【サポーターズ便り】Vol.8もっと知って欲しい!我が街自慢の逸品食材

おうちごはんサポーターズのご自慢食材をご紹介する企画の第3回目は、新潟県と千葉県と長野県をピックアップ。今の時期ならではの食材や、誰もが納得の県ご自慢の食材を紹介します!食べ方のヒントや、おかずのバリエーションになること間違いなしのレシピも紹介しちゃいますので、ぜひ参考にしてみてね。

サポーターズ企画第2弾!「我が街自慢の逸品食材」シリーズ

今回は、米どころの新潟県、春野菜の千葉県、きのこ大国長野県の食材をご紹介!

それぞれの土地らしい食材に加え、おいしい食材の見分け方なども教えてもらいました。

いつも何気なく食べている食材も、地元ならではの食べ方を試してみると、さらにおいしさや楽しみ方が広がるかも!! 気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

【新潟県】お米といえばやっぱり『魚沼産コシヒカリ』

こんにちは、毎日おいしいお米とおいしいお酒に囲まれている新潟県担当の@lunch.time240725です。

ご当地自慢がテーマということで、今回は新潟県といえば他県の方も必ず1番最初に思いつくもの、そう新潟県の自慢食材である「お米」を紹介したいと思います!

なかでも有名なのは、魚沼産コシヒカリ

お米がツヤツヤでとっても甘くて日本一、いや、世界一おいしいと新潟県民が自信をもって紹介できる食材です。

近くのスーパーで手に入るので、恐らく私以外の方も普段から「全農パールライス」のお米を購入している人がほとんどじゃないかなと思います。

炊き立てのごはんも十分おいしいのですが、今回はせっかくなので新潟県民がよく食べているごはんに合うおかずや食べ方を紹介したいと思います。

<レシピ>新潟「タレカツ丼」

新潟県のカツ丼は、薄く叩いたヒレ肉を細かいパン粉をつけて揚げたものに、甘辛いタレをくぐらせてごはんにのせて食べるのが一般的なんです。

材料(3人分)

・豚ヒレ肉 …… 650g
・塩こしょう……適量
・小麦粉……適量

【A】
・卵……1個
・牛乳……50ml
・パン粉……100g

【B】
・醤油……50ml
・砂糖……20g
・みりん……35ml
・水……50ml
・酒……15ml
・コンソメ……2g

作り方

1. 豚ヒレ肉を斜め薄切りに切り、薄くなるように叩き、塩こしょう、小麦粉をまぶす。

2. 1Aの中にくぐらせてパン粉をつけて170℃の油で4分、裏返して2分揚げる。

3. Bを鍋に合わせ入れて火にかけ、アルコールをとばしてふつふつとさせたものに揚げたてのカツをくぐらせ、ごはんにもりつけたら完成。

<レシピ>新潟郷土料理の「きりざい」

そしてもう1つが、学校給食でもでる新潟郷土料理の「きりざい」です。

細かく切った野菜やお漬物に納豆を和えたもので、納豆が苦手でもこれなら食べれる子供たちがたくさんいます。

材料(2人分)

・大根……150g
・たくあん……150g
・野沢菜……150g
・にんじん……50g
・納豆……300g
・いりごま……適量
・きざみのり……適量

作り方

1. 大根、たくあん、野沢菜を納豆の粒位の大きさにサイコロ切り。人参は千切り。大根とにんじんは塩をふって水気を切って合わせます。

2. 1に納豆を混ぜたら完成。

今回は、郷土料理にあわせて、のっぺ、佐渡産生南蛮エビの唐揚げ、越後もちぶたの角煮を一緒に食べました。

どちらも、ごはんのお供として簡単に作れるので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね!

【千葉県】生産量日本一『春大根』

こんにちは、千葉県担当の@nicoaya_cookingです。

今回は春の陽気にあわせて千葉の食材をピックアップしてみました。

〜千葉のおいしい野菜買うならここ! 「道の駅やちよ」に行ってみた!〜

ということで、今回私が紹介するのは『春大根』

千葉県で3番目にできた道の駅「やちよ」で食材を調達。市内で有名な「貝殻亭リゾート」が手がける食堂や、牡蠣小屋、いちご狩り、河津桜など魅力がいっぱいの道の駅です。

その中で一際賑わっているのが「農産物直売所 クラフト」さん。

出店者への強いこだわりを持ち、最近スーパーでも見かけることも多いと思いますが、パッケージに生産者さんの顔、名前が入った「顔の見える農作物」の先がけでもある活気あふれる直売所です。

【公式】道の駅やちよ | ふるさとステーション/農業交流センター

じつは千葉県は、大根と菜花の生産量は全国1位の常連で、特に菜花は国内の約半数のシェアを占めています。

立派で瑞々しい『春大根』とトップクラスの栄養価を誇る「菜の花」をまるっと使い切るアイデアをご紹介します。

その中でも、今回はこの時期に食べてもらいたいとっておきのアレンジレシピをご紹介します。

<アレンジレシピ>大根と菜の花の和風春あんかけ

白い大根にピンクのかにが春らしい、大根と菜の花の和風春あんかけです。

材料(2人分)

・大根輪切り……6枚
・菜の花……3本 

【煮汁】
・水……400ml
・酒……50ml
・みりん……20ml
・だし醤油……大さじ1
・塩……ひとつまみ

【かにあん】
・かに缶……1缶
・片栗粉……小さじ1
・水……大さじ1

作り方

【下準備】
・大根は桂剥きにして3cm幅の輪切りにする。

・火の通りを良くするために大根の真ん中まで十字に切れ込みを入れる。

1. 鍋に湯を沸かして大根を入れて、竹串がスッとささるまで15分程度煮る。
※菜の花も茹でておく。

2. 【煮汁】の材料を鍋に入れて煮たったら大根を入れて20分ほど煮る。

3. 大根だけ器に盛りつける。

4. 大根を煮た鍋にかに缶を汁ごと入れる。

5. 煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつける。

6. かにのあんを大根にかけ菜の花をちらしてできあがり。

春の味が楽しめるとっておきの食べ方です。
ぜひ、まるごと1本使い切ってお楽しみくださいね。

おまけ

米本いちご農園さん。

高設栽培で誰でも楽しみやすく、いちごの品種も豊富です。ぜひ、千葉にお越しの際は立ち寄ってみてくださいね♪

【長野県】生産量日本一の『えのきたけ』

みなさん、こんにちは~ 長野県担当の@nao_h.kitchenです。

さて、「榎茸」これってなんて読むかご存知ですか?

皆さんも一度は目にして、恐らく手にとった事がある食材ですよ。

正解は『えのきたけ』です。

じつは長野県は『えのきたけ』の生産量日本一なんです。きのこ大国のイメージが多いと思うので、知っている人もいるかもしれませんね。

シャキシャキとした歯ごたえが楽しめたり、冷凍保存もできるすぐれものなんです。

冷凍すると長持ちするのはもちろんのこと、細胞が壊れてうま味成分がアップする優れもの!

日持ちが短いので2~3日で使い切って欲しいのですが、せっかく購入したり保存するならおいしい「きのこ」の見分け方もお教えします。


・全体がきれいな乳白色で張りがあるもの

・カサが小さく開いていないもの

・変色やベタつきがないもの


がオススメです。

『えのきたけ』って栄養あるの? と思うかもしれませんが、きのこはビタミンB群・鉄などのミネラルや食物繊維も豊富な食材!信州では、「えのき氷」や「なめ茸」といった保存食にして楽しんでいる人も多いです。

栄養たっぷりなきのこを日々の食卓に取り入れて欲しいな~と思ったので、今回はオススメの食べ方として、アレンジレシピを2品ご紹介しちゃいます。

1つ目はスープに、2つめは油と一緒にいただくアレンジです。

<アレンジレシピ>こくウマえのきの坦々スープ

材料(2人分)

・えのきたけ……1/2株

【A】
・豚ひき肉……100g
・長ネギ……1/3本
・にんにく……1片
・豆板醤……小さじ1/3
・油……小さじ1

【B】
・水……200cc
・とりがらの素……小さじ1
・しょうゆ……小さじ2

・すりごま……大さじ2~
※お好みで
・牛乳……150cc

作り方

1. えのきたけは軸を切り落とし3等分に切る。長ネギは斜めにスライスする。

2. 鍋にAを入れ、中火で炒める。お肉の色が変わってきたら、えのきたけを加え軽く炒める。

3. Bを加えて一煮立ちさせる。

4. 最後に牛乳、すりごまを入れ、沸騰させないように弱火で混ぜ合わせて完成。

お子様でも食べれるように辛さ控えめなので、辛党な方は後入れで豆板醤をプラスしてみてくださいね!

<アレンジレシピ>ミックスきのこマリネ

材料(作りやすい量)

・お好みのきのこ……300g
・長ネギ……1/2本
・サラダ油……大さじ1
・塩……ひとつまみ
・ミニトマト……6~7個

【マリネ液】
・酢……大さじ4
・めんつゆ……大さじ4

<きのこの目安量>
・舞茸……1パックあたり/約100g 
・えのき……1パックあたり/約200g
・しめじ……1パックあたり/約200g

作り方

1. きのこは石づきを切り落とし、手で食べやすい大きさにほぐす。長ネギは斜めにカット。(今回は、えのきたけ・しめじ・舞茸を使用)
※包丁で切るよりも手でほぐしたほうが香りがでます。

2. フライパンにサラダ油を入れ、しめじ・舞茸を加えたら強火にかける。きのこの香りが立ち、焼き色がついてきたら上下を返す。
※表面をしっかり焼くことできのこのうま味を引き出し食感をよくします。
※混ぜすぎると余分な水分が出やすいので、混ぜすぎに注意です。

3. えのきたけ、長ネギを広げて加える。長ネギがしんなりしてきたら、塩を振ってさっと炒めボウルに取り出す。

4. 3のボウルに半分に切ったミニトマトも加える。

5. フライパンに残ったきのこのうま味とマリネ液の酢、めんつゆを入れ軽く煮立て、3のボウルに加えてざっくり混ぜる。粗熱がとれたら保存容器などに入れ、冷蔵庫で保存する。

<ポイント>
・舞茸の軸は、いちばん香りがあって味も濃い部分なので捨てずに使います。

・食感を楽しみたい方は、エリンギに置き換えても◎。

・付け合わせ・パスタと和えても・卵と炒めておかずの1品にもなります。

・作り置きの場合は、冷蔵庫3~4日で食べきりましょう。

次回は兵庫県、北海道、奈良県のご自慢食材をご紹介!

次回はおうちごはんサポーターズの

@panta_rhei.hさん(兵庫県)
@chiisanashiawasekitchenさん(北海道)
@masa_kimamakitchenさん(奈良県)

に、ご自慢の食材を教えていただきます。
どうぞ、お楽しみに~!!

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