プロの手さばきに感動!!石井食品の「日本の栗ごはん」ができるまで

プロの手さばきに感動!!石井食品の「日本の栗ごはん」ができるまで

「イシイのミートボール」でおなじみの石井食品さんが栗の皮剥きを手でされているというお話を聞きつけ、八千代工場に取材に行ってきました!石井食品では9月から11月上旬の間「日本の栗ごはん」の製造のために1日500kgの栗の下処理をしているのだそう。今回は思わず見入ってしまうプロの技や栗ごはんのこだわりなどをレポートします。

栗って下処理がめんどくさいですよね……

どーも、おたつです。
今年の夏の猛暑が嘘だったみたいに涼しくなり、季節はすっかり秋になりましたね。
田舎に住んでいる私は、このぐらいの季節になると、近所の方に大量の栗をいただきます。
栗をもらうと嬉しいのですが、やっぱり下処理が大変だな……と思います(笑)。
(そう思っている人も少なくないはず!)

そんな栗の下処理ですが、千葉県船橋市に本社を置く石井食品では期間限定で日本各地の栗を使い、地域ごとの味を再現した「日本の栗ごはん」という商品を販売しており、その商品ために9月から11月上旬まで毎日500kgもの栗を剥いているんだそうです。しかも手作業で!

どのように剥いているのだろう?……すごく気になります。
ということで、早速おうちごはん編集部が突撃取材に行ってきました。

いざ石井食品の八千代工場へ

実はおうちごはん編集部が八千代工場に行くのは今回で2回目。
以前伺った時は一般の人でも参加できるミートボールの製造現場の見学でしたが、今回は関係者しか入れない場所で実際に栗を剥いているところを見学させていただきました。

取材当日はあいにくの曇り空で真っ白(前回の取材は青空!前の取材記事もぜひご覧くださいね)。
でも ”イシイの” ロゴマークは遠くからでもしっかり確認! 東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅から、赤いロゴを目指して歩いて無事到着です。

以前の取材はこちら

徹底した衛生管理を体験

まず工場の製造現場に入るにはいくつかの衛生管理を通過しないといけません。

異物混入を防ぐため、私たちも白衣に着替えました。なんだか、普段着ないこういう服装に着るだけでわくわくしちゃいます。
(ちなみに、私たちのポーズは石井食品のロゴのマークにあるをしているつもりです。わかりづらい……)

着替えた後に、粘着性のあるローラーで、ごみを取るために1分以上かけて身体中をくまなく転がし、その後にローラーで取り切れなかったほこりを取り除くために、エアーシャワールームで全身に強い風を浴びます。

▲(写真左)粘着ローラーで1分間とにかくコロコロほこり取り。(写真右)エアーシャワールーム。強風をあびて最終仕上げ。

工場の中に入ると栗のいい香りが……!!

ようやく準備ができ、工場の中に入ると、そこには待ちに待った大量の栗がありました。
もともと、石井食品では中国などの工場で栗剥き作業を行っていましたが、国産の栗の鮮度を生かすために丁寧に処理をしたいということから、商品に使用する栗をすべて自社で処理を行うことにしたんだそう。

そのため日本国内で厳選されたこだわりの栗を使用しており、一つ一つ大粒でつやっとしたきれいな形のものが多い印象でした。

では、気になる栗剥き作業を見ていきましょう!
まずは先ほどの大粒の栗を、専用の栗剥き機に入れて1分ほど待つと……。

下の写真のような鬼皮の剥けた状態の栗と砕けた鬼皮が出てきます。
鬼皮を剥くあの苦行といえる作業をあっという間にやってくれるので、見ていてスカッとします(笑)。

ですが、まだこの機械を通しただけでは、渋皮が残っている状態の栗がちらほらとある状態。

そこで、機械で剥ききれなかった渋皮を今度は栗剥きのプロたちのの手によって剥いていきます。

栗剥きのプロたちの手仕事を拝見

石井食品の八千代工場では、1日20人程度のスタッフで、1人当たりおおよそ20kgの栗を処理していきます。

「そんなに大量の栗を本当に1日で剥けるの?」と思いますが、そこは何年も栗をむいているプロ。I型ピーラーを使い、1粒あたり2~3秒程度で渋皮のないきれいな栗へと仕上げていきます。

左から順に、鬼皮がついている栗、機械で処理した後の栗、栗剥きのプロによって処理された栗。並べてみると一目瞭然で、すごいスピードで正確に栗をむいていくプロの技は感動もの。

▲左から順に、鬼皮がついている栗、機械で処理した後の栗、栗剥きのプロによってきれいに仕上げられた栗。

最後に計量を行い、栗を仕分けたら栗の下処理完了!
この後は、「日本の栗ごはん」に使われたり、栗きんとんに加工されていきます。

ちなみに下処理後の栗が冷水につかった状態にしてあるのは、少しでもきれいな状態の栗を食卓に届けるための石井食品のこだわりポイント。

栗は空気中にさらしておくと、徐々にくすんだ色に変化してしまいますが、皮を剥いてすぐに冷水にさらすことで色の変化や割れを防ぐことができるんです。こうすることで漂白剤や着色料を使う必要がないのです。

Let’s 栗剥き体験!

今回は特別に、先ほど栗剥きのプロたちがやっていた栗剥きを実際に体験させていただきました。
まずは、ピーラーで指を切るのを防ぐために、耐切性のある厚手の軍手を付けて指先を水で湿らせます。そうすることで、栗をしっかりとつかむことができました。

プロと同じI型ピーラーを片手にいざ栗剥き体験スタート。
「さっきまで、栗剥きのプロが簡単にやっていたから私にも簡単にできるかも……」と思っていたのですが、いざ栗剥きを始めてみると自分の考えが甘かったことを痛感しました。

何と言っても、栗を持つ手の力加減が難しい。力を入れすぎてしまうとすぐ手から栗が抜けてしまい、弱めすぎると今度は栗をうまくつかめず、渋皮が剥けません。また、栗の表面がごつごつしているのもあって、ピーラーで剥くのも一苦労でした。

栗剥きのプロは、絶妙な力加減で栗をつかみ、栗の表面を滑らせるようにスムーズに栗をむいていたのが、本当にすごいことだったと改めて実感しました。

最後に「日本の栗ごはん」を食べ比べ

最後に「日本の栗ごはん」を試食させていただきました。
「日本の栗ごはん」は、栗本来の色・風味を楽しんでもらうためにもちろん無添加調理。ベースのだしも栗本来の旨みを引き立てるためにシンプルな味わいになっています。

今回私たちは、八千代工場で製造している笠間・成田・日高の3種の栗ごはんを試食しました。
笠間市の栗ごはんは栗の旨味を最も感じ、成田市の栗ごはんは口に入れた瞬間に広がる栗の香りが心地よく、日高市の栗ごはんは口に入れたときはもちろん後味にも栗の旨味を感じることができました。
どれも栗の個性が活かされていおり、甲乙つけがたい逸品でした。

ちなみに工場の人たちに人気があるのは「埼玉県日高市」の栗ごはんなんだそうです!

今年収穫した日本の栗を味わおう

今回ご紹介した「日本の栗ごはん」シリーズは合計6種類。期間限定・数量限定で販売中。

私たちが試食した栗ごはん以外にも、京都府の京丹波町や岐阜県の山県市、熊本県やまえ村の栗を使用したものもあります。
もちろんすべて無添加調理で栗本来の色や風味を感じることができます!

日本の栗ごはん | 石井食品株式会社

栗の産地から一番近いイシイの工場で、栗剥き加工から栗ごはんへの調理まで一貫して調理することで鮮度も品質も高く仕上げられている石井食品の栗ごはん。
地域ごとに栗の味が違うので、自分のお気に入りを見つけるのも楽しいと思います!
旬のおいしさをぜひ味わってみてくださいね。

石井食品「栗ごはんの素」の購入ページはこちらから

ミートボールの工場見学は通年で開催中

今回の栗剥きの見学は一般公開はされていませんが、石井食品では、「八千代工場」「京丹波工場」「唐津工場」の各工場で、原材料の履歴管理や生産工程、検査体制、情報公開の仕組みなどを学ぶことができる工場見学を実施しています。
(ただし、11月、12月は弊社繁忙期のため、工場見学はお休みです)

もしご興味ある方はぜひチェックしてくださいね!

イシイの工場見学

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