【11月24日は和食の日】和食の基本と定番メニューをマスターしよう!

11月24日は“いいにほんしょく”と読む語呂合わせから「和食の日」。和食文化について認識を深め、その大切さを考える日として制定されました。おうちで和食を作ったとき、「もう少しおいしくできたらいいな」と思うことはありませんか?そこで今回は、和食の定番メニューのおすすめレシピをピックアップ。おいしく作るコツをご紹介します!

参考にしたい!和食をおいしくするテクニック

これぞ基本!昆布と鰹節のおいしい出汁


出汁は何といっても和食には欠かせないもの。味噌汁や煮物、茶碗蒸しや炊き込みごはんなど、さまざまな料理に使えます。

出汁の食材としては、昆布、鰹節、煮干しなどが代表的で、それぞれ単独でもおいしいのですが、これらを組み合わせて“合わせ出汁”にすると、旨みが増してさらにおいしくなります。中でも、昆布×鰹節は、和食の黄金比ともいえる定番の組み合わせです。

慣れないと出汁を取るのが面倒に感じてしまいますが、毎日、出汁を取っているという発酵食品ソムリエのmanaさん(@mana_hakkou)いわく、「火加減と材料を入れるタイミングを覚えれば簡単」とのこと。

手作りの出汁は香りがやさしくて、料理の味わいも上品に。いつもの料理に取り入れれば、ワンランク上の味わいに仕上がりますよ。

昆布と鰹節のおいしい出汁 Instagram|Instagram(@mana_hakkou)

ほうれん草の茹で方、水気のしぼり方


ほうれん草などの青菜を茹でたとき、「茹ですぎてクタクタなってしまった」「絞りが甘くて水っぽくなってしまった」というような失敗はありませんか?

東京都世田谷区で和食料理教室を主宰する、もめんこさん(@momen_no)によると、最も大事なのは茹でる時間で、だいたい30秒以内を目安にすると良いのだとか。

絞るときのポイントは「まきす」を使うこと。そうすると力が均等に入るので絞りすぎることなく、形も整います。おうちにまきすがあったら、活用しない手はないですよ!

ほうれん草の茹で方、水気のしぼり方|Instagram(@ momen_no)

マスターしたい!和食の定番メニュー

肉じゃが

煮物の定番「肉じゃが」は、ほくほくのじゃがいもに甘辛い味が染みて、寒い時期はなおさらおいしく感じられますよね。

使うお肉は西日本では牛肉、東日本では豚肉が主流だといわれています。

tomokoさん(@tomo_1512)のレシピは豚バラ薄切り肉を使用し、煮汁多めのやさしい味わい。とろみをつけることで短時間でも味がしっかり染みたようなおいしさになります。さらに冷めにくい効果もあって、一石二鳥です♪

肉じゃが|Instagram(@tomo_1512)

かぼちゃのそぼろ煮

冬に甘みが増すかぼちゃにひき肉を合わせたそぼろ煮も、今の時期に作りたい煮物の1つ。ひき肉は豚肉ならコクのあるジューシーな味わいになり、鶏肉ならあっさりとヘルシーな味わいになります。

cotoさん(@ct__cook)のレシピは、豚ひき肉を合わせて旨味がたっぷりのそぼろ煮に。おいしく作るコツは、豚肉の油が多く出たらペーパーで拭き取ってから合わせ調味料を加えること。

ほくほくのかぼちゃにとろ〜りそぼろ餡がたっぷり絡んで、ごはんが進むおいしさですよ。

かぼちゃのそぼろ煮|Instagram(@ct__cook)

豚肉のしょうが焼き

白いごはんと相性抜群の「豚肉のしょうが焼き」は、子どもにも大人にも人気の高い定番おかず。

スーパーなどでは生姜焼き用の厚めの豚肉が売られていますが、焼き方が難しいと感じたことはないですか?

今日のおうちごはん!さん(@kyounoouchigohan)のレシピは、生姜焼き用の豚ロース肉をひと口大にカットしているので、焼きやすくて食べやすさも◎。甘辛味としょうがの爽やかな香りがたまりません。しょうがの量はお好みで増やしても!

豚肉のしょうが焼き|Instagram(@kyounoouchigohan)

肉豆腐


フライパン1つで手軽にすき焼きの味わいが楽しめる「肉豆腐」。お肉は牛肉を使うことが多いですが、豚肉や鶏肉でもおいしく作れます。

ただ、お肉が固くなってしまったり、味が染みなかったりと難しく感じることも……。

管理栄養士でオンライン料理講座を主宰している、なおこさん(@naokos_cook)いわく、味しみ肉豆腐のポイントは全部で3つ! お肉に下味をつけることと豆腐を焼くこと、そしてお肉は後から入れることです。ぜひ試してみてくださいね!

肉豆腐|Instagram(@naokos_cook)

ぶり大根

魚料理に挑戦するなら、旬のぶりと大根を使った「ぶり大根」はいかが? 脂がのったぶりと、味の染みた大根がたまらないおいしさです。

ちおりさん(@chiori.m.m)のレシピは、ぶりの切り身を使って手軽に。落とし蓋をしてコトコト煮ると、大根は柔らか、ぶりも固くならずにふっくら仕上がります。

仕上げにしょうゆとみりんを加えて煮汁を煮詰めたら完成! 冷めるとぐっと味が染み込むので、出来立てよりも少し時間を置いてから食べるのがおすすめです。

ぶり大根|Instagram(@chiori.m.m)

だし巻き卵

出汁の風味とフワフワの食感が魅力の「だし巻き卵」が、上手に作れたらいいですよね。misaさん(@misa_ihouse)のレシピなら、フワッフワ&ジューシーな料亭並みのだし巻き卵が作れちゃいますよ!

まず、卵を割るときは平らな面に打ち付けるのがポイント。角で割ると細かい殻が入ってしまうことがあるので、ご注意を。そのほか、きれいな断面を作るポイントやきれいに巻くコツも紹介されているので、ぜひ参考にしながら挑戦してみてくださいね。

だし巻き卵|Instagram(@misa_ihouse)

おいしい天ぷらを揚げるコツも知っておこう

「天ぷら」は揚げ物の中でも特にハードルが高いイメージがあるのではないでしょうか。仕上がりがベチャッとしてしまったり、焦げてしまったり……。おうちでもお店のようにカラッとおいしく揚げられたらいいですよね!

おうちごはんには、おいしい天ぷらを作るコツを紹介した記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。

これで失敗知らず!おいしい天ぷらを作るコツとおすすめの天ぷら鍋

また、カラッと揚げるには、衣に入れる卵をマヨネーズに代える揚げ油に太白ごま油を使用するという方法も。

今年は、年越しそばの天ぷらをおうちで揚げてみるのも良いかもしれません!

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