
まず「今が旬」の品種がベスト!食感の好みも吟味
やはり美味しい桃を選びたいなら、今が旬で食べ頃の品種から選びたいもの。
そして桃のわかりやすい特徴のひとつ「食感」が、好みのものがいいですよね。柔らかい桃が好きですか? それともカリッとした歯ごたえの硬めの桃がお好みですか?
どの桃が自分の好みに合っているか、これだけ品種があるとわからないし、
選ぶにも迷ってしまいますよね。
そんなときは、人気の品種をわかりやすくまとめたチャートを参考にしてみてくださいね。
その中からおすすめしたい品種を4つピックアップしてご紹介します。
それぞれ魅力的!食べ比べにおすすめの桃4品種
清水白桃(しみずはくとう)

岡山県が産地の清水白桃は、「桃の女王」とも呼ばれる最高級品種の白桃です。
うっすらと紅がさす白くてなめらかな果皮が上品な見た目。果汁が豊富で、酸味が少なく甘くてとろけるような味が人気です。
「口の端から汁がこぼれ落ちる」「果汁が滴り落ちるほどジューシー」と、あふれる果汁を絶賛する声が多数!
果汁をシンプルに味わえるように冷やしてそのまま食べたい桃ですね。
8月のお盆前に成熟するため、お中元にもおすすめですよ。
情報提供元:山光園
日川白鳳(ひかわはくほう)

全国的に広く栽培されており、6月中旬から収穫できるため桃のシーズンが始まった早い時期から楽しめます。濃い紅色の果皮がとても美しい品種です。
こちらも果汁が多く甘味が強めですが、やさしい酸味も感じられるのが特徴です。
「スジが少なく汁気たっぷり」「皮はつるんと綺麗に手で剥けて、果汁が滴りまくるジューシーさ」「ジュワジュワでとろける柔らかさ」など好評な声も多く、食べやすくてジューシーな魅力が感じられますね。
生食はもちろん、繊維質が少ないのでスムージーにするのもおすすめ!
情報提供元:まるせい果樹園
なつっこ

「川中島白桃」と「あかつき」の人気の2種を交配して育成され、2000年に登録された比較的新しい品種です。
7月下旬から8月中旬までが旬になり、日持ちする品種であることからお中元にも人気があります。
紅色が濃い果皮で、大玉。果肉はきめ細かくしっかりとしていて、やや硬めで歯ごたえのある食感が特徴です。

「久しぶりに噛みごたえを楽しめる桃」「今まで食べた桃とは全く違う食感で美味しい!」
と、硬めの食感が人気。あっさりした甘さなのでパクパク食べられるそう。
硬さがあると、お弁当のデザートとして使いやすかったり、熟しすぎても加工しやすかったりという利点も。コンポートやジャム作りにもおすすめです。
また、モッツァレラチーズと相性がいいので、組み合わせて食べる「桃モッツアレラ」も美味しい食べ方ですよ。
情報提供元:南アルプス天空舎
おどろき

7月下旬から収穫される品種で、500gを超えることもあるほど果実がとても大きく、柿のようにカリカリとした食感が特徴です。
「おどろいくほど大きく、硬い」ので、「おどろき」と名付けられたそうです。
大きいうえに果皮の紅色も濃いため、外観のインパクトがあるので贈答用にも良いですね。

「硬さも味もわたしの理想の桃そのもの」「硬い桃派の人は絶対試したほうがいい!」
こんな感想を聞くと、歯ごたえのある桃が好きな人は、ぜひ試してみたくなる桃ですよね。
しっかりとした果肉で甘さと酸味のバランスも良く、果汁もたっぷり。大きくカットしてその食べごたえを味わいたい品種です。
情報提供元:種まきうさぎ
大切な人へおすすめしたい桃を見つけよう
桃の品種がこんなにたくさんあることに驚くと同時に、それぞれの個性豊かな特徴に興味津々。たくさん食べ比べしたくなりますね!
これからは夏の帰省シーズンもやってきます。行き来の際には、おもてなしのデザートや手土産にも、桃は喜ばれそうです。
大切な人へおすすめしたい品種をぜひ見つけてみてくださいね。