新連載『ちゃみのおうち和ごはん』はじめます!
はじめまして!
ちゃみこと料理研究家の北原一希(@kchanmink)です。
この度、おうちごはんで新連載『ちゃみのおうち和ごはん』がスタートすることになりました~~! パチパチ(笑)!
僕は幼い頃から料理に触れながら育ち、24歳になる前に本格的に料理をはじめました。
詳しいプロフィールなどは、以前インタビューをしていただいたので、ぜひそちらの記事をご覧ください!
『ちゃみのおうち和ごはん』ということで、毎回おうちで手軽に作れるごはんに少し「和」の要素をプラスして紹介していきたいと思います。
普段から料理をする方もあまりしない方も、「作ってみたい!」「真似してみたい!」と思えるようなおうちで作りやすいちゃみ流の和ごはんを紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
絶望のパスタ
記念すべき初回は、僕の得意料理の一つであるパスタを作ってみたいと思います!
日本では『ペペロンチーノ』や『アーリオ・オーリオ』とも呼ばれていますが……
イタリア語では、
「アーリオ(aglio)」はニンニク
「オーリオ(olio)」はオリーブオイル(油)
「ペペロンチーノ(peperoncino)」はトウガラシという意味みたいです!
そしてなんと、別名『絶望のパスタ』とも言われているんだそう!!
貧困の中にあっても、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子さえあれば作れるパスタということで、こんな別名が付いたんだとか。
豆知識なのでちょっとした会話などに交えてみてください(笑)。
さて、今回はそんなペペロンチーノを、ちゃみ流に「和」の要素を加えたアレンジでご紹介したいと思います。
早速レシピのご紹介です!
和風バジリコペペロンチーノ
材料(1人前)
・パスタ……100g
・ニンニク……1ヶ
・鷹の爪……1本
・イタリアンパセリ……3本分の葉
・大葉……1枚分
・エクストラバージンオリーブオイル……30ml
・白ワイン……10ml
・塩……適量
・ブラックペッパー……少量
作り方
1. フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを入れて弱火で加熱する。ふつふつとして香りが出てきたら、唐辛子と刻んだ2本分のイタリアンパセリを入れる。
2. 色が少しついてきたら、白ワインとパスタ湯をいれて香りを付ける。強火にして、しっかりと乳化させる。
3. トロトロとしてきたら、固めに茹でたアルデンテのパスタを入れて、パスタの茹で汁を入れながらまんべんなく混ぜ合わせる。
4. 仕上げに残りのイタリアンパセリと大葉を入れ、エクストラバージンオリーブオイルを少量加える。塩とブラックペッパーで味を整え、全体に絡ませたら完成。
ちゃみ流ポイント
●ニンニクは弱火でじっーーーーくりと炒めることで、香り高いニンニクオイルができます!
●乳化とは、油と液体が一緒になってトロトロとした油液になること。パスタを入れてさらにお湯を入れ、しっかりと乳化させることで、パスタ1本1本に油液が絡まって美味しいパスタに仕上がります。
●パスタ湯の塩分濃度は1%に。1リットルに対して1%の塩分なので10gという計算。だいたい僕は3リットルのお湯で茹でることが多いので、30gほど塩を入れています。
●仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを加えることで、さらに香り高く仕上がります!
諦めずに何回も作ろう!
数年前、僕がパスタ屋で働いてた頃、パスタの基本として教わったのは『ペペロンチーノ』でした!
パスタの中でも1番難しいとされているペペロンチーノですが、何十回、何百回と作っていくと自分なりの【コツ】がわかっていきます。(当時は僕も、全然美味しく作ることができませんでした……笑)
男の子は特に「ペペロンチーノを美味しく作りたい!」って願望がありますよね(笑)⁉
諦めずに何回も作っていくと、自分だけの美味しいペペロンチーノが作れるようになるので、是非僕のレシピとポイントを参考に作ってみてください!