
インタビュー前編に引き続き、ギャル曽根さんにお話をお伺いします。
後編では、ギャル曽根さんがご家族に作る日々のお弁当や、アレンジ術についてもお聞きしました。
前編もぜひご覧ください!
お弁当にもぴったり!五目煮にきんぴらごぼう…和食おかずのアレンジ方法
――毎日ご主人と息子さんにお弁当を作っていらっしゃるということで、お弁当作りのアイデアも聞かせてください。
ギャル曽根さん(以下、ギャル曽根):盛り付けとかこだわってないですよ。お弁当、全然かわいくないですよ!
(隣にいたマネージャーさんから、「おしゃれではないよね~(笑)」との声)
―― 一同爆笑。
ギャル曽根:主人と息子のお弁当、全然違うんですよ!
主人のお弁当はこんな感じで、このうち3品はすごく簡単なんです。作り置きのきんぴらごぼう、カレー風味のピーマンのきんぴら、野菜を混ぜた卵焼き。ハンバーグも大量に作って冷凍しておいたものを入れています。
――にしても、6品!おかずの品数が多くてうらやましいです。
ギャル曽根:でもほぼ簡単なものばかりで。息子のお弁当はこんな感じで、完全に和食ですね。
きんぴらごぼう、ピーマンのきんぴら、小松菜とわかめの煮物、高野豆腐とこんにゃくの煮物、五目煮……おじいちゃんみたいですね(笑)。
――このボリュームたっぷりのおかずにごはんもあるんですよね?息子さん、よく食べますね!
ギャル曽根:そうなんですよ。でもハンバーグは入れても食べないという……(笑)。
――ご主人とお子さんのお弁当の作り分けは大変ではないですか?
ギャル曽根:入れているおかずはほとんど同じで、作り置きのアレンジだったりするのでそんなに大変ではないですよ!五目煮も作り置きするんですが、炊き込みごはんにしたり、刻んでハンバーグに入れたり、つくねに入れてもおいしいですね。豆や具材もたっぷり入っていて栄養もありますし。
お弁当だけでなく夜ごはんでも食べたりするので、結局2日くらいで食べきっちゃうんです。
――五目煮のアレンジがいくつも出てきましたね!他にもおすすめのアレンジ術はありますか?
ギャル曽根:きんぴらごぼうは一番登場しますね。たくさん作っておいて、刻んで酢飯と混ぜて、お揚げに詰めていなり寿司にしたり。かき揚げにしてもおいしいですよ。
――味がついているので何もつけずに食べてもおいしそうです!
ギャル曽根:はい!きんぴらごぼうがあるとすごくラクなんです。きんぴらごぼうも豆腐ハンバーグに混ぜたり、炊き込みごはんに入れたり、ロールキャベツの中のお肉に玉ねぎと刻んだきんぴらごぼうを混ぜ込んで和風の味付けにしたりだとか……。
――すごい!またアイデアがたくさん出てきてびっくりしました。きんぴらごぼうを作ったはいいものの、消費しきれなかった経験が多々あったもので……参考になりました(笑)。
ギャル曽根:ひじきの煮物なんかも、卵焼きに入れたり、つくねに混ぜたり、ゆかりと一緒にごはんに混ぜたりしますね。和食のおかずはアレンジがしやすいと思いますよ。
お昼ごはんにおすすめしたい、簡単丼とは?
――働くママや、忙しい人たちにもおすすめのレシピがあれぱぜひ教えてください。
ギャル曽根:私が作るのは簡単なものばかりなのでおすすめと言っていいのか……。でも「餃子丼」はお手軽でいいと思います!
――餃子丼!?ネーミングからしておいしそうなんですが(笑)。ごはんに餃子をのせた丼でしょうか?
ギャル曽根:皮は使わず、餃子のタネを炒めてごはんにのせるだけの丼ですね!キャベツ、ひき肉、しょうが、ニンニク、ニラを炒めて、鶏ガラスープの素や塩コショウだけで味付けしてごはんにのせれば完成です。シンプルな味付けの方がおいしいんですよ。
――それは絶対おいしいです!
ギャル曽根:丼は簡単で、子どもも食べやすいですし、野菜もいっぱい入れられるので、忙しいお昼によく作りますね。
――丼だと洗い物も少なくて済むので、助かりますね。
ギャル曽根:はい。他に、根菜をいっぱい入れた「すき焼き風丼」もおいしかったですよ!小松菜とにんじん、ごぼうを入れてすき焼き風に味付けました。このときは温玉をのせました。
しょうがとみりんと醤油とはちみつで、生姜焼き風の味付けもおすすめです。
私、丼にはひき肉を使うことが多いんです。子どもがスプーンで食べやすいので。夜は子どももお箸を使ってごはんを食べられるようなメニューにしていますが、お昼はどうしても時間がなくて……つい丼にしちゃいますね(笑)。
――では最後に、ギャル曽根さんなりの毎日のおうちごはんを楽しむためのコツを教えてください。
ギャル曽根:主人が不在のときもありますけど、なるべく家族でごはんを食べるようにしていますね。今日何があったかを話すようにしています。
あとはそうだなぁ、子どものごはんの下に茹でたうずら卵をしのばせて宝探しみたいにしたり、星形にくり抜いたにんじんを入れたり、餃子を一つだけ包み方変えたりとか……それくらいですけど、子どもも少し楽しめるようなものを取り入れたりしていますね。
――ママの遊びゴコロがあふれるごはん、なんだかほっこりします!
「大したことやっていなくて……」とおっしゃるギャル曽根さんですが、小さなお子さんの子育てに追われる日々の中で作られるお料理には、私たちにも取り入れやすい工夫がいっぱい詰まっていました。
ギャル曽根さんのアレンジ術を参考にすれば、食べきれなくて困っていた常備菜も怖くないと思えました(笑)。
ギャル曽根さん、どうもありがとうございました!