
大戸屋ごはん処とは?
1958年、当時はまだ、“日本人の4人に1人は栄養不足”といわれていた時代。「日本の家庭の味」を、おいしく、安心して、お値打ち価格で食べていただきたいとの思いから、池袋に大衆食堂「大戸屋食堂」を構えたのが、大戸屋のはじまりです。
“毎日食べても健康で安心なもうひとつの食卓であり続けたい”と全品50円均一で提供していた当時の理念を受け継ぎながらも、時代の流れに合わせて進化を遂げ、「にっぽんの食卓ごはん」をコンセプトに全国で定食チェーン店を展開しています。
健康を想い、やさしさの詰まったその味わいに、女性を中心に人気が広がっていきましたが、近年では男性からも広く支持を得ています。
どこか懐かしくてほっとする、そんな味が人気の大戸屋メニュー。インスタグラムのハッシュタグで「#大戸屋風」と検索してみると、ご自宅でも再現されている方がたくさんいらっしゃることがわかります。今回は再現している方が特に多かった3品とその作り方をご紹介します。
今晩のメニューはこれで決まり!?
大戸屋と言えばこれ!再現する人続出の「鶏と野菜の黒酢炒め」
大戸屋へ食事にいったら作りたくなったという@leosariさんの再現めし「鶏と野菜の黒酢炒め」。「鶏クロ」という愛称も持つ、大戸屋不動の人気No.1メニューです。
お店で野菜を洗い、下ごしらえをする。お店でかつお節を削り、出汁をひく。お店で仕込み、注文が入ってからひとつひとつ調理をする。大戸屋のこだわり、やさしい味の原点は大切な誰かを想う気持ち……、家庭の台所と一緒ですね。ひと手間加えたやさしい味、おうちでも家族のために再現したくなりますね。
お店では素揚げした鶏肉や野菜にからめた秘伝の特製黒酢ソースがポイントですが、お家では市販の黒酢にりんご酢をプラスして再現できますよ。
お弁当のおかずにもぴったり
鶏と野菜の黒酢あんの一番の特徴は、野菜もお肉もたっぷり食べられるしっかりとした味付けであること。満足感があり、さらに黒酢のパワーで午前中の疲れも吹き飛ぶお弁当は、育ち盛りの高校生のお弁当のおかずにぴったりですね。
家にある食材でアレンジ自在!
家にある食材でアレンジもできちゃいます。こちらは、鶏肉と肉団子に、黒酢を酢に変更した「肉団子の甘酢あん」。
肉団子の中には、お麩と玉ねぎ・卵などが入っていて、お麩が調味料や油を吸って中がジューシーになるそうです。外ごはんの味を想像しながら冷蔵庫にある材料で料理をする、お料理が好きな人がなせるワザですね。
火を使わずに簡単!ごはんがすすむ「大戸屋風ばくだん丼」
@maip_7i2 さんのある日の食卓。よーく見てみると、コップには「大戸屋風ばくだん丼」の具が盛られています!ちょっとしょう油を垂らして、大胆に掻き混ぜて食べるとおいしいんですよね。納豆やオクラ、やまいものネバネバは胃腸の調子もよくしてくれます。手早く作れてかつカラダにいいおかずはとても重宝しますし、おつまみにもぴったり。
仕事から帰ってきた旦那さんに作ってあげたいですね!
あの「チキンかあさん煮」も、アレがあれば簡単に再現できる!
創業時から続く人気のメニューの「チキンかあさん煮」。大戸屋の会長が子どもの頃、お母様が残りもののチキンかつを煮て作ってくれた料理が原型とのこと。チキンカツに浸っているあの特性のたれは、市販のめんつゆで代用できてしまうそうですよ。土鍋を用意して、大根おろしをたっぷり乗せたチキンカツと、たれの味が染み野菜を楽しみたいですね。
ほっこりおふくろの味。「#大戸屋風」ごはんをおうちでも!
みなさん、いかがでしたか?再現めしとして続々と増えている大戸屋のごはんですが、大戸屋の歴史も一緒に振り返ってみると、「にっぽんの食卓」がお手本とされていたことが分かります。思わず再現したくなってしまう裏側には、“おかあさんが、家族を想って、こしらえるやさしい味”という大戸屋とおうちごはんの共通の想いなのかもしれませんね。
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