おうちでがんもどきを作ってみよう!
水気をしっかり切った豆腐に卵やすりおろした山芋、刻んだにんじんやごぼうなどを混ぜ合わせて成形し、油で揚げて作るがんもどきは具材のバリエーションも豊富で、旬の食材を加えたり様々な楽しみ方ができるのも魅力。
今回は、おうちで作ってみたくなる手作りのがんもどきレシピ2つと、手作りがんもどきを使ったおいしいアレンジをご紹介します。
自家製がんもどき
大好きながんもどき。
手作りするようになり
市販のものは買わなくなりましたね。
揚げたてが最高。
枝豆、にんじん、ごぼう、ツナ、コーン、ひじきなど、具だくさんで食べ応え満点な自家製がんもどき。
作る際のポイントは、しっかり豆腐の水切りをすること! 生地が柔らかすぎる場合は、長芋の量を調整しながら作ってみてください。
材料(4人分)
・木綿豆腐……350g×2丁
・ごぼう……1/2本
・人参……小さじ1本
・ひじき……50g
・冷凍枝豆(剥いたもの)……100g
・ツナコーン缶……2缶
※普通のツナ缶で大丈夫です
・長芋(すりおろしたもの)……大さじ4〜5
・片栗粉……大さじ3
【A】
・塩コショウ……適量
・粉末和風だし……小さじ2
※粉末ガラスープでも大丈夫です
・白だし……小さじ1
作り方
1. 木綿豆腐は重しをのせ、しっかり(一晩ほど)水切りしておく。
2. 人参は細切り、ごぼうは短めのささがきにし、さっと茹でておく。
※電子レンジ調理でも大丈夫です。
3. 枝豆は解凍、コーンツナは水分をしっかり切っておく。
4. ボウルに1を入れて手で潰し、滑らかになるようにヘラやスプーンなどで混ぜる。長芋と片栗粉を加えて、しっかり混ぜる。
5. 4にしっかり水気を切った2と3を入れ、さらにひじきも加え混ぜる。
6. 5にAを入れ味付けし混ぜ合わせ、好みの形に成形する。
※手にサラダ油を少し塗るとくっつかずきれいに成形できます。
7. 170℃の油で6をキツネ色になるまで揚げる。
※フワッと浮く感じになればOK。
※最初、ひっくり返すまでは触らないでください。
レシピ出典:Instagram(@natsu4659)
揚げたてを辛子醤油やポン酢などで。
あつあつのがんもどきに生姜風味のあんをかけ、刻みねぎを添えて。
滋味深く、ほっとするようなやさしい味わいの手作りがんもどき。煮物やおでんはもちろん、あんかけにするのもおすすめです。
うど入り春の飛竜頭
関西では”ひりょうず”、関東では”がんもどき”と呼ばれています。(中略)
”飛竜頭”は語源をたどれば、ポルトガルの伝統菓子filhos/フィリョース(混ぜた小麦粉と卵を油で揚げたもの)が語源だそう。
独特のほろ苦さとさわやかな香りがたまらない春の山菜、うどを使って飛竜頭に。
作る際のポイントはこちら。
・生地は手でつかんだ時、垂れずに持ち上げられるくらいの硬さが理想です。豆腐の水気によっては、卵は半量で大丈夫です。
・山芋でなく長芋を使う場合は、水分量が多いため、卵の量を調整してください。
・生地がゆるくなってしまった場合は、片栗粉を大さじ1〜 入れて様子を見てください。
ふわふわ柔らかながんもどきにうどのシャキシャキとした食感、この季節ならではの味わいが楽しめるレシピです。
材料
・木綿豆腐……2丁(1丁400g)
・乾燥芽ひじき……2g
・にんじん……50g
・うど……50g
・キクラゲ(生あるいは水で戻したもの)……20g
・山芋……50g
【A】
・卵……1個
・塩……小さじ1
・砂糖……大さじ1
・揚げ油……適量
<バルサミコ醤油>
・バルサモ・ディヴィーノ……適宜
・醤油……適宜
下準備
・木綿豆腐は乾いた布巾やキッチンペーパーではさみ、上から重しをして一晩おき、しっかり水分を抜く。
・ひじきは30分浸水し、ザルにあけておく。にんじん、うどは5mm角に切っておく。キクラゲは3cm長さの細切りにしていく。山芋はすっておく。
作り方
1. 水切りした豆腐をフードプロセッサーなどで滑らかになるまで攪拌し、さらにすりおろした山芋、Aを加えてさらに攪拌する。
※卵はまず1/2個入れて様子を見て、生地が柔らかすぎない場合は全て入れてください。
2. 1にひじき、にんじん、うど、キクラゲを加えて混ぜる。
3. 2のタネを好みの大きさで均等に分け、油少々(分量外)をつけた手で団子状にし、160℃の油で6分前後揚げる。表面がほどよく色づいたら引き上げ、よく油を切る。
4. 器に盛り、バルサモ・ディヴィーノと醤油を好み量で割ったバルサミコ醤油でいただく。
揚げたての飛竜頭を、醤油とバルサミコ酢で作ったソースとともに。
外はカリッパリッ、中はふわっと、手作りだからこその特別なおいしさをご堪能ください。
がんもどきのおいしいアレンジ
がんもバーガー
香ばしく焼いたがんもどきにハンバーグ 、トマト、チーズ、レタスを挟んで。
見た目のインパクト抜群ながんもバーガー。今回は福井県にある小坂屋豆腐店さんの手造りがんもどきを使って。表面をカリカリに焼くのがおいしさのポイントです。
がんもどきスパイスカレー
がんもどきをまるごと3枚使った、ボリューム感あふれるスパイスカレー。
豆腐屋さんの手造りがんもどきを油でカリッとなるまで揚げて、生姜をたっぷり効かせたすっきりと辛めのカレーをあわせて。
大豆の甘みが際立つアレンジ 、やみつきになるおいしさです。
お好みの具材で楽しもう
今回ご紹介したように意外と手軽に作ることができるがんもどきは、冷蔵庫に残っている野菜を刻んで加えたり、お好みの材料でアレンジが自由に楽しめるのもいいですよね。
揚げたてあつあつをおうちでもぜひ楽しんでみてください。