. 油が温まったら、4を入れきつね色になるまで揚げる。
6. お皿にフライドチキンを盛り付け、ルッコラとレモンを飾り完成。
スパイスたっぷりのアレンジがおいしい!
カレー粉やクミンなどを入れると、ぐっとスパイシーな仕上がりになります! ぜひお好みのスパイスをたくさん入れて、アレンジしてみてください。
ちなみに私の友人は、はちみつやメープルシロップを付けて食べていました。黒胡椒が効いたフライドチキンと甘いソースがとても合うらしいので、こちらもぜひお試しください(笑)。
私のおすすめは、トルティーヤで巻いてチキンラップにして食べること。オーロラソースをたっぷりつけて、野菜もたっぷり入れてフライドチキンを巻けばオシャレなランチに! 持ち運びもしやすいので、ピクニックなどのアウトドアにもおすすめです。
イギリスのスーパーではピタパンが手軽に購入できるので、千切りにしたレタスときゅうりのピクルスと一緒にピタパンに挟み、みんなでごはんを持ちよりながら公園によく遊びに行っていました。これも大好きなおすすめアレンジです。
「クリスピー フライドチキン」に合わせたい1曲
私が「クリスピー フライドチキン」を食べながら聞きたい曲は、エド・シーランの 『Thinking Out Loud』という曲です。
エド・シーランは、2019年に世界中で3,800万枚以上のアルバムと1億枚のシングルをこれまでに売り上げたと公表され、「世界で最も売れ行きの良いアーティスト」の1人と取り上げられたイギリス出身のシンガーソンングライターです。
エド・シーランの曲は好きな曲がありすぎて、決めるのが難しかったですが、今月はこの曲を選んでみました。みなさんもぜひ聞いてみてくださいね。