
食事バランスの改善に!キウイの栄養価に注目

キウイフルーツには、ビタミンC、食物繊維、カリウム、ビタミンE、葉酸、ビタミンB6、ビタミンK、マグネシウム、鉄、銅と…10種の栄養素が含まれており、サンゴールドキウイは、1個で1日に必要なビタミンCを摂取することができます!
現代の日本人の食生活は一見健康的に見えるものの、実際には栄養バランスの乱れが深刻な課題となっており、厚生労働省のデータでは、成人の約3人に1人が栄養不良に該当しています。原因としては、偏った食生活やダイエット志向、食品価格の高騰、栄養に関する知識不足などが考えられ、課題は山積みです。

そこで、ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社が取り組む「栄養改革プロジェクト」では、キウイフルーツという果実の恵みを通して、よりヘルシーで、豊かな社会をつくるために、栄養の分野において何ができるかを真剣に考えました。生活者のみなさまと一緒に食事や栄養の課題に取り組み、その改善に貢献したいとPRマネージャーの栗田さんは語ります。
学校給食に学ぶ! キウイを使った簡単「ヘルパ」料理

家庭内では夏休み中の子供の食事に対しても多くの保護者が「栄養バランスが整った食事の用意が難しい」「メニューがマンネリ化している」といった悩みを抱えています。
学校給食では、健康と成長を考えた給食の提供と生きる力につながる食育活動を実施しています。そして、限られた予算で献立を作り、栄養バランスの良いおいしい料理を限られた時間の中で調理しています。
そこで今回は、管理栄養士/栄養教諭の松丸奨先生に夏を元気に乗り切るための簡単「ヘルパ」料理を教わります!
※ヘルパ料理...ヘルスパフォーマンス料理の略です。
実は料理にも大活躍!キウイを活用した夏レシピ
キウイの皮で下味!?鶏の唐揚げ

材料(3~4人分)
・鶏もも肉唐揚げ用カット......8個
【下味】
・しょうゆ......大さじ2
・酒 、みりん......各大さじ1
・鶏ガラスープの素......小さじ1
・にんにくチューブ......3cm
・生姜チューブ ......3cm
・キウイの皮......2~3個分
・ 片栗粉(衣用) ......大さじ8
・揚げ用のサラダ油......フライパン底から1cm高さ程度
・ グリーンキウイ(トッピング用)......2~3個
作り方
1. 保存袋に鶏肉と下味の調味料を入れる。キウイの皮をむいて、その皮も入れて、袋を閉じて軽く揉んでから5~ 30分程度置く。
※置く時間は短くても食べられますが、長い方がおすすめ です。
2. 鶏肉を取り出して、片栗粉をまぶす。
3. フライパンに1cmの高さ程度の油を入れて、180℃に加熱、きつね色になるまで揚げる。 角切りにしたグリーンキウイをトッピングとして上から盛り付けて完成。
おすすめ献立
・ごはん
・ほうれん草の和え物
・玉ねぎとわかめのみそ汁
さわやかな味わい♪キウイクリームパスタ

材料(4人分)
・ベーコン......2枚
・アスパラガス......4本(細め)
・パプリカ(黄)......1/4 個
・パスタ (早ゆでタイプ) ......2束
・水......400ml
・塩(茹でる用)......ふたつまみ
・牛乳......200ml
・白ワイン......大さじ3
・鶏ガラスープの素......小さじ1~2
・水溶き片栗粉......適量(小さじ2程度)
・サンゴールドキウイ(トッピング用)......2個
・温泉卵......お好みで
【別盛り】
・トマト ......2個
作り方
1. ベーコンは短冊切り、アスパラガスは食べやすい大きさに切り、パプリカはスライスにする。 切ったものはフライパンに入れる。
2. 1の食材の入ったフライパンに水と塩を入れて、強火で沸騰させる。
パスタを入れて2分ほどかき混ぜて茹で、水分が無くなるまで茹でる。
3. 牛乳と調味料を入れて中火で加熱してかき混ぜて、水溶き片栗粉でとろみをつける。 お皿に盛り付ける。
4. 粗熱が取れてから仕上げに輪切りにしたキウイを盛り付けて完成。
※お好みで温泉卵をトッピングしてください。食べる時にキウイをつぶしながら食べるとさらにおいしくなります!
夏を元気に乗り切るために
連日の猛暑で、メニューを考えるのも面倒、マンネリになりがちですが身近な料理に「キウイ」をプラスして、夏バテにならないよう栄養バランスを少しでも意識してみませんか。
また、夏休みだからこそお子さんにお手伝いしてもらう機会を作ったり、ランチやメインメニューをいっしょに決めるなどして「楽しく、おいしく、元気に」夏を乗り切りましょう♪