秋の乾燥対策におすすめの薬膳おかず
こんにちは。
料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子(@nanako.yakuzen)です。
暦の上では秋も半ばとなり、9月23日には秋分の日を迎えます。
秋分の日は、秋の折り返しにあたる日。この頃を境に、夏の名残を感じていた気候から、少しずつ冬へ向けて気温が下がっていきます。
そんな秋の大きな特徴のひとつが「乾燥」です。中医学では、空気が乾燥する秋は、体の中も乾燥しやすいと考えられています。のどや鼻、肌が乾燥したり、大腸の潤いが不足して便秘しやすくなったりすることも。
そこで今回は、秋の不調を予防する「乾燥対策」におすすめのおかずをご紹介します。
秋に旬を迎えるれんこんときのこを使った、手軽な炒めものです。味付けに使うチーズも、実は乾燥対策におすすめの食材。のりとの相性もよく、ごはんがすすむ味わいに仕上げました。
身近な食材で手軽に作れる、秋の薬膳おかずをぜひお楽しみください。
秋野菜とベーコンの青のりチーズ炒め
作業時間:20分
材料(2人分)
・れんこん……小2節または大1節(200g)
・まいたけ……60g
・エリンギ……2本
・ベーコン……2枚
・にんにく……1かけ
【A】
・しょうゆ……小さじ1
・塩……小さじ1/4
・青のり…小さじ1
・粉チーズ……大さじ1
・オリーブオイル……大さじ1
・粉チーズ……適量
作り方
1. れんこんは皮をむいて8mm幅の半月切り(大きければいちょう切り)にして、5分ほど酢水にさらし、水けを切る。まいたけは食べやすい大きさにほぐし、エリンギは長さを2等分にして手で食べやすい大きさに割く。にんにくはみじん切り、ベーコンは1.5cm幅に切る。
2. フライパンにオリーブオイルとベーコンを合わせて弱めの中火で熱する。ベーコンが縮んできたら、れんこん、まいたけ、エリンギ、にんにくを加えて炒める。しんなりしたら強めの中火にし、広げてときどき混ぜながら、軽く焼き色がつくまで4~5分ほど炒める。
3. 弱火にしてAを加えて炒め、全体がなじんだら火を止め、青のり、粉チーズ大さじ1を加えさっと混ぜる。器に盛り、粉チーズ適量をふる。
調理のポイント
⚫︎れんこんは水にさらすことで、余分なでんぷん質が落ちて食感がよくなります。
⚫︎エリンギは手で割くことで表面積が増え、味なじみがよくなります。
⚫︎強めの中火で焼き付けるように炒めることで、水けがとんで味がぼけなくなり、焼き色がついて香ばしさがプラスされます。
薬膳のポイント
れんこん、チーズ、エリンギ
体を潤し乾燥から守る。
まいたけ
便通を促し、便秘対策に。
旬の食材で、秋の乾燥対策を
乾燥対策として内側から体を潤すことは、肌や腸、呼吸器を健やかに保つことにもつながり、風邪予防も期待できます。気温が下がって過ごしやすく、気持ちのいい季節だからこそ、体調をしっかり整えて秋を楽しみたいですね。
薬膳では、乾燥対策に「白い食材」がよいとされています。今回使っているれんこんやチーズ、きのこ類のほか、豆腐、山芋、白ごま、牛乳などもおすすめで、フルーツなら桃、梨、りんごなどを取り入れるのもよいでしょう。
また、油脂も乾燥から体を守り、腸の潤いを助けてくれる食材です。オリーブオイルやごま油なども、適量を意識して取り入れてみてください。
今回の炒めものは汁気がないので、お弁当のおかずにもおすすめです!
いつものごはんに旬の食材を取り入れて、秋の薬膳をぜひ楽しんでみてください。
それでは、また次回お会いしましょう!