年間を通して安価で手に入る「豆苗（とうみょう）」ですが、かつては中華料理店くらいでしかお目にかかれなかった高級食材だったんだそう。植物工場での栽培技術が進み、たくさんの生産が可能となりました。
豆苗は、えんどう豆を発芽させた新芽の部分。豆と緑黄色野菜の栄養価を併せ持つ優秀食材なんです！

困った時は「もやし・豆苗」フル活用の我が家（笑）。簡単おいしい豆苗レシピを5つご紹介します。

まずは中華料理店でも良く目にする豆苗の炒めもの。我が家でもあと一品欲しいな、という時によく作ります。にんにくの香りと、あっさりとした塩味でいくらでも食べられちゃいます！ビールのお供にもぴったりです。火の通りが早いので、強火のフライパンで一気に炒めましょう。

彩りがとてもきれいな豆苗と人参のナムルも、簡単に作れるのでおすすめ。仕上げに刻みのりと炒りゴマもお忘れなく！香りが良くなりますよ♪
見事な人参の千切りは貝印のスライサーを使っているのだそうです。包丁ではなかなか難しい千切りは、スライサ―があると便利ですね。

SNSで話題となった「薔薇餃子」は蒸していただくときれいに仕上がります。蒸し器が無くても、豆苗を敷いて水を注ぎ蒸し焼きにすれば大丈夫！野菜もたくさん食べれておすすめですよ。
焦げつきが心配な時には、耐熱容器を使いラップをかけてレンジ調理もOKです

気温の上昇とともに食べる機会が減る鍋料理ですが、肌寒い夜や梅雨時などに食べたくなりませんか？そんな時には豆苗とつみれをたっぷり入れた、さっぱりとスープ感覚でいただく鍋がおすすめです。

小松菜やニラ、パクチーやセリなど青野菜を中心に野菜をたっぷりと使った「草鍋」は、2016年のトレンド鍋としても話題となりました。いつもの鍋と同様スープに味を付けて食べたり、ポン酢をかけて食べたりと楽しみ方が様々な草鍋は、ヘルシー思考な女性を中心に人気のようです。草鍋の具材に豆苗もぴったりです。

一般的にスーパーなどで出回っている根がついた豆苗は、脇芽を残して切るとそこからまた再生するので、一度買うと二度楽しめる非常にコスパが良い野菜です。
詳しい再生栽培のコツは下記リンクを参考にしてみてくださいね。

また一度目は生でもおいしく食べられますが、二回目以降は火を通して食べるように気をつけてください。

豆苗はスーパーで見かけるけど、食べ方がいまいち分からないという方、結構多いような気がします。私もそうでした。ヒョロっとした野菜ですが、しっかりした味わいで、初めて食べた時は驚きました。コスパも良くておいしいので、今では頻繁に食卓に登場します。ぜひみなさんも豆苗を味わってみてください。

豆苗の扱い方やアイデアレシピが満載のレシピ本『村上農園社員がためして納得!!豆苗レシピ』も気になる！

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