
そもそもダッチオーブンって何?
一般的には、ダッチオーブンは黒い鉄製の鍋のことを指しますが、ステンレス製のものもあり用途は様々です。
蓋には縁があるものが多く、炭火を上に置くことができます。
これにより、上下からしっかりと加熱できるので、野外でも自宅のオーブンで作るような料理ができます。
便利そうなダッチオーブンですが、「お手入れが難しそう」「どのメーカーのものを選んだらいいの?」「どんな料理ができるの?」といった悩みがあるかと思います。
そんな方は以下必見!
初心者向けダッチオーブンとおすすめレシピを紹介します。
家でも使える!初心者向けダッチオーブン4選
ステンレス製でお手入れ簡単!「SOTO」のステンレスダッチオーブン
ダッチオーブンの取り扱いなど見ていくと、「シーズニングが必要」や「洗剤は使わず洗う」という注意書きをよく目にするせいか、「ダッチオーブンはお手入れがめんどくさそう」という印象がありませんか?
そんな悩みはSOTOのステンレスダッチオーブンで解決!一般的な鍋と手入れ方法がほとんど変わらないのです。
またご家庭のコンロではもちろん、なんとIHヒーターにも対応しているんです。
値段が少し高いところが難点ですが、頑丈で長持ちするのでおすすめです。
SOTO
SOTO(ソト) ステンレスダッチオーブン
価格:22,140円(税込)
本体サイズ:幅35×奥行28×高さ16cm
重量:5.2kg
材質:ステンレス(底網:ステンレス)
原産国:日本
満水容量:5.2L
サイズ:内径25.9×深さ11.5cm
付属品:底網性、耐衝撃性も優れています。
※出典:新富士バーナー楽天市場店
ステンレスダッチオーブンならではの料理として「投汁蕎麦(とうじそば)」を紹介します。
鉄製のダッチオーブンではシーズニングという、錆防止のために油を鍋内部に塗布する作業を行う必要があるため、お出汁の香りを楽しむ料理には向きません。
しかし、ステンレス製なら大丈夫!シーズニング不要で洗剤でしっかり洗うことができるため出汁を味わう料理に向いています。
特別な加工で洗剤洗いが可能!「ユニフレーム」のダッチオーブン
ユニフレームのダッチオーブンも先ほど紹介しましたSOTOのダッチオーブンと同様に洗剤で洗うことができます。
通常のダッチオーブンは調理後、お湯を入れて汚れを浮かして捨てる作業が必要になりますが、洗剤で洗うことができるので手間を省くことができます。
これはユニフレーム社の製造工程で酸化皮膜が鉄鍋内側に作られたことによって赤サビ防止をしているため洗剤で洗うことができるとのこと。
また気になるのがお値段だと思いますが、他社と比較して安価!
初心者用として購入するにはおすすめです。
ユニフレーム
UNIFLAME(ユニフレーム) ダッチオーブン スーパーディープ 8インチ
価格:9,900円(税込)
取り扱いがとっても簡単なダッチオーブン! 1枚の鉄板から作られるユニフレームのダッチオーブンは熱伝導が良く、全体がムラなく加熱されるので、料理がとても美味しく仕上がります。
フライドチキンや炊飯におすすめです。少人数でのご使用や2台目のダッチオーブンとして人気です。
サイズ 鍋径:約20.5×9.5(深さ)cm
材質
本体・フタ:黒皮鉄板4.5mm厚、クリアラッカー焼付塗装
ツル・底網:ステンレス鋼
重量 約4.2kg
付属品 底網・レシピブック
満水容量 約2.9L
適正炊飯量 1~4合
軽くて頑丈!さらに多用途な「snow peak」の和鉄ダッチオーブン
最後に紹介するのはsnow peak社の和鉄ダッチオーブン。
底が平らになっているのでご家庭でももちろん、IHにも対応します。
しかし、なんといっても最大の特徴はとにかく軽い!そして用途が多いことなんです。
軽さの秘密は新潟県燕三条の鋳物成型技術を駆使し、極薄の鉄板で形成することができたことによります。
リッド(蓋)、スキレット、ポット(鍋)の3つにパーツが分かれており、多様な料理に使用できます。
このダッチオーブンがあれば底の浅いスキレットで作るピザや、深い鍋で作るローストチキンなど幅広く対応できそう。
価格は高め、使用後に洗剤を使うことができないなど注意点はありますが、長いこと使えるダッチオーブンになることに間違いはありません!
snow peak
スノーピーク(snow peak) 和鉄ダッチオーブン26
価格:27,864円(税込)
日本
セット内容:リッド、スキレット、ポット
材質:本体/ダクタイル鋳鉄(耐熱シリコン塗装)、ツル/ステンレス
サイズ:リッド:W316×D268×H56mm、スキレット:W316×D268×H58mm、ポット:φ268×H120mm(ツル含まず)
満水容量:スキレット/2.6l、ポット/5.4l
総重量/7.6kg(リッド/2.3kg、スキレット/2.6kg、ポット/2.7kg)
レシピ付属
家庭用ダッチオーブン「コロダッチ」も使える!
和鉄ダッチオーブンを家で使うにはさすがに大きすぎる、という方にはこちらがおすすめ!snow peakでは「コロダッチ」と呼ばれる家庭のオーブンサイズのダッチオーブンもあります。丸ごとリンゴを入れて焼きリンゴを作ったり、お手軽にスイーツをつくることもできます。
小型サイズのコロダッチ。
なんだかコロコロしていて可愛いですよね。
上の写真の型はコロダッチポット。この他にもコロダッオーバル、コロダッチカプセルという小型のダッチオーブンがあります。
コロダッチポットはリンゴ1つがすっぽり入るサイズ感なので、@beek_magazine さんのように焼きリンゴを楽しむ方も多くいらっしゃいます。
入れて焼くだけで焼きリンゴができるなんて……素敵すぎます。
このほかにもジャガイモや玉ねぎを丸ごと入れる方や、
小さめのかぼちゃを入れて、焼いたのちにバニラアイスを乗せなんて食べ方もおすすめです。
アウトドアだけじゃない!“家ダッチ” はじめてみませんか?
ご家庭でも、もちろんアウトドアでも重宝するダッチオーブンの魅力は伝わりましたでしょうか?
特にキャンプに興味をお持ちの方は、1つ持っていると料理の幅も広がります。
すでに持っている人も、コロダッチなどは使い勝手も良く、いくつか持っておくと便利かもしれません。
是非お試しください。