なぜお供えにおはぎ…?
諸説ありますが、江戸の頃には、砂糖はとても貴重でなかなか手に入らないものだったようです。そのため、大切な時や何かの節目の時に貴重な砂糖を使ったおはぎをお供えにして、ご先祖様に魔よけなどをお願いしていたと言われています。
今も増え続けるおはぎの味
おはぎは昔ながらのあんこなどが一般的ですが、実は今もいろんな種類の味を増やして進化し続けているのです!
今回はその一部をご紹介。
おはぎ×あんこ
最もポピュラーなおはぎといえば、あんこ!
あんこといえば、粒あんと、こしあんで好みが分かれる憎いやつですよね(笑)
抹茶と一緒に頂けば、至福の時間間違いなしです。
おはぎ×きなこ
こちらは、シンプルにきなこのおはぎ。
ほのかな甘みで優しい味わいなきなこはおはぎの大定番!
ついつい食べたくなっちゃいます。
おはぎ×ずんだ
この可愛い見た目の一品はなんとずんだ。
葉っぱに見立てたトッピングはとてもかわいいですね!
今が旬の枝豆を使ったずんだはこの時期一押しの品です。
おはぎ×くるみ
こちらは、すりおろしたくるみをおはぎにたっぷりかけた一品。
餡を使わないことで、くるみの風味を最大限に活きているようです。
もちもちのご飯と、くるみのは相性抜群です!
おはぎ×かぼちゃ
こちらは、白餡にかぼちゃを混ぜて作ったおはぎ!
かぼちゃの種をトッピングすることで、手のひらサイズの小さいかぼちゃを作り上げています。
とても素敵な可愛い一品です。
おはぎ×焼きとうもろこし
こちらは、大阪に店舗を構え、個性的なおはぎを販売している『森のおはぎ』の焼きとうもろこしを使ったおはぎ。
お餅が形を保てる限界までとうもろこしを入れているそう!
少し焦げ目の入った見た目は食欲をそそりますし、夏の縁日を思いだしそうな雰囲気ですね。
これは、おはぎ……!?
実はこちら、マンゴーともち米にココナッツミルクソースをかけたもの。「カオニャオ・マムアン」と呼ばれ、タイで人気のスイーツなんです。なかなか斬新な組み合わせと見た目ですが、食べると病みつきになるお味だそう。
日本のおはぎも米に餡などの甘いものをのせている、ということはこのカオニャオ・マムアンは”アジア風おはぎ”と言っていいかもしれません(笑)。
写真のように握って形を整えたごはんにマンゴーをのせると、お寿司のようなおはぎのような…。
調べてみたところいくつかレシピを発見したので、気になった方はぜひお試しください!
自分好みのおはぎはあったでしょうか?
今年のお供えは、たくさんの種類のおはぎでご先祖様をおもてなししちゃいましょう!