
おうちでおいしい焼き芋を作りたい!

甘くておいしいうえに、栄養価も高くてダイエットにもおすすめとあって、ここ数年焼き芋人気が高まってきています。
かくいう筆者も何度か公言していますが、無類の芋好きで、もちろん焼き芋も大好物。
秋冬になるとおうちでも焼き芋を楽しみつつ、あの焼き芋屋さんのような仕上がりの焼き芋を作るためのレシピを毎年研究中。本格的なおいしい焼き芋をおうちでも作りたいけど、焼き時間や温度の管理がなかなか難しい……。
そこで今回は、さつまいものことを熟知している生産者さんに、おうちで作れるおいしい焼き芋のレシピを教えていただきました。
生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとのコラボレーションでお届けします。
レシピを教えてくれる生産者さんは
木場農園の木場さん

長崎県五島列島の福江島という離島で農業を営む「木場農園」の木場さん。
幼少期に「ウチはこんなにおいしい野菜を作っているのに、なぜ儲かってないんだろう?」という疑問を抱き、営業やマーケティングに強い関心を持って大手専門商社に就職。東京・名古屋にて約11年以上にわたり勤務しつつ、実家の農産物の首都圏への営業サポートを行い、2022年11月に五島列島へUターンしました。
30歳を過ぎたころから年々高まってきていた「このまま人生を終わりたくない!なんとしても木場農園のおいしい野菜を世に出したい!」という気持ちを胸に、2022年12月に300年続く農家の経営を先代から受け継がれたそうです。
“味”には自信あり
木場農園のある長崎県五島列島の1つ福江島は、古くから農業が盛んな島。水・空気・土のすべてが整った環境で、40年培った農薬・化学肥料不使用の農法で栽培しています。
自家製天然資材(ぼかし肥料)、微生物(光合成細菌)、五島灘の海水などを使用し、人や環境にできるだけ負担をかけない農業を行っているんだそうです。

「おいしくなければ野菜じゃない!!」
そしてこれが木場農園のモットー。
“旬の味”と“作物本来の味”を引き出すための農業にチャレンジしているので、“味”には自信あり。
「百聞は一見に如かず、まずはぜひ一度お試しください!」(by. 木場さん)
ということで、今回は木場農園さんがメインで栽培している根菜類の中から、さつまいも(安納芋)をいただいてみたいと思います。
【直伝レシピ】簡単絶品焼き芋

近年人気も急上昇中のみんな大好き「焼き芋」のレシピです。
おうちで簡単に絶品の焼き芋が作れちゃう生産者さん直伝のレシピなので、ぜひお試しください!
材料
・さつまいも
※今回は、Mサイズの安納芋を使いました
作り方
下準備
オーブンを200℃に予熱しておく。
1. 安納芋の皮表面を水洗いし、上下のヘタを切り落とす。

2. 破裂防止のため、串や楊枝で皮表面に数個穴をあける。

3. 芋をオーブンに入れ、200℃で30分焼く。
※アルミホイルや新聞紙は巻かなくて大丈夫です。
※電子レンジの場合は600Wで加熱してください。

4. 串や楊枝がすっと通るようあれば加熱完了。足りなければもう10分加熱。その後10分オーブンの中で蒸らしたら完成。

甘くて濃厚な絶品スイーツ!

ご覧ください、このおいしそうな断面を!(写真で伝わりきらないのが悔しい…!)
食感はしっとり、ねっとりしていて滑らか。味は濃厚で甘~く、焼きたてをそのまま食べるともう絶品。
電子レンジや蒸し器で調理することも可能ですが、オーブントースターで作るのが木場さんのおすすめ。水分を適度に飛ばすことができるので、安納芋の特徴であるねっとり濃厚な甘さが際立つんだそうですよ。
個人的には焼き芋は皮をむきながら食べることが多いのですが、トースターで焼いた焼き芋は皮がほどよくカリっとしていて、皮までおいしかったです。
今回私は焼きたてをいただきましたが、加熱後一晩おいてから冷めた状態でいただくのもまたおいしいとのこと。しっとりとした甘栗のような上品な甘さになるんだそうなので、ぜひこちらもお試しください!
4種の焼き芋を食べ比べ!
木場農園さんにおいしくて簡単な焼き芋のレシピを教えていただいたので、このレシピで4種類のさつまいもを食べ比べにチャレンジ!

今回は、岐阜県中津川市の「Koike lab.」さんが販売している食べ比べさつまいもセットのさつまいもを使用。
べにあずま、シルクスイート、パープルスイートロード、きんときの4つの種類のさつまいもを焼き芋にして味比べをしてみたいと思います。
こうして並べてみると、形や色も少しずつ違って、それぞれ特徴があって面白いですね。
これらを木場農園さん直伝のレシピで焼き芋にしてみると……

こんな感じです。
皮だけでなく、中の色や質感も少しずつ異なるのがおわかりいただけますでしょうか。
なかなか1度に4種類の焼き芋を食べ比べてみることはないので、実際に順番に食べてみると、こんなにも味わいや食感が異なるのかとびっくり!
あくまで筆者個人の感想にはなってしまうのですが、食べ比べてみた違いをご紹介してみますね。

きんとき(写真左上)
食感はホクホク。“昔ながらの焼き芋屋さんの焼き芋”と言って伝わりますでしょうか。控えめなやさしい甘さがほっこりします。
パープルスイートロード(写真右上)
その名の通り、断面は鮮やかな紫色で食感はホクホク系。紫芋はあまり甘くないイメージでしたが、上品な甘さを感じられました。料理やお菓子作りにも良さそう!
シルクスイート(写真左下)
断面はきんときよりはやや濃いめのクリーム色。食感はしっとり系です。安納芋ほどのねっとり感はないですが、ほどよいしっとり感と甘さが焼き芋にぴったり。バニラアイスと合わせたら、それだけでもうスイーツですね。
べにあずま(写真右下)
きんときとシルクスイートの中間くらいの食感。ほどよいホクホク感で、さつまいも自体の味と甘みが濃く感じられました。これはバターをのせたらおいしそう!
食べ比べって楽しい!
最近はスーパーなどでもいろいろな品種のさつまいもが並んでいるので、ぜひ異なる品種のさつまいもを見つけたらいくつか一緒に食べ比べてみてください。
食べ比べることで、さつまいもごとの特徴や味わいが際立ち、一層それぞれのさつまいものおいしさを感じられます! それがまたなんとも楽しいので、ぜひご家族やお友達などみんなで食べ比べにチャレンジしてみてくださいね。
ただ、さつまいもはお腹にたまるので、おいしくても食べすぎにはご注意を(笑)。
今回のレシピで使ったさつまいもは
木場農園の「安納芋Mサイズ」

今回ご紹介した焼き芋レシピで使ったのは、木場農園さんが愛情を込めて育てた長崎県五島列島産の安納芋。
濃厚で甘みたっぷり!
この安納芋で作る焼き芋は本当に絶品です。焼き芋好きの方もきっと満足できるおいしさなので、ぜひ気になる方はお試しくださいね。
Koike lab. の食べ比べさつまいもセット

そして、焼き芋の食べ比べに使ったのは、岐阜県中津川市で100年以上続く芋農家を営む「Koike lab. -creative office-」さんの「【食べ比べ】さつまいもセット」。
おうちで使いやすい食べきりサイズのさつまいもが2種類以上入った食べ比べセットです。土付きの新鮮なさつまいもが、新聞紙に包まれて届きます。
さつまいもの品種がわかるように貼られているラベルがまたかわいい!
食べ比べはもちろん、品種ごとにお味や食感が異なるので、それぞれの特徴を生かした料理やスイーツにアレンジするのもまた楽しいですよ。
▼こちらの記事でご紹介したレシピは、食べチョクサイトでも紹介中!

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