【うちベジ】Vol.1 キャベツを使った作り置きレシピ!

ウエキトシヒロ(@utosh)さんの新連載「うちベジ」。Vol.1はキャベツの作り置きレシピをご紹介いただきました!野菜がもりもり食べられてアレンジも効く万能料理です。キャベツというと普段決まった料理にしか活用イメージがないという方には特におすすめのレシピです。ウエキさんのアレンジレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。

新連載「うちベジ」はじまります!

こんにちは!この度『おうちごはん』にて新連載「うちベジ」を始めさせていただく事になりました。
インスタグラム @utosh のアカウント名で、主に料理などくらしにまつわる投稿をしているウエキ トシヒロと申します(アカウント名はウトッシュと読みます)。

いやいや、始まりました。この連載!
こんなに素敵な連載が始められてとても嬉しいです。

まず「うちベジ」というタイトルについて!

これは僕が作ったタグ「#とりあえず野菜食」をおうちでもやろうという積極的なタイトルなわけです!

その前に「とりあえず野菜食って何?」という事になりますが、とりあえず野菜食とは僕が作ったインスタグラムのハッシュタグです。

“野菜を食べる” というのは “ラーメンを食べる” とか “肉を食べる” とかと違って、義務と言うか「せねば」的な思いがあると思います。誰に言われるわけでもなく、せっせと自分の為に野菜を食べます。野菜が嫌いだとしても食べなくてはいけない。

僕が良く例えに出すのですが、「トンカツを食べる為に千切りキャベツを切る」という野菜も一緒食べないとという、普段の生活の中でちょっとでも多く野菜を取り入れようとするこの感覚をタグにしたのが「とりあえず野菜食」です。

他にもお弁当にいれるトマトとか、ブロッコリーとか、色々例をあげれば出てきますが、そんな感じです。

連載名の「うちベジ」について

それではやっと今回の連載「うちベジ」についてですが、これは僕が考えている事の「大枠」。
食事は今やレストランやコンビニ、デリバリーなど色々なスタイルで食べる事はできるけれど、家族で食べる「内食」つまり「おうちごはん」が基本だと改めて思っています。

なのでこの『おうちごはん』というメディアのタイトルには共感するところがあるんです。この『おうちごはん』の中に「うちベジ」があってほしいと思い、このタイトルをつけました。

記念すべき1回目の投稿は?

そんなわけで「うちベジ」1回目、いきたいと思います。

まず記念すべき1回目はキャベツを使った作り置きレシピの紹介です!

なぜキャベツかと言うとキャベツって「日本人のソウルフードかもしれない」と思ったからです。

長くなりそうなので、手短に書くとですね……先ほどの「トンカツに千切りキャベツ」もそうなのですが、妻の友人がフランスからホームステイに来た時に「なぜ日本人はこんなにキャベツを食べるの?」と不思議がったんですね。飲み屋のお通しだったり、お好み焼きだったり、いたる所でキャベツを見ると。
なるほど、確かに言われてみればキャベツ食べてるな〜とそこで初めて思ったわけです。

それからキャベツを意識するようになったのですが、
フランス人に言われるまでなぜ気づかなかったかと言うと、決められた料理にしか日本人はキャベツを使わないからなのかもしれません。アレンジをあまりしない。お好み焼き、焼きそば、塩キャベツなど、あまりレパートリーが無く、材料感がすごい、というイメージが個人的にはありました。

そんなキャベツですが、もちろん栄養たっぷり!
ビタミンCやビタミンUなんてのもあります。他にもカルシウムだったり、βカロチン、カリウム、葉酸なんかも豊富です。上手に使ってうまく食べたいですよね。

キャベツ炒めの作り置きレシピについて!

そんなわけで今回作るレシピは「キャベツ炒めの作り置き」です!
キャベツに人参とウインナーを合わせて、アンチョビ、赤唐辛子で味付けをします。そんな作り置きです。

「キャベツ炒めの作り置き」

材料(2〜3人分)

・キャベツ……1/4玉
・人参……1/2本
・オリーブ油……大さじ1
・ウインナー……2本
・アンチョビ……2枚
・赤唐辛子……1本
・塩......適量
・黒コショウ……適量

作り方

1. キャベツを4cmくらいの適度な大きさに切る。人参は大きめの千切りにし、ウインナーは5mm幅にスライスしておく。アンチョビは細かく刻む。赤唐辛子は輪切りにする(種はとってもいいし、とらなくてもいいです。お好みで)。

2. 炒める前に少しキャベツと人参を蒸す。フライパンに大さじ3の水をいれて、キャベツと人参をいれ、蓋をして中火で3分蒸し焼きする。

3. 2の野菜は一旦フライパンから取り出す(別のフライパンを用意してもいい)。そこにオリーブ油、アンチョビ、赤唐辛子、ウインナーを入れて軽く炒める。

4. 一度取り出した野菜を入れ戻し、よく炒めたら塩、黒コショウで味を整えたら完成。

「先ベジ作り置き」としてぴったりです。

ちなみに、「先ベジ作り置き」についても少し説明を。
血糖値の急上昇を避けるために、できる限り食事の最初に野菜を食べようという考えが「先ベジ」。ただ、お腹が減っているときに先に野菜を調理して食べるなんて、ちょっとしんどいですよね。
そこで野菜を使った作り置き料理があると、食前にちょっと食べたり、アレンジしたりできて便利だと思います。
そういうわけで、「先ベジ」と「作り置き」というワードはくっつくな~と思い、「先ベジ作り置き」と呼んでみました。

ジップロックなどに入れて、冷蔵庫にて3日保存可能です(なるべく早めに食べ切りましょう)。

アレンジレシピ「キャベツ炒めの作り置きパスタ」!

この作り置きだけでも十分ですが、作り置きは色々な料理の具としてアレンジしてもいいです。今回はパスタにアレンジしましたが、焼きそばとかもピッタリ。というかちょっと焼きそばの具を意識しています。
でも焼きそばだと面白みがないので、今回はパスタで!

「キャベツ炒めの作り置きパスタ」

材料(2人分)

・キャベツ炒めの作り置き……2/3程度
・パスタ……160g
・塩(パスタを茹でる用) ……お湯の量に対して8〜10%くらい
・オリーブオイル ……大さじ3
・ニンニク ……1片

作り方

1. パスタ用に鍋にお湯を沸かし0.8〜1%の塩を加える。(1Lの水だったら8〜10g、2Lの水だったら16〜20gの塩)
2. お湯を沸かしている間にフライパンにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れてなじませておく。
3. パスタを表記の時間より2分くらい短めの設定で茹で始める。
4. パスタを茹で始めたらフライパンを熱し、弱火でニンニクを炒める。
5. 茹で上がり2分前くらいでフライパンに茹で汁をお玉1杯分くらい加え、オリーブオイルとよく混ぜ合わせ乳化させ、そこにキャベツ炒めの作り置きを加える。
6. 茹で上がったらパスタを加え、パスタが食べやすい固さ(アルデンテ)になるまでよく絡めたら火を止めて完成。

以上でパスタも完成です!

こんな感じで今後ともよろしくお願いします。


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