糖質を気にされている方やダイエット中の強い味方、こんにゃく麺。カロリーや糖質が低いことが注目されがちですが、茹でる手間がないものも多く販売されており、できるだけ火を使った調理を避けたい暑い季節こそ活用したい麺なんです。

こんにゃく精粉から作られている麺以外に、おからパウダーや玄米粉が練り込まれているものなどもあり、実はバリエーション豊富で、そうめんやうどんと同様に様々なアレンジが楽しめるのも魅力。

冷たい麺料理の出番が多くなりがちな夏の食卓で大活躍すること間違いなし！　ということで、今回はこんにゃく麺のヘルシーでおいしいアレンジをご紹介します。

夏の定番、冷やし中華。暑い日でもさっぱり食べられて、野菜もたっぷり。

いつもの中華麺をこんにゃく麺に置き換えるだけで、カロリーをかなり抑えられて、サラダ感覚でいただけます。

よしながふみ原作の大人気ドラマ「きのう何食べた？」の第2話で紹介されたツナとトマトのぶっかけそうめんを、こんにゃく麵でアレンジ。

千切りにした大葉やきゅうりなど見た目もさわやかで、食欲がない時でもスルスルと食べられそうです。

三重県産の玄米粉を練りこんで作った極細のこんにゃく麺、香肌（かはだ）麺を使った冷麺。

スープは鶏がらスープの素と麺つゆでお手軽に。具材はキムチ、ほぐしチキン、燻製たまごをトッピングしていますが、チャーシューやトマト、オクラなどお好みのもので。

香肌麺を製造販売されている三重県松阪市の老舗こんにゃく屋、上野屋さんのアカウントでは、冷麺の他にも様々なこんにゃく麺アレンジが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。

豆乳、味噌、白だし、塩胡椒、食べるラー油で作った冷製の坦々スープに、こんにゃく麵をあわせて。

合いびき肉に玉ねぎ、オイスターソース、塩胡椒を入れてレンジ調理したお肉と温泉卵を仕上げにトッピング。

ちょっとハードルが高そうな冷製担々麺も、手軽にヘルシーに作れるのはうれしいですね。

見た目はまるでパスタのようですが、こちらもこんにゃく麺を使ったアレンジ。

野菜たっぷりのペペロンチーノは、炒める時にガーリックチップを混ぜることでおいしさアップ。

食べ応えもしっかりあって、パスタ好きな方はもちろん、ダイエット中の方にもおすすめです。

タイ料理の定番、パッタイも調味液ソース付きのこんにゃく麺を活用すると、おいしくヘルシーに作れちゃいます。

海老、もやしやニラなどお好みの具材を麺とともに炒めて、仕上げに刻んだナッツをぱらぱらと。米麺を使ったパッタイとはまた違った食感が楽しめます。

見た目から食欲をそそられる麻婆麺は、こんにゃく麺をオーブンで焼いて水分を飛ばすことでタレとの絡みがよくなり、激辛麻婆豆腐との相性も抜群に。

@veganlife_soisoiさんに教えていただいた麻婆ダレの材料とこんにゃく麺の焼き方はこちら。茄子やひき肉などタレにあわせる具材をアレンジしたり、焼いたこんにゃく麺に五目あんかけをかけてもおいしそう。

1. 水洗いしたこんにゃく麺をしっかり水切りする。

2. お好みの油で軽く炒める。
※油で炒めることでオーブンで焼いた時に硬くなり過ぎるのを防ぎます。

3. オーブントレーにオーブンシートを敷き、2をまんべんなく広げる。190℃に温めたオーブンに入れて、20分くらい水分を飛ばす。

レシピ出典：Instagram（@veganlife_soisoi）

市販されているこんにゃく麺は、常温保存が可能で賞味期限が長めのものも多いので、ストックしておくといつでも好きな時に使えてとっても便利！

今回ご紹介したアレンジを参考に、おいしいこんにゃく麺アレンジを楽しんでみてください。