おどろき！柿の栄養と効能
柿って実は、私たちが普段食べている果物の中でもビタミンCの量がトップクラスなんだそう！ビタミンCは、美肌効果や風邪予防に期待できるので、これからの季節、積極的に頂きたいですよね。
その他にも、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防、二日酔い改善に効果が期待できるんだそうです！
柿を捨てるくらいなら「柿酢」を仕込むべし
学校の帰り道、柿が歩道に大量に落ちていてげんなりしたり、たくさん実っているのに「渋柿だからダメだぞー。」なんて言われて食べられなかったり、田舎育ちの私にとって柿は残念なエピソードばかり(笑)。実際にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、今回ご紹介する「柿酢」は、そんなお悩みも解決！簡単に、しかも渋柿でも作れるので、栄養価の高い柿を無駄にせずに済むんです！
（1）柿を発酵させて作る
こちらの方法は、熟した柿と保存瓶があればOK！渋柿と甘柿どちらでも作ることができます。
栃木県の小山市民のみなさまが、“市内でよく見かける柿を、鳥のエサにしておくのはもったいない”との思いで広められているレシピなんだそうですよ！
1.熟しきった柿を用意し、洗わず手でへたをとり、くずしながらビンに入れる。甘柿・渋柿どちらでも可。
2.菜ばしでジャム状になるまでかき混ぜる。
3.キッチンペーパーなどを輪ゴムで巻いてふたをし、１週間から１０日くらい常温で保管する。毎日１～２回かき混ぜる。
4.ぷつぷつ泡がでてくるのは発酵している証拠。下のほうに酢がたまってきたら上澄みはそっと取り除く。
5.下のほうだけ布巾でこす。１年くらいはまだ発酵しているので、紙でふたをする。
（2）柿を酢に漬けて作る
（1）は、“混ぜるだけ”なのに対し、こちらはお酢に“漬けるだけ”のレシピ。
お酢特有のカドが取れて、おいしいんだそうですよ！
そのままお酢として料理に使えるそうです。通常のお酢に柿の栄養がプラスされるなんて、嬉しいですよね！
1.密閉瓶を煮沸消毒する。
柿は洗って水気を拭き、４つ切りにして種を除く（皮はつけたまま）。
2.瓶に柿を八分目まで入れ、米酢をいっぱいになるまで入れる。
冷暗所に一週間おく。ときどき瓶をゆすって混ぜる。
3.柿を取り出す。
皮を除けばお料理に使えます♪
4.冷蔵庫で保管します。
普通にお酢として使います。
柿が手に入りにくい時はお取り寄せ
柿酢を試してみたいけど、作れる時間がないという方は、お取り寄せを。
原料は良質な柿のみなので、添加物などが気になる方でも安心ですね。
九州醸造
九州酢造 柿酢 900ml
価格：2,160円（税込）
福岡県の特産品・富有柿で、おいしいお酢をつくりたい、その思いから生まれた富有柿100%の「柿酢」です。
富有柿をまるごと醗酵させ、長期熟成しているので、酸味がつんとこない、まろやかな味です。
和食料理によくあい、ドリンクとしても5~10倍希釈して蜂蜜などを加えると美味しくいただけます。
柿酢の活用アレンジ
季節の野菜の和え物に
こちらは、柿とかぶを柿酢で和えた一品。さっぱりしておいしそうですね。
お酢を使うナムルに使う具材(きゅうり・もやし・人参)や、おひたしの醤油の代わりに使えば、健康的ですね。
サラダのドレッシング代わりに
人参とパクチーのサラダは、ホームパーティーのおもてなしメニューに。パンにたくさん挟んで食べてもおいしそう！
わんぱくサンドでは定番の具材、キャロットラぺを柿酢で作るのもアリですね。
お肉の下味に
お肉の下味に、酒の代わりに柿酢を使うアレンジ。お酢でお肉を漬け込むと、柔らかくジューシーになると言われています。から揚げの下味でも試してみたいです。
柿酢を作られている方は、炭酸水や牛乳などと割ってドリンクとして飲んだり、餃子のつけだれにしてもおいしく頂けるそうです。
通常のお酢と同じように使えるようなので、幅広く活用出来そうですね。
スーパーの青果売り場でも、柿が並べられてきました！いよいよ柿の季節です。
大量の柿にお悩みの方、ぜひ今年は簡単にできる「柿酢」を仕込んでみませんか！
