
STAUBレシピ本、いったい何を買えばいいかわからない……!
鋳物ホーロー鍋「STAUB(ストウブ)」は言わずと知れた人気商品。STAUBのお鍋を入手したはいいけれど、STAUBのレシピ本もたくさんあって「どの本を選べばいいかわからない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで、STAUBに詳しいプロの方々におすすめのレシピ本をヒアリングしてまいりました。今回は厳選した5冊をご紹介します!
STAUB鍋を買ったばかりという初心者だけでなく、STAUBを日常使いしている方にもおすすめしたいレシピ本ばかりです。
日常からおもてなしまで使えるレシピ
「ストウブ」だからおいしい、毎日レシピ(河出書房新社)
著者であるサルボ恭子さんはストウブ関連のレシピ本を数多く出版されている料理家さん。こちらのレシピ本には、そんなサルボさんの普段の食卓が垣間見れるような一冊になっています。
ピーマンを丸ごと蒸し炒めする「丸ごとピーマンのチンジャオロース風炒め」や、豆腐一丁丸ごと調理してスプーンでくずしながら食べる「麻婆豆腐」など、ストウブだからおいしくできる中華料理は下ごしらえも楽でうれしいレシピです。
また、火の通りが遅い野菜から順番に入れて煮ることでそれぞれの野菜の旨みが引き立つ「ラタトゥイユ」は、私もサルボさんの料理教室で教わって以来、ずっと作り続けている一品。まずはできたてのアツアツを楽しんで、2日目は冷やしてパスタにのせたりしてもおいしいので、夏の常備菜としてもおすすめ。
日常からおもてなしまで、繰り返し作り続けたくなるレシピがいっぱいです。
(元ストウブ関係者おすすめ)
重ねて煮るだけ!シンプルなのに野菜がびっくりするほどおいしくなるレシピ
ストウブで「重ね煮」(大泉書店)
長年、ストウブのデモンストレーターとしてご活躍中の@yokosugayaさんおすすめのレシピ本は、重ね煮料理サロン「野菜と藤原」を主宰されている藤原恵美子さんの『ストウブで「重ね煮」』。
究極の無水調理である重ね煮。
野菜たっぷりの常備菜として便利な重ね煮と、アレンジレシピまで豊富。ストウブに野菜を重ねるプロセスが写真で紹介されていてとてもわかりやすい。
材料、切り方、重ね方、組み合わせ方、アレンジレシピなどが順番にわかりやすく説明されており、野菜をよりおいしく味わう工夫やその効能なども紹介されています。
基本の重ね煮からいろいろな料理に展開できたり、まとめて作って数回分ずつ冷凍しておけるので、毎日の調理が時短になるものうれしいですね。苦手な野菜も重ね煮だと食べられるようになるかも!?
また、横浜市都筑区にある藤原恵美子さんプロデュースの「CAFE RUNWAY」では、野菜本来の美味しさを最大限に引き出す「重ね煮」が味わえる他、自宅でも続けて重ね煮が食べられるように料理教室も開催されています。
肉を焼かせたら日本一!「肉ヤキスト」和知シェフ直伝のレシピ
銀座マルディ グラのストウブ・レシピ(世界文化社)
昨年、「情熱大陸」でも密着された肉料理のスペシャリスト、銀座「マルディ グラ」和知徹シェフ直伝のストウブレシピ。
カジュアルなシンプルフレンチだけでなく、マルディグラの看板メニューまで惜しげなく紹介されています。
お肉の調理のバイブル!
鶏肉の焼き方は是非試して!片面焼きで皮パリパリ身はジューシーに仕上げる。
肉の重量、厚さ、塩加減、焼き時間、焼き方、焼いている時の状態まで細かく手ほどきしてくださっているので、おうちでも気軽にビストロ料理を楽しむことができます。
お肉の味は焼き方で全然違うこと、レシピ通りに作るとお店のような味に仕上がることを実感させてくれる秀逸の一冊です。
(ストウブPRのMさん、デモンストレーターの@yokosugayaさん他、ストウブ関係者おすすめ)
肉料理のスペシャリスト、和知シェフのお料理が味わえるお店「マルディ グラ」は銀座並木通りにあります。“肉料理の聖地”と呼ばれるほど大人気のビストロですので、是非予約してお出かけください。
こねないで、さっと混ぜるだけ!パン作り初挑戦でも簡単においしくできるレシピ
「ストウブ」で、パン(河出書房新社)
材料をタッパーなどに入れてスパチュラで混ぜるだけ!「ストウブ」で焼き上げるからこそ、こねないで初心者でも簡単に、もっちりおいしいパンができちゃうんです。
レシピ本で紹介されているパンを焼きたくてストウブ鍋を購入されたり、この本との出会いをきっかけにパン作りが好きになった方も多いとか。
基本の高加水パン、カンパーニュ風、フォカッチャ風の3種類をベースに、粉や水分、具材をアレンジしてバリエーション豊かなパン作りを楽しむことができ、「ロティ・オラン」堀田シェフのわかりやすい説明も魅力的な一冊です。
(ストウブPRのMさん他、ストウブ関係者おすすめ)
手軽な野菜のおかずから肉や魚料理まで、無水調理のおいしさと楽しさが詰まったレシピ
ストウブで無水調理(誠文堂新光社)
最後にご紹介するのはストウブPRのMさん一押しのストウブレシピ本。2017年4月7日に発売されたばかりの『ストウブで無水調理』です!
ストウブの一番の良いところは無水調理ができることです。
水を入れないので、旨みが薄まらず、余分な調味料が必要ない。塩だけで本当に美味しい。
“料理が苦手な方や忙しくて料理するのが面倒な方にこそ、ストウブに頼って調理してほしい”との願いが込められていて、手軽で、楽で、美味しくできる無水調理のレシピが83品紹介されています。ストウブファンである料理家、大橋由香さんのストウブ愛あふれる一冊です。
表紙カバーを外すと、ちょっとうれしい仕掛けが……!
この本、ちょっと面白い仕掛けがしてあります。表紙カバーを外すと、ものすごいかっこいい説明書が付いています。
お鍋のサイズ紹介と、ストウブの使い方。
銀色のカッコいい説明書です
表紙カバーを外すと、ストウブの使い方説明書が!
使い始める前~ストウブと上手に付き合っていく方法、困ったときのQ&Aまで細かく書かれていて、調理中にいつでも確認できるのでストウブ初心者でも安心ですね。
また、
“ピコ・ココット ラウンド20cmはメインでも副菜でもできるので、ファーストストウブとしておすすめ“
“ブレイザー ソテーパン24cmは土鍋やフライパンがわりに使えて便利”
など、ストウブのサイズに応じてどのような料理に適しているかなども書かれているので、サイズ選びで迷っている方や2台目を検討中の方にもおすすめです。
2017年4月26日、大橋さんがオーナーを務める「ストウブビストロ はるひごはん」が神奈川県厚木市にオープンしました。厚木のお野菜と、厚木豚などを使ったストウブ料理専門店です。
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