伝統と先端技術がつまったアイスクリームに出会える『ナポリ広尾』
2017年3月27日にオープンした『ナポリ広尾』。ナポリ広尾では、イタリア王室御用達の職人から60年にわたり引き継がれた素材の本来の美味しさや手作りの味を大切にするイタリアンジェラート製法の伝統を受け継ぎ、お客さんにアイスクリームを 「大切な人と分かち合う時を創る」ことを目指しています。
お客様に最高級の美味しいアイスクリームを届けたいという思いから、今回のお店の目玉でもある「Craft icecream(クラフトアイスクリーム)」にたどり着いたんだそうです。
そもそも「クラフトアイスクリーム」って普通のアイスクリームと何が違うの?
クラフトアイスクリームが他の一般的なアイスクリームとは違う一番の特徴はなめらかなくちどけ。
一般的なアイスクリームは製造過程でしっかりと硬化させなければいけないので、アイス本来のなめらかな口どけが半減してしまいます。しかしクラフトアイスクリームは、硬化の過程を挟まず、注文を受けてからその場で作るので、アイスクリームの中でも一番おいしい状態である出来たてのアイスクリームをいただけるんです。
話題のお店にアイス好き編集部が潜入してみました。
実際クラフトアイスってどんな食感でどんな味なんだろう?すごく気になります。
食べてみたいと思ったら善は急げ!そこで……
おうちごはん編集部の中でもアイスをこよなく愛している編集長のやんさんとライターのたつの2人で、実際にナポリ広尾にお邪魔しました!
ん……アイスのショーケースがない?
まず、お店に入って思ったのは、一般的なアイスクリーム屋さんなら必ずあるアイスのショーケースがどこを探しても一切ないこと。その代わりにショーケースには素材にこだわったフルーツやジュレなどのトッピングが美しく並んでいました。
気になるアイスクリームはどこにあるのかというと、ショーケース隣のアイス製造マシンの中。クラフトアイスクリームのためだけに開発した特別なアイスミックスを使い、注文を受けてから1つ1つ丁寧に作っていくそうです。
実はアイス以外にもこだわりが!
ナポリ広尾では、アイスを入れるカップにもこだわっています。不思議な形のこのカップはおしゃれな紙容器で有名な「WASARA」のもの。すっと手に馴染むような持ち心地を実現しています。
また店内のテーブルなどのインテリアは、ウッド調でカジュアルさがありながら上品なデザインのものに統一。外にはテラス席もあり、デートスポットとしてもおすすめですよ!
待望のクラフトアイスクリームとご対面!
こちらが、出来あがったクラフトアイスクリーム。どれもかわいくてどれから手をつけようか悩んでしまいます。
※上段左から
マチェドニア ¥540(税込)
ジャポネ ¥540(税込)
ティラミス ¥540(税込)
※下段左から
イチゴミルフィーユ ¥540(税込)
オレンジマーマレード ¥540(税込)
一番人気!「イチゴミルフィーユ」
まずはお店で一番人気の「イチゴミルフィーユ」をいただきました。
食べた瞬間にわかるクラフトアイスクリームのなめらかさに思わず感動!
そしてクラフトアイスクリームの良さを際立させるための控えめな甘さのイチゴソース。アイスのなめらかさとパイクラッシュの食感が混ざり合って、食べるのが楽しい一品でした。
イチゴ好きのやん編集長は「どれもおいしいけれど結局イチゴミルフィーユに落ち着いちゃう」とお気に入りの様子でした(笑)。
不思議な食感を楽しめる「オレンジマーマレード」
「オレンジマーマレード」は、食べた時の不思議な食感にびっくり!
なめらかなクラフトアイスクリームとぷるぷるのオレンジジュレの合わさった心地いい食感はいつまでも食べていたいと思っちゃうぐらいなんです。柑橘系のさっぱりとした味も楽しめるので、じめじめとした暑い日に食べたらすっごく癒されますよ。
たくさんのフルーツで色鮮やかな「マチェドニア」
まるで芸術作品のような見た目で、日本ではあまり聞き馴染みのない「マチェドニア」。
トッピングのゼリーやフルーツには、マラスキーノというチェリーを原料としたリキュールのシロップをが使われており、独特の苦みがあります。この苦みがアイスの甘さと絶妙に合っていて、まさに大人の味。ライターたつはマチェドニアを食べていて「リッチな大人の気分だ~」と一人幸せに包まれていました(笑)。
日本の良さとイタリアの伝統が出会った「ジャポネ」
和風食材をトッピングした「ジャポネ」は、優しい味わいのあんこにピンク色の白玉、アイスには抹茶ソースがかかっていて見た目にもアクセントになっています。あんこの上にそっとのっているのは柚子ジャムなんですよ。
口に入れてみると、贅沢なクリームあんみつをいただいているような気分に!容器の底にはパイクラッシュが入っているので、色々な食感が楽しめます。大人の方はもちろん、お子さんでも楽しくいただける一品です。
ライターたつが一押しする「ティラミス」
男性ライターたつが虜になったのは「ティラミス」。一口入れた瞬間に広がるココアやコーヒーの苦味とクラフトアイスクリームの甘味、そして食べ進めるとザクザクとしたクランチ。1つのカップの中で食感や味が何度も姿を変えて、食べるのが本当に楽しかったです。甘いのがちょっと苦手な方や男性の方にオススメしたいです!
シンプルに、クラフトアイスクリームだけを楽しむこともできます!
実は当初メニューになかったクラフトアイスクリーム単品ですが、お客様の「単品でも食べてみたい!」というご要望によりメニューとなりました。
上品な甘さと至福の口どけ、濃厚な味のクラフトアイスクリームはそれだけでも申し分ないぐらい美味かったです!
「クラフトアイスクリーム」はお店でしか味わえない!
最後に、そもそも私たち“おうち”ごはん編集部なので、テイクアウトできるかどうかが気になるところですが.....
写真からもお分かりのとおり、クラフトアイスクリームは出来たてを提供するので非常に溶けやすく、お店でしか味わえないんです。
しかし今回取材をさせていただき、その理由がとてもよくわかりました。
日本で唯一クラフトアイスクリームを食べられるナポリ広尾。出来たてのアイスクリームを味わいに、ぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
新メニューの追加も予定されているとのことなので、ナポリ広尾のWEBサイトもチェックしてみてくださいね。
ナポリ広尾の皆様、ありがとうございました!